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悲愴感 [3年目]

毎度の事ではありますが。

今日から悲愴 第二楽章を練習しているのですがー・・・
これはですね、今の腕では到底歯が立たない曲でございます!!!
正直、何とかなるだろうと思ってたんですが(;´д`)

悲愴 第二楽章 - 1日目


正直、ここまで弾くのもかなりキツイです・・・
毎度毎度同じような事を言ってはいますけれど、今回は本当に厳しい感じです
これはまだまだ最初ですから、この後はもっと難しい譜面が続くわけですし。

まず第一に、楽譜が読めなかった。
これまでの曲は全て「楽譜上段は右手、下段は左手」という構成だったのですが
この曲は違っていて、右手のパートが上下段両方にまたがって出てきます。

そうとは知らずに弾き始めたものですから、なんとか頑張ってみたんですけれども
どう考えても人間の指が届く距離じゃありません、不可能です。

・・・というコトでいきなり挫折しかけたのですが、何とか答えに辿り着きまして
とりあえず練習スタートでございます。

そして第二の問題、四声の展開です。
アレを保持しながらこのメロディを・・・なんて考えて演奏する必要がありまして
これはもう脳の処理能力を超えております、血管が破裂しそうです('A`)

そんな感じで、難曲でございます。
「引き返すなら今のうちだぞ」という内なる声が聞こえなくも無く。

・・・はい、つべこべ言わずに練習します('`)


と、練習話だけではつまらないのでちょっと面白い話を。

「貴族になりたい」なんて思ったことはありませんか?
ありませんか、でもココは「ある」と言って下さい。お願いします。

実は、誰でも貴族になれる方法があるんです!

「シーランド」という国が爵位を販売しておりまして、その価格はたったの30ポンド
現在の日本円に換算すると3,900円ほどでございます。
ただし、その爵位はBaron(男爵)ですから、位としては一番下位のものとなります。

それでは満足できない・・・そんな方のために、伯爵も販売されております!
価格は200ポンド、日本円にして26,000円とネタとしてはちょっと高額なんですが('w`)

シーランド国
http://www.sealandgov.org/

爵位の買い方
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20070121/p2


俺も、うさぎ卿になろうかなぁ・・・
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三十路成長 [3年目]

身長はあと3センチ欲しかったんですが。

月光の録音を終えて、次に取り組む曲を考えていたのですがー・・・
どうしても弾きたい曲があったので、ちょいと挑戦してみました。

作曲者は・・・俺だ!!!
そう、自分で書いた曲でございます('w`)

月光の前に弾いたノクターンは、実はこの曲を弾くために練習したのです
三拍子と、左手の跳躍ずんちゃっちゃに慣れる必要があったので。

曲を書いた当初は、難し過ぎて数年弾けないであろうと思っていたのですけれど
ノクターンを弾いたおかげで、なんとか曲っぽく弾く事ができるようになっていました。
しっかりと計画性を持って取り組めば、ちゃんと成果が出るものなんだなぁ(´ω`)

でも、まだまだ力不足である事は確か・・・
これは焦って習得する曲ではないので、練習を積みながらじっくり取り組むとします。

というコトで、次の曲はレベルアップを期待して難しめの曲を選びましょう。
難し過ぎて爆死という可能性もありますが、そういった場合に自分の未熟さを認めて
速やかに舵を切りなおすというのもまた訓練になりますからね。

今回は「悲愴 第二楽章」に挑戦致します。

悲愴 第二楽章 - ベートーヴェン


この「悲愴」は「月光」とは違い、ベートーヴェン自身が名付けた曲です。
「人は悲しみを積み重ねて生きて行くのだ」というコトを描いた曲だと思われますが
この第二楽章はとても穏やかで、優しい感じさえしますよね。

悲しみを知るってことは、優しさを知るってことなんだというコトでしょうか。
もっともらしい綺麗事を言っているワケではなく、殴られない限り殴られた痛みは分からないし
殴らない限り殴った時の後悔は分かりませんから、そういうコトなんだと思います。

男の子は子供のうちに、喧嘩の一つや二つ経験しておいた方がいいよなぁ・・・
大人の男のコブシは凶器ですからね、痛みと後悔を知って自制しなきゃいけない。
もちろん、むやみに喧嘩を吹っかけたり殴ったりしちゃ駄目ですが。

昔は今より兄弟が多くて、兄弟間の殴り合いが頻繁に発生していたんですよね。
それによって、殴るってどういうコトなのかを家庭で学ぶシステムが確立されていたんですが
今は兄弟がいないコトも多いですから、そういった学びの場が無くなっていたりしますよね。
少子化はこんな所にも影を落としているんだなぁ・・・


