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超乾燥 [雑記]

連日湿度40%切っていて死ぬ。寝てる間にミイラになりそう。

今週はこんな話でごんす。

・和菓子
和菓子と言っていいのだろうか。和菓子ってなんだ?

・またもやAIが凄過ぎる
今回はお絵描きさんの存在意義を揺るがすようなものじゃないので安心。

・今週の進捗
絵の話。いつもの。

・ありがたいお言葉
絵の話。大御所イラストレーターさんのお言葉について考えます。

ほいではどうぞ。


・和菓子
先日、大垣共立銀行の株主優待でお菓子を頂きました。
株価が長いこと低迷しているせいか、年々優待品がショボくなって行くんですよね…いくつかの商品から選べる方式であり、確か2年前はいずれも2,000円相当でしたが、今年は500~1,000円程度のラインナップです。せめて価格帯は統一してくれ。

今回は1,000円相当と思われるお菓子セットを貰ったのですが、ただ一番お得だから貰ったってワケではありません。最高額が化粧ポーチとかだったら使い道無いので貰いませんし。お菓子セットの中に僕が超超超絶大好きなアレが含まれていたのです。

20211030.jpg
お菓子セット

蛍光灯の真下でテキトーに撮ったので影でよくわからん写真なんですが、一番上の白黒の二つです。「三川」と書いてあるヤツです。同様のお菓子で有名なものは鼓月の「千寿せんべい」ですね。贈答品とかで見かけることも多いかと思います。

上の画像じゃよく分からんという方は千寿せんべい公式サイトをご覧下さい。
https://kogetsu-ec.com/SHOP/304002/list.html

コレ大好きなんですよねぇ。和菓子のようで和菓子でない、洋菓子かといえばそうとも言い切れない。これはまさに「We Are The World」です。お菓子界のマイケルジャクソン。お菓子に国境は無い、それはお菓子というひとつの世界なのだ!

なお、オチはありません。終了。


・またもやAIが凄過ぎる
世のお絵描きさんを鏖殺せしめんとするAIシリーズですが、今回はそんな物騒なモノではございません。ちょっと面白いですが、今のところ実用性は無さそう。

Google AutoDraw
https://www.autodraw.com

簡潔に言うと「テキトーに描いた絵をAIが判定して清書してくれる」です。
例を見て行きましょう。

20211030b.jpg
僕が5秒で描いた可愛い猫ちゃんが…

20211030c.jpg
にゃんと!ちゃんとした猫ちゃんに!

もう少し崩して描いてみましょう。どこまで認識出来るかな?

20211030d.jpg
怪物か?

もはや生き物なのかさえ分からないですが、上と同じ絵に変換できました。これで猫という答えを導き出せるとは、AIさんちょっと忖度し過ぎじゃないですかね…

耳と顔の丸みを描いた時点で猫が候補に挙がってきているので、形状が何%一致しているかとかそういう判断っぽいですね。よほど特徴を外していない限り&よほどマイナーなモノでない限りはしっかりとフォローしてくれそうな感じがします。

最近の顔認証技術なんかは物凄い高度な事をしていますから、それと比べたら簡単な絵をマッチングさせるなんてのはGoogleの技術力があれば造作もないことでしょうな。

これの使いどころとしては、絵の苦手な人が言葉の通じない方とコミュニケーションを取る際に使えそうですね。「トイレどこ」みたいな。

20211030e.jpg
こうやって描けば

20211030f.jpg
こうなります

え、翻訳アプリ使った方が早い?それを言っちゃあおしめぇよ…


以下、絵の話なので畳みます。






 

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浦島太郎 [雑記]

なんでか知らんけど気付いたら1週間経っていた。

今週はこんな内容です。

・叱られたい
絵の話だけど一般的な話でもある。

・レンブラントについて
絵の話。先週の話を深堀りします。

・今週の進捗
絵の話。いつもの。

ほいではスタート。


・叱られたい
大人になると叱られなくなるじゃないですか。
仕事で失敗したりしても叱られるのは若いうちだけで、年を取れば呆れられ冷ややかな目で見られて終わりです。責任追及はされるかもしれませんが、叱ってもらえません。

あ、僕は仕事で失敗したりはしませんよ。
働いていないので。

で、絵の話なんですけどね。世の中には「やたらと酷評してくる人」や「下手だと貶してくる人」がいるという話があります。実際、Twitterなどでこのような言葉を投げかけられて悩んでいるお絵描きさんは結構いらっしゃるようです。

幸いにして僕は遭遇したことがないのですが、それはなぜなのだろうかと。
いくつか考えてみたのですが…

1.酷評や暴言を吐けないほど上手い
当たり前ですがコレは無いです。一応挙げただけです。

2.酷評や暴言を吐く程度の価値もない
コレはあるかもしれん。でも客観的に見てそこまで下手ではないはず。
少なくとも「ココが変だよね」と指摘して貰える程度のものは作れていると思う。

3.酷評や暴言を吐く人に発見されていない
ほぼ確実にコレですよね。知名度が低過ぎて発見されていない。

逆に考えると、酷評や暴言で悩んでいる人は知名度のある実力者なのでは…「アンチもファンの一部」という言葉があるように、ファンのいない人にはアンチもいないので。いわゆる「その他大勢」にはアンチさえ現れません。僕のようにな!


