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世界名曲劇場 バラキレフ [クラシック]

もの凄く久しぶりの名曲劇場、今日はちょっと趣向を変えて…

誰?いやいやいや、凄いお方です。

ミリイ・アレクセエヴィッチ・バラキレフ - Mily Alekseyevich Balakirev -

ムソルグスキー、コルサコフ等、音楽の時間に習う有名な音楽家達(ロシア5人組)を
統率していた偉いお方なんだそうです。(俺は知りませんでしたが)
あのチャイコフスキーにも影響を与えたとか何とか。
そんな偉大なる作曲家であるバラキレフ、果たしてどんな曲を生み出したんでしょうか…


さて、話は変わってピアノを始めてからこんな事をよく聞かれるようになりました。

「世界一難しい曲ってどんな曲?」

何をもって「難しい」とするかによって変わると思いますが、やっぱり技巧でしょうかね
そうなると、やはり「あの曲」しかないんじゃないかなぁ。
難しい曲なんて弾けませんし、クラシックに特に造詣が深いワケでもありませんから
受け売りなんですけどね('w`)

という事で「あの曲」を…


東洋風幻想曲 イスラメイ[Islamey]

バラキレフが生み出した至高の難曲です。
リストの鬼火やマゼッパ、ラヴェルの夜のガスパール[スカルボ]等、他にも難曲は
沢山あるのですけれども、難曲の代名詞としてはやはりこの曲でしょう。
(飲料界のメッコールみたいなものです)

曲の面白さという意味では、酷評されたりする曲なんですけれども
それでもやっぱり、ピアノ曲における技巧の頂点として君臨する名曲です。

では例によって、YouTubeから…
折角なので、楽譜付きバージョンでドウゾ。
(急ぎの方は5分から、超急ぎの方は7分から)




5回輪廻しても弾けねぇ('w`)
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世界名曲劇場 リスト1 [クラシック]

久しぶりの名曲劇場、今回も素晴らしい音楽をご紹介!

究極の技巧、頂点の才、彼は「ピアノの魔術師」

フランツ・リスト - Franz Liszt -

リストの楽曲は、とにかく難しい事で有名です(;´д`)

彼は人類の歴史において、もっとも優れた技巧を持つピアニストですから
恐ろしく難しい楽曲が出来るのも、当然なのかもしれません…

「別に、弾けないような曲ではないだろ?」

と、リストがそう言ったかどうかは知りませんけれども、彼が技巧マニアで
あったコトは確かなようです。

マブダチのショパンが作った練習曲を、初見で弾きこなしたという逸話もあり
その演奏技術は、かなりぶっ飛んだレベルだった模様。

アツイぜ、リスト!

そんな超絶技巧の彼ですが、女性関係でも超絶技巧を発揮していたらしく
コンサートに来た女の子をお持ち帰りしてみたり、人妻と駆け落ちしてみたり
エキサイティングな日々を送っていたようですネ。

羨ましいぜ、リスト!

といったトコロで、彼の楽曲をご紹介。


ラ・カンパネラ

難曲の代名詞であります。
リスト以外の人間では演奏不能というコトで、いくらか簡単に作り直されて
いるらしいですけれども、一生掛かっても弾けそうにありません('w`)

というコトで、例によってよーつべから。
えーと…リシッツァですかね、指の動きがとんでもない事になっておりますが
決して早送りではございません…




リスト先生、どうやったらそんなにモテるんですか('A`)
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世界名曲劇場 モーツァルト1 [クラシック]

アホウ系blog「あうふたくと」における、唯一の良心的コンテンツ
今回も美しく、華麗に、必死に参ります('A`)

今回は音楽の神に最も愛された「神童」

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart -

幼少の頃より、華麗なる大舞台で演奏を披露した天才です。
そして天才と言えば…そう、ショパンもそうでしたが、なぜか薄命なんですよね
モーツァルトは若干35歳の若さでこの世を去っております。
音楽の神に愛され過ぎて、あちらの世界へ連れて行かれてしまったのでしょうか。

死因は病死とされております。
当時は現代程も医療が発達しておりませんでしたから、病に倒れる人は多かったようです。

一方、毒殺説というものもありまして…アントニオ・サリエリがモーツァルトに毒を盛ったとか何とか
この話は確か、映画化されていたと思います。


さて、そんな彼の人柄はというと…知的で、しかしユーモアに溢れた人だったようです
ちょっと奇行も目立ったようですが、天才とはそういうモノなのかもしれませんね。
何にしても、彼の曲から想像される通りの「楽しい人」だったようです。

モーツァルトはベートーヴェンやショパンとは違い、結婚し、子供を残しましたが
子供達は子供を残さなかったため、モーツァルトの血は現代には続いていません。


音楽活動としては、かなり多くの作品を残したようです。
ピアノの楽曲はもちろんのこと、オペラ等の声楽や、弦楽、管楽など沢山あります。
きっと、そのうちのいくつかは「あ、聴いたことある!」と思われるのではないかなと。

