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肉 [雑記]

これが夢ではないと証明する方法は無い。

・AIの進歩を見守りたい
度々で申し訳ないですが、AIの話。

・今週の読書
いつものアレ。

・傲慢
絵の話。傲慢になってもいい。むしろなるべき。

・今週の進捗
絵の話。いつものアレ。

ほいではドドン。

・AIの進歩を見守りたい
またもやAIによるお絵描きの話です。アレですよ、僕はよくAIイラストについての話を書いていますけれども、当然のことながらAIの能力はイラストを生成することだけではないので、イラスト業界で起きていることは他の業界でも起きる(あるいは既に起きている)と思います。なので「AIのイラストも進歩したなぁ…」で収まる話ではないってことです。

ほいでは、最近のAI作品を見て行きましょう。
※これらは前にご紹介した「novelAI」の公式アカウントがリツイートしているものなので、novelAIによって生成されたものであると考えられます。裏取りは出来ていませんが。また、生成後に手直しされているかも不明ですが、手直しをしなくてもこのレベルのものが続々と出力されていることは確認できています。


→削除された模様。


あれ…もう人間いらんのでは?

前回AIの記事を書いたのは3週間前です。その当時もかなり凄い絵が誕生していましたけど、これほどではなかったように思います。僕が探し出せなかっただけかもしれませんが、少なくとも「ちょっと探せば見つかるレベル」ではなかったと思います。しかし、今はちょっと探すだけでも恐ろしいレベルの絵がガンガン見つかります。なんてこったい。

たったの3週間でここまで革命が進行しているとなると、半年後、1年後にはどうなってしまうんでしょうね。以前はAIが描いた絵は妙なところが歪んでいたりして分かりやすかったんですが、今はAIが描いたのか人間が描いたのか判別が非常に難しくなりました。それはつまり「人間が描かなくてもいいんじゃね?」ってことです。

まだおかしい部分はありますが、以前より確実に減っています。減っているということは改善の動きがある(おかしいことを認識している)ということであり、完全に解消されるのも時間の問題でしょう。半年もしたら本当に分からなくなるんじゃないかな。

ただ、そんなに悲観的な話ばかりではないんですよ。

2枚目の絵なんですが、これを生成された方は自作の絵を食わせているということなので、恐らくこの方自身が凄腕のお絵描きさんなのだと思います。そして上手い絵を食って育ったAIが激強AIになった…ということなのでしょう。やっぱり飯って大事だよな!

→アカウントごと削除されたようなので、何か問題があったのかな?現物が失われたので言葉で補足しますと、パッと見ではPixivの人気クリエイターぐらいのレベルの絵でした。ただし、よく見ると指がおかしな形に歪んでおり「AIの絵だな」と判断できるものではありました。AIはどうも手の構造を正しく把握していないというか、手が手であると認識できていないようなので、これは課題ですね。

そうだとするならば、自分の絵を食わせたAIに描かせることで「自分の絵に似た新しい絵」を生成できることになります。それをベースとして絵を描けば、無茶苦茶効率よく絵を制作できる可能性があります。「全部自力で描かないのは卑怯だ!」なんて批判もあるでしょうが、そんなのは時代遅れなので無視すればいいです。

ただ、自力で描かない=練習量が足りないってことなので、十分に練習を積んで力を身に付けた人が効率を上げるためにやるって感じになるでしょうね。商業目的だったり、単に生涯生産枚数を増やしたい(描きたいものが多い)だったり、目的は様々でしょう。

実力がまだまだの人(僕とか)がコレをやると永遠に下手な絵しかできませんので、やっちゃいけません。ただしインスピレーションを得るために使うってのは大いにアリなので、僕はその用途で使って行きたいなと思っています。「想像力が鍛えられないだろ!」と言われそうですが、それはまぁその通りなんですよね。でも想像力って大人になってから鍛えるのは極めて困難なので(これまでの常識に縛られる)、僕は諦めています。