僕が多くの方に絵を見て貰いたい理由の一つにコレも含まれるんですよね。酷評でもなんでもいいから、意見が欲しいのです。自分じゃ絶対に気付かないことってあるじゃないですか。それに気付きたいのです。(その意見を取り込むかどうかは吟味の結果次第)

幸いにしてどれだけぶっ叩かれても折れない図太さを備えているので、どんな酷評でも正面から受け切る自信があります。そして暴言はスルーする。

叱って貰える環境って実は幸せなことだったんだよなぁ…子供の頃にそれを理解できていれば、もっとマシな人間になれたのかもしれない。無念。
※「お前はクズだ」とかいうのは多くの場合叱りじゃないので誤解なきよう。


なお、僕のPixiv総閲覧数は173,859回ですが、これまでのコメント数は112件です。つまり1500人に1人がコメントをくださっているのですが、そのうち100件程がスタンプなので文字の感想は12件ぐらいということになります。つまり14,500回で1件であり、この状況で何らかのご意見を頂くのは不可能と言わざるを得ない。

最近の1枚当たりの閲覧数は1,500回ぐらいなので、10枚描いて1件感想を頂けるかどうかということになります。もっと興味を持って頂ける絵を描けるようにならないと。


一番確実なのは「絵の学校へ行く」なんですけどね。絶対叱って貰えるので。
でも、ニート生活にどっぷり浸かってしまったので通学は無理や…



以下、絵の話なので畳みます。上もほぼ絵の話だったけど。




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夜明け [雑記]

日が昇る前に寝た方がいい。

今週はこんな内容でもす。

・スマホ
今更な話ですが、楽天UN-LIMITの話。

・今週の進捗
絵の話。いつものやつ。

・構図の話
絵の話。すんごい前に書こうとしたんですが機を逸して。

ほいではドボン。


・スマホ
今年の4月ぐらいまではソフバンだったんですが、電話を一切使わないのに料金だけ払っているのが馬鹿らしいので楽天に変更しました。僕にとってスマホは目覚まし時計&キッチンタイマーなので、そんなもんに月々2,000円だかそこら払いたくないです。

楽天は1ヶ月の通信量が1GB未満だと使用料が0円になります。僕は家から一歩も出ないマンであり、スマホを使うとしても家のWi-Fiで繋ぎますので通信量はゼロです。仮に電話を掛ける用事があったとしても、楽天アプリだかなんだかを使って電話をすると無料になるらしいです。(電話を掛けることがないので詳しくは知りません)

で、問題はここからです。

上の通り僕のスマホはただの時計なので、最新機種に買い換える意味がありません。そのままの機種でSIMだけ入れ替えればええやろ…と思っていたんですが、古い機種は新しい楽天SIMの仕様に対応していないので一部の機能が使用不可となります。

僕の機種の場合、公式ページの説明によると通話(こちらから掛ける、相手から掛かってくる)が不可能と書いてありました。別に電話しないし、どうしても必要ならLINE通話でもOKなので別にいらんのですが、やっぱり機能不全ってのは気になるじゃないですか。
(nova liteという古い&廉価モデルです)

それでゴチャゴチャ弄ったらなぜか電話出来るようになりました…たまに。
家電から自分の携帯に掛けると繋がらないし、auの携帯から掛けても繋がらないんですが、間違い電話は掛かってくるんですよねぇ…なんだろう、相手が楽天携帯だと繋がるのかな。なんかよく分かりませんが、緊急時にその「たまに繋がらない」のタイミングが来てしまうと困りますよね。テキトーにお安い中古品でも買っておくかなぁ。


確か楽天公式から1万円以内で買える機種もあるので、通話と簡単なネット閲覧ができりゃOKだぜ!という方は楽天にしてみるのもアリかもしれません。動画とか見ない限り、1GB使うことなんてありませんからね。基本0円で済むはずです。

ただ、楽天アプリからの通話は音声品質が悪いらしいのでそこは要注意かもしれません。声が聞き取れなかったり、伝わらなかったりしたら意味無いので。そうはいっても、サービスが存続しているのだからこの辺りはもう改善されているのかもしれませんね。ずっとその状態であるなら、熾烈な競争を生き残れるとは思えませんし。

ちなみにLINE通話のみで1GB使おうと思うと58時間掛かるそうです。
そんなに話す相手がいるのだろうか…いや、いるのだろうな。羨ましい。


以下、絵の話なので畳みます。






 

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ねむい [雑記]

ニートなのに寝不足とはこれいかに。

今週はこんな内容でもす。

・3連休じゃないよ
ニートの僕には関係無い話ですが、10月11日は平日です。

・秋アニメ情報
今期アニメも始まったので、期待度やら何やら。

・今週の進捗
絵の話。いつものです。

ちなみに、ニートとは日本においては「若年無業者(15歳~34歳)」のことらしいので、僕はもうニートですらないようです。35歳以上は「中年無業者」あるいは「中年ニート」だそうで。(厚生労働省の文書中に登場する言葉なので、正式呼称)