そんな中から、本日はこの曲を。


K.525 - アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第一楽章

タイトルはドイツ語で「小さな夜の曲」という意味で、日本名で「小夜曲」と呼ばれ
セレナーデ(セレナード)13番とも呼ばれますね。
全四楽章(幻の第二楽章もあるようですが)で構成されております。

今回ご紹介する第一楽章は、誰もが一度は聞いた事のあるメロディなのではないかと
テレビ番組やCMでおなじみのこの曲…実はモーツァルトの曲なんです。

例によってよーつべから。




モーツァルト先生、今年中にトルコ弾けるようにがんばるよ!!!
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世界名曲劇場 ショパン1 [クラシック]

バカ成分で構成された当blogにおいて、唯一の知性派コンテンツ
今回も無い教養をかき集め、必死に参ります('A`)

今回は当blogでも度々ネタ扱いされる「ピアノの詩人」

フレデリック・フランソワ・ショパン - Frederic Francois Chopin -

美しい旋律、激しい旋律、多彩な曲を作り上げた天才です。
天才にありがちと言えばありがちですが、ぶっちゃけ変人だったようでして
独身のまま生涯を終えました。(享年39歳)
死因は肺結核だったらしいです、当時としては死病ですからね。

また、非常に嫉妬深かったようでして、他人の作品を素直に褒めるという事が
出来ない困ったチャンだったようです('`)
歴史に名を残す天才と言えど、普通の人間だったってコトでしょうかね。


さて、そんな彼の人生は波乱に満ちた激動の39年でございました。

・生まれた国(ポーランド)は他国の侵略と革命の炎で燃えっぱなし。
・妹が早くに結核で亡くなり、自分もヤバイのではないかと怯える毎日。
・惚れた女に死ぬまで好きと言えず、悶々。
・婚約者に突然「無かった事」にされ、悶々。
・モテモテ彼女に対する不信感、連れ子との確執、悶々。

何か、親近感を感じてしまいますね('A`)

まぁなんだ、モテないんだから諦めようぜ、ショパン!
俺が死んだら、愚痴聞いてやるからさ。

という事で、そんなブラザーショパンの曲をご紹介致しましょう。


ノクターン第2番変ホ長調 Op.9-2

このメロディー、一度は聴いた事があるのではないでしょうか
ピアノを始めたきっかけが、この曲であるという方も少なくはないはず。

超絶難度の曲が多いショパンの中では、特に簡単な部類の曲ですが
その有名さ、その美しさは「代表曲」と言っても過言では無いでしょう。

今回もよーつべから、フジコちゃんの演奏でドウゾ。




おい、ショパン!!!





好きだぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!

世界名曲劇場 バダジェフスカ [クラシック]

本日も偉大なる先人が残した名曲を。

今回はクラシック音楽の歴史に咲く可憐なる花、夭折の天才…

テクラ・バダジェフスカ - Tekla Badarzewska -

「誰それ?」という方も多いかと思います。
23歳の若さで天に召された彼女の名前は、他の著名な音楽家ほども知れてはいません。
※28歳という説もあるようです。

クラシックの歴史の中に、女性音楽家の名が現れる事は非常に稀です
多くの著名音楽家は、いずれも男性ですから。

現代に名を残す音楽家達が活躍した18世紀~19世紀は、今の世の中と比べると
女性の地位が非常に低い時代でした。
このため、女性が仕事で活躍をする機会は極端に少なかったわけです。

とりわけ、当時の音楽家という職業は今のような「芸術家」ではなく「職人」的なものでして
女性がこの仕事で活躍するというのは非常に難しい事だったようです。

売れない音楽家は貧乏で生活が苦しかったため、男性でないと体力的に耐えられなかった…
なんていう珍説もあるようですが、真相は不明です。

さて、そんな中でも歴史に名を残したバダジェフスカ
彼女が18歳の頃、パリの音楽雑誌を通じて一つの曲を世に送り出しました
その曲が世界に広まり、クラシックの歴史に名を残す事となったのです。


乙女の祈り

有名なタイトルですよね、オルゴールなんかでも人気の曲です
きっと「あぁ、この曲か!」と思って頂けるのではないかと思います。

例によってよーつべからの引用ですが、どうぞお聴きくだせい
他の音楽家には無い、可憐で瑞々しい乙女の感性を。



記事のタイトルですが、ベートーヴェン、バッハの時は後ろに「1」と付いていました
なぜバダジェフスカは何も付いていないのか?

彼女は30曲程を残したそうですが、今に伝わる有名な曲はこの曲だけなんです
『かなえられた乙女の祈り~バダジェフスカ作品集』というCDには、彼女の他の曲も
収められているようですので、気になる方は是非に。


偉大なるバダジェフスカ大先生に敬礼!
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