また、厳密に言えばこれらは「AIが描いている」というわけじゃないです。AIはクリエイターではないからです。その辺りについては後の話題で触れようと思います。


・今週の読書
今週読了した本:
プロジェクトぴあの(上):山本弘

現在読んでいる本:
プロジェクトぴあの(下):山本弘

今後読みたい本:
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
(図書館に無い)墓地を見おろす家:小池真理子
(図書館に無い)ぴぷる:原田まりる

「プロジェクトぴあの(上)」を読了しました。いやはや、なんだこれは。面白過ぎる。文庫本って裏表紙にあらすじ兼キャッチコピーみたいなものが書いてあるじゃないですか。その文末に「山本弘・ハードSFの最高到達点!」とあるんです。

大体、こういう売り文句というのは大げさに書くものですよね。全米が泣いたとか、世界が震撼したとか。でもね、これは違う。本当にハードSFの最高到達点です。降参だ。

ハードSFということで物理学バリバリなんですが、とても上手に料理してあるのでよほど苦手な方でなければ問題無く楽しめると思います。また、山本弘ということでオタクカルチャーもバリバリなんですが、この二本柱の組み合わせ方が恐ろしく上手い。脱帽どころか脱毛です。抜け毛は困るんですが、これだけ面白いならしゃーない。

一応読むうえで知っておくと良い知識は「熱力学第二法則」「ブラウン・ラチェット」ぐらいでしょうか。知らなくても問題ありませんが、知っているとより楽しめます。

熱力学第二法則はすんごい要約すると「熱は高い方から低い方へしか移動できない」「熱を100%別のエネルギーに変換することはできない(必ずロスが発生する)」です。

難しい言い方ですが、一言でいえば「エントロピーは増大して行く」ということになります。エントロピーってのは「騒々しさ」だと思ってください。静かなものが騒々しくなることはあっても、逆は無いってことですね。

例えば氷は物凄く静かな状態です。分子が自由に動けない状態ですからね。それを常温の部屋に放置しておくと、氷が溶けて水になります。水は分子が自由に動き回っているので、騒々しい状態です。これが「エントロピーの増大」ということになります。

逆に、常温の部屋に水を置いておいても凍りませんよね。水から熱が抜けて部屋を暖めるなんてことは起きないので。つまりエントロピーは減少しない。これが熱力学第二法則。

ブラウン・ラチェットは、熱力学第二法則を説明するために作られた永久機関(に思えるもの)です。上の通り水は騒々しい状態なので、分子が動き回っています。その分子の動きを使って歯車を回したら無限にエネルギー生み出せるんじゃね?という装置です。

歯車にはストッパーがついていて、片方にしか回らないように出来ています。だから分子がぶつかると片側に回り続けて、発電機ぐるんぐるん回るよね!って話なんですが、実際はストッパーが逆方向の力で殴ってくるので歯車は回りません。この辺りは文字では説明が難しいので、解説動画か何かを見て下さい。とにかく「永久機関は作れない」ってことです。

他にも難しい言葉が多々出てきますが、SF的な演出のようなものなので上記の2つ以外はサラっと流しても何も問題はありません。もちろん、分かればなお面白いという言葉もありますから、気になったらWikipediaを見るのも良いかと思います。

ここまでの話で小難しい内容のように思われたかもしれませんが、そうでもないのでご安心を。これは「SFは苦手」といって読まないのはもったいない作品です。マジで。


以下、絵の話なので畳みます。
AIの話は絵の話じゃないんかい!







  
はい、続きです。

・傲慢
人や社会に対して傲慢ってのはどうかと思いますが、絵を描く人間は絵に対しては傲慢であっていいと思うんですよね。むしろ、傲慢でなくてはならないとさえ。

そりゃ反省すべき点は反省しなきゃいけません。そうしないと成長しませんからね。そして自分の絵を過大評価するのも良くないです。悪いものは悪いんですよ。そこは冷静に判断しなくちゃならなくて、それが出来ないってのは「絵を描く能力が低い」ってことです。

でも「完璧とは言わないが、それほど悪くないのでは?」という絵だってあるはずです。反省点はある、しかし悪いというほどではない…と。絵に限らず、なんでもあるじゃないですか。料理で言えば「お店レベルとまでは言わないけど、結構おいしいでしょ?」なんて思ったりすることはありませんか?そういうことです。