「中年ニート」ってなんかこう、ねっとりした響きで嫌ですね。

ほいではスタート。


・3連休じゃないよ
祝日を意識しなくなって久しいですが、10月の第2月曜日は「スポーツの日」という祝日ですね。昔は「体育の日」という名前でしたが、なんで変わったんでしょうね。

が、今年は祝日ではありません。今年は特例としてオリンピック開会式に移動されたので、10月11日は平日となってしまいました。カレンダー上は赤い日付になっていますが、うっかりこれを信じてしまうと無断欠勤になるので気を付けましょう。

こんな面倒な事するより、特例で祝日を1日増やした方が良かったのでは…経済的な影響とか色々あるかもしれませんが、そもそもオリンピック特別措置法で祝日移動が決まったのは2018年のことなので、2年以上も猶予があるなら影響無いですよね。

祝日が平日になる:うっかり無断欠勤してしまう人が出るかもしれない
祝日が増える:うっかり休日出社してしまう人が出るかもしれない

って話なんですが、無断欠勤は業務に支障が出るのでダメです。一方、間違えて休日出社してもそのまま帰ればいいだけなので問題は起きません。個人の交通費と時間は無駄になりますが、それは間違えた本人が支払うだけであり、会社はノーダメージです。

内閣はフェイルセーフという言葉を知らんのかなぁ…とか思わなくもない。


・秋アニメ情報
もう始まっていますね。視聴前の期待度と、一部については序盤を視聴したうえでの期待度、寸評を書いて行こうかと思います。視聴前の期待度については、あらすじ、制作スタッフ、PVといった情報からの想像なので実態とは異なる可能性が高いです。

先日、アニメの評価は書かん!みたいなことを言っていましたが、そうするとこの記事の存在意義が無くなるので、ふんわりとした感じで書くことにします。

期待度はこのように表記にします。

視聴前:視聴前の期待度。AからCの3段階
初回後:1~2話を視聴後の期待度。A+、A-といった感じで細分化。

ブルーピリオド (視聴前:A)
美大で芸術を学んで行く話で、原作漫画はお絵描きさんの必読の書だ!とプロのイラストレーター数名が言っていました。僕はまだ読んでいないので、アニメ版で勉強したいと思います。はい。でも原作とアニメって結構違ったりするからなぁ…どうじゃろ。

そんな感じで、お絵描きさんなら外せませんね。

無職転生 (視聴前:A、初回後:A-)
続編です。
相変わらずの超クオリティなので、1期を楽しめた方なら問題無く楽しめるかと。

僕個人としては、1期の終盤からちょろちょろと登場する神様が不安要素なんですよね。コレがあるせいで平凡な異世界転生モノになってしまうのでは?と。実際、1期終盤から引き続き2期も神様との絡みがメインになりつつあるので雲行きが怪しいなと。

鬼滅の刃 無限列車編 (視聴前:A)
続編です。
こちらも超クオリティであることは約束されているので、1期を楽しめた方なら問題無く楽しめるかと思います。原作も馬鹿売れしていますから、原作既読の方も多いかもしれませんね。僕は未読なのでどんなストーリーなのかわかりません。(映画も未視聴)

結城友奈は勇者である (視聴前:A)
長寿シリーズモノです。これも安心のクオリティ。
女の子たちが結構エグい運命を背負って戦う話で、心情描写や設定の作り込みが上手な作品ですね。ただ、作り込みが深いのでしっかり見ないと理解しづらいかも。

僕は一応これまでのシリーズを視聴済みなんですが、いかんせんニートになる前の話だったのであまり覚えていないんですよね。当時は真っ当に仕事をしていて、脳みそのリソースを仕事に割いていたのでアニメは流し見程度でしたゆえ。今回はスルーして、一旦過去シリーズを復習してからにしますかなぁ。

終末のハーレム (視聴前:A、延期決定)
(ほぼ)エロ漫画原作です。
エロがウリですが、設定もちゃんと面白いんですよ。男だけが死ぬという謎のウイルスが世界に蔓延し、とある特殊な状況にあった数名の男以外の全ての男が死滅した世界のお話。

当然、世界を存続させるには子孫が必要です。このため、彼らには終末のハーレムと化した世界で種馬のような生活をすることが求められるんですが、それはなかなか辛いですよね。毎日エロエロで嬉しいだろ!ってのは、あくまで傍観者だから言えることであって、当事者になったら絶対言えません。人間としての尊厳とか色々ありますし。

それでも「そういうもんだ」と割り切って楽しく生きるか、人間として抗うのか…みたいな話だったと思います。序盤しか読んでいないニワカなので、違ってたらすまぬ。

という話なので、必然的にエロエロな内容になっています。このため「アニメ化なんて無理だろ」みたいに言われていたのですが、今回まさかのアニメ化となりました。そしたら放送直前になって「表現に精査が必要なため、1月に延期します」と。