えーと・・・脱線しましたが、練習頑張ります('w`)
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月光激昂 [3年目]

詰めが甘かった。

あっという間に5連休が終わってしまいました・・・
予定をみっちり詰め込むと、電光石火の勢いで時間が過ぎて行きますね
それはつまり、充実していたというコトなのでしょうけれども。

さて、今回の計画の中で最大の目標であった月光の録音ですけれども
いつもよりも断然少ない回数のリテイクで終える事が出来ました。
良く弾けたとは言い難いですが、まぁ今の腕ではこんなもんでしょう('`)

ただ、一つだけ残念な事が。

デジカメの動画モードなんですが、録画スタートから10分間未操作だと
勝手に録画が終了するんですよ。電池浪費の防止機能だと思うんですが
正直、邪魔以外の何物でもありません・・・時限変更も解除もできませんし。

で、何が起こったかというとー・・・

演奏終了まで残り10秒というところで、録画が止まりました。

音声は別録り(ライン録音)なので無事だったんですけどね・・・
ということで、今回の動画はラスト数秒だけ撮り直した動画をくっつけてあります
映像が乱れますが、そういう理由ですのでご容赦下さい('`)

月光 第一楽章 - ベートーヴェン


今回は静かな曲をやってみようというコトで、月光を選曲しましたけれども
華やかな曲よりも難しいですね・・・反省すべき事がいっぱいあります('A`)
特に、曲を表現する上で特に重要な弱音が全然弾けていないというのは致命的。

一方、良かったところはというと・・・
あまり無いですが、強いて挙げるなら「あまり走らず弾けた事」でしょうか。


次はどの曲を弾くかなー
穏やかな曲で行くなら「悲愴 第二楽章」でしょうか、難易度は月光のちょっと上らしいです。
華やかな曲で行くなら「2つのアラベスク 1番」でしょうか・・・ちょっと無謀。

クラシックを離れるという選択肢もあります!
久石譲なんかいいですよね、ピアノ用の楽譜も沢山出版されていますし。
他にはエロゲーとか・・・いや、エロゲー曲って結構侮れませんよ、ほんとに('w`)

この曲とか



うーむ、ちょいと考えますだ。
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今日の練習記録 [3年目]

今日もちゃんと練習しました。



へいじつは これが せいいっぱい。
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ベートーヴェンにも殴られる [3年目]

もう顔が青痣だらけです。 

;;;、(・ω(:;(⊂=(`д´⊂ ←ベト

月光 第一楽章(1/3ページ)


これ、本当に練習したら弾けるようになるのか(;´д`)

異様に難しいというか、憶え辛い(読み辛い)楽譜なので苦戦しております
鍵盤感覚が弱いので、暗譜しないと弾けないんです・・・
とりあえず右手だけは2/3憶えましたが、左が結構辛いんですよねぇ('`)

指が届かない部分への対応も考えないといけないし、まだまだ先長し
それ以前に、そもそも三連符がマトモに弾けていないのでソコからですが。


さて、この曲は本当は「月光」という名前ではないのです。
ベートーヴェンは「幻想曲風ソナタ」というような名前を付けたのですけれども
いつからか「月光」と呼ばれるようになりました。(諸説あります)

この曲が作られた背景には色んな説があり、ある人の死を悼んで作られたとか
曲を捧げた女性(弟子)との身分違いによる悲恋を描いたものである・・・等々。
何にしても、悲しいテーマを持った曲なんだろうなぁと思われます。

第一楽章は、静かな淡々としたメロディから始まり、中盤では低音から高音へと
上り、そして下り、終盤では前中盤と似た展開が重厚に再現されます。
上手く表現できませんが、この曲のテーマは「渇望」なのかなと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=hmnxcRFUAWs

第二楽章は・・・あまり知られていない曲ですよね、とても軽快な曲です。
人生には色んな辛い事があるけど、楽しい事だって沢山あるだろ?という
そんな感じの曲なんじゃないかなーと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=VxjAKkV3zSM

第三楽章は、これまでと打って変わって極めて激しい曲です。
この曲はなんというか、人生そのものを表現した曲なんだろうなぁ・・・と。

喜びだとか、怒りだとか、人間は生きている限り常に感情に支配され続けますが
それは自然な事であって、誰もそれに逆らう事は出来ないワケです。
そうある事しか出来ない自分の、つまり「生きる」というコト自体の悲哀を書いた
とても人間臭い曲なのではないかと思うんです。

いつか弾きたい曲ですけれども、果たして死ぬまでに何とかなるのでしょうか・・・
何ともならなさそうな気がしてならないのですが('A`)
http://www.youtube.com/watch?v=1We4njxD_0o


はい、もっとがんばります。
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