そういったものが見向きもされなかった場合に「こいつらは見る目が無いのだ」って思ってもいいってことです。それを傲慢というのはちょっと違うのかもしれませんが、自分が「悪くはない」と思ったならば、それでいいんじゃないかってことです。

なぜかというと、こういった場合に「世間とズレている自分が悪いのだ」なんて思って世間の価値観を受け入れ続けると、自分の世界が破壊されてしまうからです。自分の世界が破壊されてしまったクリエイターはただの流行追従マシンであり、そんなものはもはやクリエイターではありません。ただの工業製品です。

そして工業製品となったらあいつと戦うことになります。そう、AIです。世間の流行に追従するというのはAIの得意分野であり、この土俵で人間が勝てるはずがありません。流行追従マシンとなったが最後、AIに轢き殺されるのがオチです。未来は無い。

上でちょっと書きましたが、AIはクリエイターじゃないんですよ。創造できませんからね。でも、究極的には「1日前の最先端クリエイターを模倣すること」ができるワケです。つまり、絶対にNo.1になれないけど、絶対にNo.2でいられるのが(究極の)AIです。

AIと同じ土俵で存在価値を獲得するためにはNo.1にならないといけないのです。これ、無茶苦茶キツイですよ。というか、クリエイターじゃないと無理です。工業製品としてAIと戦ったら絶対に勝てないんです。だから工業製品になってはいけない。

クリエイターがクリエイターでいる限り、AIに負けることはありません。意識を持たないAIはクリエイターの模倣をするか、ランダムに何かを生成することしかできないので、常にクリエイターの一歩後ろか、あるいは別の道を歩いているのです。

反省はする、自分の世界も守る。両方やらなくちゃならないのがクリエイターなんです。覚悟が要るよなぁ。出来てますか?僕はまぁ、ぼちぼち出来てます。


・今週の進捗
描いていたものが完了、次の絵はまだ未着手です。

先週の状態
2022-10-01_リサ_3-6.jpg

1日目(作業時間:3.0時間)
・手を塗り
・表情を変更
・ハチマキを追加

2022-10-01_リサ_4-1.jpg

2日目(作業時間:2.5時間)
・ハチマキを塗り
・袖の影を変更
・背景を塗り(旗、ゲート)
・表情を微調整

2022-10-01_リサ_4-2.jpg

3日目(作業時間:5.0時間)
・髪を塗り
・ピアスを塗り
・ハチマキを修正
・風船を追加

2022-10-01_リサ_4-3.jpg

4日目(作業時間:4.5時間)
・背景を塗り(旗、風船)
・手を修正(親指の爪塗り忘れ)

2022-10-01_リサ_4-4.jpg

5日目(作業時間:4.5時間)
・旗を塗り

2022-10-01_リサ_4-5.jpg

6日目(作業時間:2.0時間)
・背景を修正(雲、ゲート)
・色味等を調整(髪色、背景の鮮やかさ、環境光)
・メイクを変更
・顔の影を修正

2022-10-01_リサ_4-6.jpg

これで完成です。

概ね想像通りに描けたと思います。もちろん質感をもっとリアルに描けたら良かったとか、そういった点においては想像通り(というか理想通り)ではないんですが、全体感については脳内イメージをちゃんと形にできたなと。なので満足度は割と高いです。

髪の毛はちょっとショボかったですね、これは良くないです。バニーの時が奇跡的に上手く出来過ぎたのかもしれませんが、あれぐらい美しくしたかったです。自分で「あれぐらい美しく」なんてのも図々しいかもですが、あれは良かったと思うんですよね。

顔はどうかなぁ…悪くはないんですが、良くもないですね。影になっている方は綺麗に描けているんですが、光側はイマイチ感があります。でもこれは顔が悪いのではなく、前髪が悪いのかもしれない。目尻を前髪で隠したらもう少し自然な感じになったかも。