うん、知ってた。そりゃそうなるよね。

サクガン (視聴前:B、初回後:B+)
怪獣はびこる宇宙を探索するSFアニメ。
見た目、内容共に去年の夏アニメ「デカダンス」とそっくりですね。ただ、こちらは親子の絆だとか主人公の精神的な成長といった部分に重きを置いている感があるので、デカダンスよりも大人向けのドラマチックな内容になるかと思います。

1話は若干説明的でしたが、僕個人としてはやるべきことを最初に済ませてくれる進め方は好きなので気になりませんでした。進行上で自然に説明して行くべきである内容と、初っ端に説明してしまった方がいい内容がありますからね。区別が大事です。

異世界食堂2 (視聴前:B、初回後:B+)
続編です。
ちょっとした小話と、おいしそうな料理が登場するだけのアニメです。面白いか面白くないかというタイプのアニメではないので、1話を見てダメならスルーでOKです。「おいしそう」を楽しさに変換できるとか、何となく幸せな感じを求めるならオススメ。

登場人物は1期からの続投であり、特に説明も無いので、今回が初見の方はまずは1期の復習から入った方が楽しめるかと思います。

プラオレ! (視聴前:B、初回後:B+)
アイスホッケーを題材とした青春モノ。
ウマ娘に代表される「アイドルと何かの掛け合わせ系」です。運動とは無縁そうな手芸部の面々がひょんなことからアイスホッケーと出会い、勝利し、栄光のリンク上ライブを行う…みたいな話のようです。意味不明かもしれませんのでご説明しましょう。

このアニメでは、無骨なイメージのあるアイスホッケーにエンタメ要素を加えようとしています。つまり、女子アイスホッケーのアイドル化です。

一見すると荒唐無稽な話ではあるんですが、これって実はかなり現実的な話なんですよ。カーリングもそうでしたけど、それまではマイナーなスポーツであったのに女子チームが活躍する事でアイドル的な存在となり、一躍メジャースポーツになりましたよね。

世の中には色んなスポーツがありますが、サッカーや野球、バスケのようにメジャーであり集客できる(=十分な収益を見込める)スポーツばかりではありません。偏見かもしれませんが、アイスホッケーは多分そちら側に含まれるんじゃないかと思います。

それを打破するためにアイドルというエンタメ要素を加える事によってアイスホッケーを盛り上げようというのは大変合理的であり、現実的であると言えます。

作画の面では今期の中では劣る方ですし、声優さんも有名どころを起用というワケにはいかなかったようですが、それでもコンパクトによくまとめていますし、上述の通り内容も悪くないです。今期のダークホース的な存在ですね。期待しています。

逆転世界ノ電池少女 (視聴前:B)
秋葉原のオタク文化を守るために戦う女の子たち…みたいな内容らしいです。2019年冬の怪作「ぱすてるメモリーズ」とマル被りですが大丈夫なんでしょうか。

絵柄がちょっと濃い目なのでウケが悪そうですが、内容でカバーするという感じなんでしょうか。絵柄は世に迎合した方が無難だと思うけどなぁ…人のこと言えませんが。

先輩がうざい後輩の話 (視聴前:B)
社会人コメディだそうです。2019年夏の「ビジネスフィッシュ」みたいなものを想像しているんですが、どうなんでしょう。「おじさんとマシュマロ」かもしれんなぁ。

プラチナエンド (視聴前:B)
少年漫画原作のアニメ。
正統派ファンタジーっぽい雰囲気ですが、公式サイトを見てもよくわかりませんでした。Wikipediaによるとデスゲームに分類されるっぽいので不安MAXです。
※デスゲーム系で面白いアニメは殆ど存在しないため

とても素晴らしい出来であった「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」の監督らしいので、そこは安心できる要素ですね。原作者は「DEATH NOTE」の大場つぐみだし、そんなに変な作品にはならないと思いたいところですが。どうじゃろう。

真の仲間(略)スローライフ (視聴前:C、初回後:B)
なろう系ラノベアニメ。
タイトルに「スローライフ」が入っているアニメはヤバイというのが昨今の定説と化していたので、これもダメであろうと思っていたのですが、案外しっかり作られていて正直ビビりました。ただ、ヒロインとの同棲生活が始まるらしいので雲行きが怪しいですが。

主人公が理屈抜きになぜか最強!というアレではなく、いわゆるジェイガンなのは感心しましたが、結局無茶苦茶強いというのはなんともガッカリ。一般人に毛が生えた程度の強さで、自分の力だけではどうにもならないぐらいな方が楽しめたような。

月とライカと吸血姫 (視聴前:B、初回後:B)
ソ連の宇宙開発事業をモチーフとしたアニメ。
ソ連の宇宙開発において、史上初の宇宙飛行を行った犬が「ライカ」という名前なんですが、それになぞって「安全かどうか分からないのに人間を宇宙に飛ばすなんて出来ないから、まずは人間に近いけど人間ではない吸血鬼を使って実験するぞ」という話です。

作品の大筋は面白いんですけど、それ以外の部分がかなり杜撰なんですよね。吸血鬼の存在は機密であるのに町に連れ出してもOKとか。物語を盛り上げるために世界観をぶっ壊したら元も子もないと思うんですが…この辺り、怪しい香りが漂います。

作画は良好、ヒロインの声は林原めぐみさんです。懐かしい。

takt op.Destiny (視聴前:A、初回後:B)
クラシック音楽を題材としたアニメ。
音楽に反応して暴れる魔物が蔓延っているため実質的に音楽が禁止された世界で、自由な音楽を取り戻すために戦っている…みたいな感じのアニメですが、1話時点では謎が多過ぎるため合っているかどうかはわかりません。多分合っていると思いますが。

ヒロインの名前が「運命」であり、第1話では「運命 第4楽章」「月光 第1楽章」「悲愴 第2楽章」といった名曲が流れたりと、ベートーヴェンをメインに据えた物語になっている…かと思いきや、ベートーヴェン要素が一切ありません。ただ使っているだけ。

こういうリスペクトの感じられない使い方をするのはマジでやめてくれよ…名曲を使えばそりゃ盛り上がるんだよ、名曲はどう使っても名曲だから。でも、それって「どんな料理でも金箔を振っておけば豪華に見える」って言っているのと同じなんですよ。

そこには本質が無い。うわべだけです。少なくとも今は。

無理矢理解釈すると、音楽が禁止された世界=難聴で音を失って行ったベートーヴェンと考えることも出来ますが、ベートーヴェンは工夫と情熱でそれを制したのであって、治療したわけじゃないんですよね。だから戦って音を取り戻したらアカンじゃないですか。

2話以降、どう挽回して行くのかを見届けたいと思います。「なんでも最初に説明すりゃいいってモンじゃない」という意見もあるかと思いますが、第1話にて視聴者に疑念を抱かせてしまったらそれは悪手なのです。謎はいいけど疑念はダメです。

あ、作画は凄いですよ。全体的に作画の凄い今期でも上位の出来です。

テスラノート (視聴前:B、初回後:B)
SFとバディモノの融合体みたいなアニメ。
世紀の超天才ニコラ・テスラが残した謎の発明と、それにまつわる怪事件を追うというアニメで、化学系のオカルト好きにはたまらんアニメですね。科学とオカルトって結構親和性高いんですよ、フィラデルフィア計画とか、バミューダトライアングル等々。

そんな魅力的な内容なんですが、これも細部の詰めが甘過ぎるんですよねぇ。研究員に変装して機密エリア(武装して守るレベル)へ潜入する場面があるんですが、顔パスで潜入成功しちゃってるんですよね。いやいや、どんな機密エリアだよ…とか。こういった物語は突っ込みどころが少ない方が楽しいので、しっかり作り込んで頂きたいところ。

そして問題はこれだけでなく、絵なんですよ。フル3Dなんですが、5年前のエロゲー以下のレベルなんですよね。モーションについてはフルキャプチャしているっぽい感じがするので、時代相応の動きを見せてくれているんですが、モデリングが古過ぎる。

ちょいちょい2Dも織り交ぜてくるんですが、違和感バリバリなのも良くないですね。これならもう細かい表情変化は取っ払って全部3Dでやっても良かったような。

もっとしっかり作りこんだら良作だったと思うんですが、惜しい。

見える子ちゃん (視聴前:B、初回後:B)
日常系?のパニックホラーアニメ。
霊が見えてしまう女子高生の日常を描いたアニメで、これといって内容はありません。霊がいたからといって別に事件が起きるワケじゃありませんし、ただ怖いだけですよね。なので、リアルといえばリアルな内容なのかもしれません。

ですので、僕個人としては内容については特に言う事はありません。が、それでもこのアニメには問題があります。それは「なぜかエロを前面に押し出してくる」ということ。これでもかというぐらい、尻をアップにしたり、透けパンしたりするんですよね。

主人公がJKなので視聴者にサービスしようということなんでしょうけど、完全に蛇足でしたね。ホラーとエロの組み合わせが全く噛み合っていないんですよ。これを組み合わせてしまったがために、どっちつかずの作品になってしまいました。

これを楽しむためには、視聴者が「ホラーを楽しもう」「エロを楽しもう」と自分でスイッチを切り替える必要があります。ハンバーグの上にトンカツを乗せても同時に食べませんよね?普通はバラして食べるはずです。だから組み合わせる意味がありません。

そして、これは僕の感性になってしまうんですが、肝心のお化けが怖くないんですよ。最初はちょっとビビるんですけど、2回目以降は特に工夫も無く同じ事の繰り返しなので慣れてしまいます。ホラーは慣れられてしまったら終わりです。貞子のように「ワンパターンだけど怖い」という演出をしないといけないんですが、これができていない。

この見せ方だけでも改善されたら、結構面白くなるんじゃないかなぁと。

BanG Dream! ガルパピコ (視聴前:C、初回後:C+)
バンドリのショートアニメ。
バンドリ本編は割と好きなのでコレも見ていますが、何せ3分のショートアニメなので内容は皆無です。完全にファン向けの内容となっています。