体操服は一見すると「乳どうなっとんねん」って感じになりますが、色々と調べたところこれは物理的に正しいです。でも絵にすると違和感が出てくるので、そこは調整した方が良かったかもしれない。前にも書きましたが「現実世界でどう見えるのか?」よりも「絵としてどう見えるのか?」の方が大事ですからね。これは上手く嘘をつく技術と知識が必要になるので一朝一夕にはできませんが、課題として覚えておかなければなりません。

あとはこの絵の真の主役と言える尻と脚ですね。これは良かったと思います。ちゃんと重量感があるように描けたと思いますし、光の当たり具合もいいんじゃないでしょうか。


で、世間の評価なんですが。Pixiv(日本)は前回と同じく最悪クラスだったんですが、前回と違うのは「そもそも見て貰えていない」ってことですね。前回はいつもよりは少ないけれどそこそこ見て貰ったうえで低評価だったんですが、今回は全然見て貰えていなくて前回と同程度の評価点。ということは、得票率的には今回の方が評価が上ってことですが。

例によって評価数自体は別にどうでもいいんですが、理由を知っておくのは悪いことじゃありません。そして、それを無視するかどうかは自由です。

今回あまり見られなかった理由はほぼ分かっていて、顔が暗いからですね。Pixivでは作品を検索すると四角く切り取られた小さなサムネイルが表示されるんですが、閲覧者はそのサムネイルを見て良さそうだなと思ったものを開くワケです。開かれるまではカウントされないので、サムネイルで「これは見たくない」と判断されるとアウトです。

顔が暗いと何が何やらよく分かりませんから、開かないという判断になりやすいです。逆に、顔が明るくてアップの絵は割とアレな絵でもかなり閲覧数が上がります。もちろんその場合は高評価されずに即閉じられるので、閲覧数だけが増えて行くのですが。

前回の絵(水着ノエル)は今回の1.5倍程度の閲覧数があったのですが、それはこういう理由です。あの絵は顔が明るくて、割とアップでしたからね。パッケージ次第で売れ行きが変わるのと同じ理屈です。中身よりもまずはパッケージが大事。

一方、DeviantArt(海外)はPixivの7倍ぐらいの閲覧数でした。Pixivとは逆に前回より3倍以上増えています。高評価もかなり多くて、これまでの絵の中でも上位の方です。

ここまで違うのはなぜだろう?ということなんですが、DeviantArtはPixivと違ってサムネイルが切り取られません。ちゃんと全体を縮小してくれるので、パッと見でも「顔が暗いよく分からん絵」とはならないんですよ。全貌が分かるから、それが見たい絵なのかを正しく判断できます。ほんとPixivはクソだな!と言いたい。

そして一番の違いが絵の好みでしょうね。Pixivは全体的に平たんな萌え絵寄りなので、この結果になるのは当たり前っちゃ当たり前なんです。嗜好の異なるところにぶち込んで「見る目が無いな!」なんて言うのはバカのすることです。不適当と知れ。

よく「日本は沈む!」とか「遠くないうちに滅びるぞ!」とか言っているので、こいつ日本が嫌いなのかな?って思われているかもしれませんが、そうじゃないんです。日本が僕を嫌っているんです(被害妄想)。いや、冗談ですけど。僕も日本人だし。

とにかくですね、このテイストに移行した時にも書いた通り僕は海外向けを意識して描いているので、この結果に何も文句はございませぬ。むしろ想定通りで嬉しいです。そう、僕はグローバルな人間だからな。日本に収まる男ではないのだ…といいね。

でもさー、日本の人も見てくれよなーとは思いますが!!!!!!!
※Pixivのユーザーの半分は外国人なのですが。

ということで総評をば。

良かったところ
・背景を含め全体的にイメージ通りに描けた
・「入場門」は良かった
・ハチマキを含め衣装のバランス感は良かった
・脚が美しい
・左手が美しい

悪かったところ
・髪の毛の塗りがショボい
・髪の毛の造形もややショボい
・ゲートを飾りたかったがどうにもならなかった
・乳は少しデフォルメしても良かったかも?