かぎなど (視聴前:C)
KEY作品のキャラクタをごった煮したショートアニメ。
内容はよく分かりませんが、メーカーの古参ファン向けかと思われます。

KEYってエロゲメーカーだったんですけど、10年ぐらい前からエロゲ制作をやめて一般向けしか作っていないんですよね。商業パッケージのエロゲはごく一部のシリーズ以外売れないし、会社を存続するためにはエロを切り捨てるしかなかったんでしょうね。

最果てのパラディン (視聴前:C)
なろう系ラノベアニメ。
魔物に育てられた人間の話ということで、僕の大好きなゲーム「緋王伝」とちょっとだけ設定が似ているので気になっています。緋王伝は魔物を従えた王の話なのでちょっと違うんですが、なんかこう人の正道を外れた人間の話って好きなんですよね。

なろう系ラノベアニメは基本即切りなんですが、コレは期待しています。

世界最高の暗殺者 (視聴前:C)
なろう系ラノベアニメ。
いつものヤツですね。多分1話でリタイアします。

シキザクラ (視聴前:C)
ヒーローアニメ。
通常はスルーするジャンルなんですが、コレは東海地方発のアニメということで若干の興味が湧きました。とはいえ、内容が悪そうなので多分1話リタイアですが。

ディープインサニティ (視聴前:C)
スクエニのソシャゲ原作アニメ。
ソシャゲ原作アニメは内容が薄いことが多いので、どうでしょうね。

ビルディバイド (視聴前:C)
TCG系アニメ。
WIXOSSと同じく、TCGを原作とするアニメのようです。公式サイトを見る限りでは遊戯王っぽい感じなので、どちらかというと少年向けのアニメなんじゃないかなぁ…とりあえず1話は見てみようと思いますが、リタイア濃厚ですね。

SELECTION PROJECT (視聴前:B、初回後:C)
アイドルモノ。
動画工房なので絵は良いのですが、内容が無茶苦茶ですね。主人公のために作られた都合のよい物語になってしまっていて、一切納得も共感も出来ません。

可愛ければなんでもいい!という方以外にはオススメできません。
僕は2話でリタイアです。

進化の実 (視聴前:B、初回後:C)
なろう系ラノベアニメ。
1話切りです。原作は45万部以上も売れているうえ、漫画化もされているぐらいの人気作品らしいんですが…僕の感性が古いのか。

作画は悪いですが声優さんは豪華なので、そこ目当てならアリかも。


視聴予定無し
・大正オトメ御伽話
純愛乙女漫画っぽいです。

・境界戦機
ロボ系です。

・吸血鬼すぐ死ぬ
ギャグアニメ。

・しょうたいむ!
アニフェスのエロ漫画。アニメ版はほぼカットされるはず。

・でーじミーツガール
青春系ショートアニメ。

・メガトン級ムサシ
子供向けロボットアニメのようです。

・エイティシックス
続編です。前作切りのため。

・やくならマグカップ
続編です。前作切りのため。


ということで、25本ですね。
既に2本切っているので23本で、恐らくC評価はショート以外全切りなので18本。ハーレム延期、ゆゆゆ後日で16本。あとは真の仲間、逆転世界、テスラが切り濃厚です。

他にも見たい作品がいくつかあったんですが、いずれもAbema独占、FOD独占、Netflix独占といった感じで独占配信しかしていなかったので断念しました。TV放送はあるんですが、録画しても見ない病を患っているので録画設備を持っていないんです。

そんな感じでございました。


以下、絵の話なので畳みます。







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勉強週間 [雑記]

年中勉強しているつもりではあるんですけれども。

今週はこんな内容でごんす。

・アニメの話
ちょっとした情報程度ですが。

・今期アニメの感想
以前「評価はしない!」と言ったので、感想という形で。

・今週の進捗
絵の話。いつものヤツです。

・勉強しろ
絵の話。先週の続きです。

ほいではドン。


・アニメの話
まだ先の話なんですが、金曜ロードショーでヴァイオレット・エヴァーガーデンが放送されます。みましょう。いや、みてください。お願いします。

放送局:日テレ系列

10月29日(金) 21:00~:TV版の特別総集編
こちらはTV版の総集編なので、TV版は完走済みという方はスルーしても大丈夫です。
が、京アニ監修でいい感じに編集しているらしいので、振り返りを兼ねてみてみるのも良いかと。初見の方はどうだろう、本編の感動が薄れるのでスルーが良いかな?でも「とりあえず雰囲気が知りたい」とか「本編を全部みる時間は無い」という場合はコレ。

11月05日(金) 21:00~:外伝 - 永遠と自動手記人形 -
こちらは劇場版の第1作目ですね。2019年に放映されたものです。前半が原作小説の外伝をアニメ化したもので、後半がオリジナルだそうです。

外伝ということで、世界観や人物をある程度把握していた方が楽しめるんじゃないかと思われます。本編見視聴の方は予習の意味でも総集編をみておいた方がいいかも。

それまでに本編を完走するぞ!という場合はNetflixで視聴可能なはずです。確か1ヶ月無料体験みたいなヤツがあるので、それを使ってもいいかもしれませぬ。


ちなみに原作小説なんですが、未だにアマゾンで買おうとすると1.5倍のプレミア価格を吹っ掛けられますのでアマゾンで買ってはいけません(以前よりは安くなりました)。京アニショップでの取り扱いが復活したので、こちらで買った方が良いです。

京アニショップ
https://kyoanishop.com/shopbrand/ct24/

3冊までの購入制限が掛かっていますが、買占め防止でしょうね。コレ。
一般的には「読む用」「保存用」「布教用」の3冊あれば十分。一方で転売屋にとっては3冊じゃ商売にならないという素晴らしき制限。転売屋は滅びよ!


・今期アニメの感想
いくつかはまだ終わっていないのですが、大体終わったので。
具体的な評価は書きませんが、何となくお察し下さい。

・小林さんちのメイドラゴンS
ほぼ日常系アニメなんですが、しっかりと起伏があるのでARIA等の「何も起きない系」とは違った日常系となっています。また、ヒューマンドラマ寄りであり道徳的な内容がかなり含まれているのでその辺りも評価が分かれるポイントです。

「考えさせられる」といった意見もある一方で「説教臭い」という意見もあります。感性は人それぞれでどちらが正解という話でもありませんが、そういう系統の内容であるということは確かなので、それが自分に合うかどうかを判断のうえ…というところ。

また、作者の性癖によりほぼ全員が超絶爆乳キャラとなっています。必然、乳関連のネタも多く含まれているので、この辺りも好みが分かれるところ。制作が京アニなので、そこまで下品な表現にはなっていませんが、苦手な方は多分耐えられないレベル。

絵のクオリティは物凄いです。これが世界に誇る京アニの力だ!劇場版なら同等以上のクオリティの映像を作れるスタジオもあると思うんですが、TV放送の予算感でこれだけの映像を作るとなると京アニ以外では(構造的に)ほぼ不可能。シャフトでも無理。

でも絵だけじゃないんです。前作に引き続き音楽も良いので、そこも注目して頂きたいところ。でもそれだけじゃないんです。話の構成も…つまり全てが超クオリティ。

「ヒューマンドラマ」「爆乳」といったワードに拒否反応がなければトライしてみるのも良いのではないでしょうか。僕はどっちもドンと来いなので楽しめました。
ただ、OPは1期の方が好きでした。(という謎の伏線)

・死神坊ちゃんと黒メイド
「触れた相手は死ぬ」という魔女の呪いのせいで愛しい人に触れられない。でも一番近くにいるから心は通じ合っている…みたいな純愛ストーリーです。

これはたまらん。最高過ぎる。
坊ちゃん(呪いを掛けられた人)の「触れたい、でも触れたらメイドさんが死んでしまうから触れられない」という気持ちと、メイドさんの「死んでもいいから触れたい、でも死んだら坊ちゃんが悲しむから触れられない」という葛藤がエモ過ぎる。キュン死する。

完全無欠の作品かというとそうではなくて、メイドさんが「逆セクハラ」と称してシャイな坊ちゃんに色仕掛けをしてからかう場面が多々あるんですよ。これはメイドさんなりの坊ちゃんへの気遣い(悲惨な運命の中にいる坊ちゃんに笑顔を)なんですけど、エロに嫌悪感を抱く方だとちょっと不愉快になるかもしれません。

背景を考えれば、年頃の坊ちゃんに対する最も効果的な方法のひとつであるとか、メイドさんも本当は触れ合いたいのに触れられない鬱憤とか、エロであることが必然となる理由はあるんですが、そこに辿り着く前に嫌いになってしまっては元も子もない。

ということなので、もしエロに嫌悪を感じられたとしたら「坊ちゃんやメイドさんの心情、背景」を汲んであげて貰えると嬉しいなぁと思います。それでもエロは許容できない!ということならリタイアも止む無しというところ。

絵は僕の大好きなフル3Dで、あっさりとしたトゥーンシェーディング(3Dモデルがアニメ風になるヤツ)で処理されているので見た目は平面的です。背景にキャンバス地のテクスチャが掛けられていたり、全体的に絵本っぽさを表現していると思われます。

冒頭に「具体的な評価は書かない」と書きましたが、ちょっとルール違反を。
僕はこのアニメの物語評価に84点をつけました。これは今期の中でダントツの点数であり、歴代評価でも全735作品中で9番目に高い点数(上位タイが沢山あるので、順位は32位タイ)です。81点以上の作品は滅多に無いので、かなりの高評価となります。

っていうぐらい面白いので、オススメです。まだ完結しておらず、2期に続きます。2期放送は1年以上先かと思いますので、気長に待ちましょう。

・ミニドラ
小林さんちのメイドラゴンSのショートアニメです。
ショートなのに超絶本気クオリティの恐ろしい作品。ぶっちゃけ大半の30分アニメよりも面白いという…それでいいのか、アニメ業界よ。

・ラブライブ!スーパースター!!(放送中)
脚本と監督がラブライブ1作目と同じということで、内容も1作目と同じようなものとなっています。μ'sが一番好きという方(僕)にとっては懐かしいラブライブであり、実家のような安心感がありますね。ただ、安心感しかないとも言えますが。