次回は僕の大好きなニットワンピ&黒タイツの予定です。時期的におかしいっちゃおかしいんですが、やはりニットワンピと言えばノースリーブです。異論は許さぬ。

描き終えた後のヤル気の無さはもう解決しました。あのですね、sakimichanのギャラリーを見に行ったら新しい絵が7枚追加されていたんですよ。分かりますか。自分より圧倒的にハイクオリティの作品が、圧倒的に早く作成されているこの事実。僕が(世間的に見れば)ショボい絵を1枚描いている間にですよ。

自分を達人と比べているワケじゃないんです。そんな比較には意味が無いので。でもなんだろうなぁ…描かなきゃいかんって気になりますよね。「世界のどこかにある前人未踏の山」などという幻の存在じゃなく、目の前に「絶対登頂できない山」があるんですよ。それで絶望して登山をやめる人もいるでしょうけど、僕はその山に登って死にたいです。


そんな感じで、来週もジワジワ頑張りマス。
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Caelum

AIに僕の絵を描き直しさせてみたんだが、ノーヒントでやったら化け物になった。やはりノーヒントでは何をどうしたらいいのか分からんようだ。AIを使いこなすのもそれはそれで大変だろうな。
by Caelum (2022-10-30 03:42) 

Caelum

2枚目の絵はアカウントごと削除されているのでもう見ることはできません。アカウントごと消えるということは何か問題があった可能性がありますが、憶測の域を出ないのでノーコメントで。
by Caelum (2022-10-30 13:34) 

そら

Caelumさん、いい!最高!傲慢良いね!
クリエイターだけじゃなくて、生きる人全てがそうあるべきだと思う。
あ、Caelumさんのお話しの意味での傲慢ね。いい考え方だなぁ。素敵。
そして、クリエイターさん、ブログもそうだけど、表現や作る人の中で、違う意味での傲慢な方も多いと思う。「ちゃんと読んで。」「この言葉は使うな。」「自分は哀しさを表現したんだ。楽しいってなんだ?」みたいなw
自分が注意されてなくても哀しくなるよね。
ジェンダーの第一人者の先生は好きな服装がしたいから、大学教授になったんだって。なんかズレたけど、貫くって、そのために努力するってカッコいい。その先生はちゃんと社会も受け入れてるもんね。
Caelumさんもちゃんと人の意見を受け入れてくださるよね。そこからまた消化して考える。凄い事だとおもう。
でも、ニットワンピは長袖だよ。
私の中ではw

by そら (2022-10-30 13:41) 

Caelum

>>そらさん
日本のお国柄といったらそうなのかもしれないけど、何というか同調圧力が強いからねぇ。

SNSで多くの人が繋がるようになってからそれが一層強まった気がしていて、「絶対にはみ出してはならない」「みんなが好きなものを好きじゃないといけない」みたいな空気が満ちている。その一方で「個性を尊重しろ」とか言っているんだからもう苦笑いするしかないね。

とある問題について僕が「でもこれってxxじゃないの?」という反対意見を出したら「こういう人の考えを尊重しようとしないヤツって絶対いるよね」「それはお前の感想であって、そんなことは大事じゃないんだわ」とか突っ込まれたけど、そういうあんたらは僕の考えを尊重しないし、それらもあんたらの考えに過ぎんよね?とは思った。馬鹿馬鹿しいので言わんかったけど。

そうやってネット上では「同調しない奴は殺せ」みたいな過激派が大手を振って活動しているので、この国は落ちるところまで落ちるだろうなと思った次第。ああ、つい日本叩きになってるな。

>違う意味での傲慢
そうだねぇ。紙一重の差なのかもしれないけれども「創作に対して傲慢」が行き過ぎて「他人に対して傲慢」になってしまうことはある。これは作品に対して「絶対に良いものだ」と妄信してしまうとそうなるのだろうなと思う。つまり、自分の作品を冷静に見れていない。ということはクリエイターとしての能力が低いってことなんだけれども。

どんなに良いと思っても、良さが受け入れられなかったというのは紛れもない事実。そこで「作品が悪かった」なんて思う必要は無いけど(反省点は探すべきだが、無ければ無いでいい)、事実を捻じ曲げようと足掻くのは無様だ。そもそも、全ての表現が全ての人に意図通り伝わるワケではない。そんな大前提を受け止められない人は、何も表現しない方が平和でいられるだろうなとは思う。