ライブ作画は前作に引き続き3Dと手描きの混成で作成されていますが、今回も良い出来です。3D部分は動きがぬめっとしているので少し違和感がありますが、昔よりは大幅に進歩しておりフル手描きとの差がなくなるのも時間の問題かと思います。

全体的に悪くはないのですが、1作目との差別化が図られていないためただの焼き直しになってしまっています。キャラのファンになれないとちょっと微妙かも。

なお、僕は千砂都が良いと思います。はい。

・ジャヒー様はくじけない!(放送中)
若干古い感じのギャグアニメ。

コテコテの使い倒されたギャグの集合体みたいな内容なので、鮮烈な面白さはありません。そしてリタイアするほどつまらなくもありません。そんな感じです。

・かげきしょうじょ!!
タカラジェンヌ的なものを目指す研修生達の物語。

少女マンガ的なスポ根・青春系アニメであり、キャラの心情や挫折、成長といった要素を丁寧に描けています。しかし、物語のプロローグが終わったというところで最終回なので消化不良感がハンパないです。これで2期無い(発表が無い)とかマジかよ。

続きは原作漫画を読むぜ!という方向けです。

・白い砂のアクアトープ(放送中)
自分を発見して行く系の青春アニメ。

監督が「色づく世界の明日から」と同じということで、序盤は「まさか色づくの再来か」と不安になるぐらいの薄さでしたが、最近は話が動いてきたので一安心。連続2クールアニメなので、まだあわてるような時間じゃない…ということなのでしょうか。

こういった話は心情描写がキモなんですが、その辺りがイマイチなのでこれから面白くなるかはちょっと怪しい。PA大好きマンなので頑張って欲しいところではあるんですが。

作画は割と良好ですが、昔のPA作品と比べるとどうにも。予算都合なのかな。

・マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON
絵が凄まじい。資金潤沢なんだろうな。
内容はアレです、原作ゲームをやっている人は楽しめるのでは。多分。

・Sonny Boy
厳しい。

考察派向けのアニメなんですが、考察した先に答えが用意されていないので考察のし甲斐がないというか何というか…その先には虚無しか無いので。
訴えたいことは分かるんですが、表現手法に難があり過ぎました。

よく「理解できない視聴者が悪い」的な論調を目にするんですが、果たしてそうなのでしょうか。作品には「自分が作りたいから作る」というものと「誰かに届けたいから作る」というものがあり、地上波で放送するアニメの場合は後者である必要があります。

前者ならば勝手に作って勝手に自分の個展で発表していれば良いのです。そうすれば見たいと思う誰かが見に来てくれます。後者の場合は電波を使って作品を「届けている」ので、それを受け取る人のことを無視してはいけません。

受け取る人々の感性や知識、経験値は様々なので全員が分かるものを作るのは不可能です。だから届ける側は分かるための手掛かりを作品に仕込むか、何の手掛かりも仕込んでいないが自力で答えを探してくれといったメッセージを伝えなくてはなりません。

そういった届けるために必要なことが欠落しているため、この作品は地上波アニメとして完成品ではないし、この監督をクリエイターと呼ぶわけにはいきません。

監督はアーティストで、アニメはアートだというなら分かります。
が、それは地上波で流すアニメとして求められているものではありません。

・その他
途中リタイア:
(2話まで)
・迷宮ブラックカンパニー
・D_CIDE TRAUMEREI
・精霊幻想記
・ぼくたちのリメイク
・探偵はもう、死んでいる
・ピーチボーイリバーサイド
・うらみちお兄さん

(1話まで)
・月が導く異世界道中
・天官賜福
・カノジョも彼女
・チート薬師のスローライフ
・出会って5秒でバトル
・SCARLET NEXUS

(38話まで)
・転生したらスライム

前作未視聴につきパス(後日視聴予定):
・ひぐらしのなく頃に卒
・魔法科高校の優等生


といった感じでした。
今期は平均値で言えば大凶作ですが、面白いアニメが1つか2つあれば十分だと思わなくてはならない時代になったんじゃないかなとも思います。

アニメ業界は人手不足で大変なので制作本数を減らしたほうがいいんじゃないかと思うんですが、薄利多売が基本の世の中なのでそれも難しいですね。

いやまぁ、伝説のアニメ「七星のスバル」なんてDVDが(確認可能な範囲では)58枚しか売れていないらしいので、薄利多売も出来ていないんですけど。未確認の領域でたくさん売れているという可能性はまず無いと思うので、超絶赤字出たのでは。

今はDVDが売り上げの主役ではないとはいえ、やはり1000枚ぐらいは出したかったんじゃないかと思うんですよね。誰しも売れると見込んで制作しているわけで、そんな結果になるとは予想もしていなかったとは思うんですが(予想していたら企画が通らない)、いくらなんでも目論見を外し過ぎなんじゃないかなぁ…と。

作る人も不幸。視聴者も不幸。でも誰かが幸せになっている。
だから来期もアニメが乱造されるだろう…南無阿弥陀仏。


以下、絵の話なので畳みます。







 

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