>好きな服装がしたいから
本来、服装は自由であっていいはずだからね。もちろん先日のUSJ下着事件(ほぼ下着のようなコスプレで園内撮影をしていた)みたいなのはダメでTPOってのはあるけど、それに反しないなら好きにすればいいはずだ。

例えば成人男性がスカートを履いているのを見て「気持ち悪い、やめろ」とか言う人がいると思うんだけど、それじゃあ「赤という色が嫌いな人がいるから、赤い服を着るのも禁止な!」って話になる。そんな馬鹿な話は無い。

男がスカート=気持ち悪いってのは、まぁなんというか日本の文化として醸成された意識という面があるのですぐには変わらないとは思うけど、そういった活動を続ける人がいればいずれは意識も変わって行くのだろうね。

>ニットワンピは長袖
うむ。一般的にはそうであろうと僕も思ってる。ニットを着る時期にノースリーブは寒いからな…

by Caelum (2022-10-30 19:56) 

Caelum

OK、三体の予約完了。完全に計画通りで怖いぐらいだ。
リスト追加が全然進んでいないので、早くやらんといかんな。

by Caelum (2022-10-30 20:04) 

Caelum

11冊追加できた。しかし追加の方法を考え直さないといかんなぁ…いわゆるオススメリスト的なものを参照しても基本的には有名作品が列挙されることになるので、全て選定済であることが殆どだ。

「プロジェクト・ゼロ」のような知られざる傑作を掘り起こすには、もっと別の方法で探す必要がある。それこそ「書籍コンシェルジュ」のようなシステムがあればいいんだが。

AIなら読書だってソッコーで終わるんだから、システム的には無理じゃなさそうだし、需要もあると思うんだよな。本気で取り組んだら結構儲かるんじゃないか。僕は商売に興味無いからやらんけど。

by Caelum (2022-10-30 21:43) 

Caelum

おっと、これはスゲェものを発見してしまった…なんと、PixivにAIで生成した絵を沢山投稿している人がいる。もちろん自分で描いたと嘘をつくような卑怯なことはせず「AIで描いた」と堂々と宣言している。僕はこの方を称えたい。素晴らしい。

そしてかなり出来が良くて、ぶっちゃけランキングの中位ぐらいの人より明確に上手い。評価も結構獲得しているので、これひょっとしたらランキングに入っているんじゃないか。

人間を押しのけてAIがランキングに入る…僕はその未来を歓迎するけど、他の人がどう思っているのかは興味がある。Pixiv側もAI作品の扱いを定める必要があるだろう。僕が知らないだけで既にルールがあるのかもしれんが。

…と思って調べたらPixv側が声明を出していた。どうやら人力作品とAI作品それぞれのランキングを作るらしい。AI作品を自作と偽ることを防ぐのは不可能なので、この辺りが対応の限界だろう。

by Caelum (2022-10-30 21:58) 

Caelum

本文の通り僕は「AIを絵描きのツールとして利用したい」と考えているので、もう少しAIが進歩したらAIを使うためのマシンスペックを持ったPCを調達しようと思っている。AIをPCで動かすには結構なスペックを必要とするので、今のPCでは動かないのだ。

段々と必要スペックも低下してきているけれども、試行錯誤を繰り返すなら生成スピードは速いに越したことはない。1枚3分とか掛かっていたらやってられないからな。

更に言うとAIを十分に動かせるスペックがあれば3D制作もあまりストレスなくできるので、そういった意味でも良いことだ。これについてはいつ3Dに入れるかが分からんので重要ではないが。でもまぁ、3Dエロゲがサクサク動くならそれはそれで実用的だな!

by Caelum (2022-10-30 22:13) 

Caelum

今回は3Dで衣装着せるのやめよう。ボディコンタイプのニットワンピなので、着せてもあまり意味が無い。超リアルな3Dニットを組み込めるなら意味があるけれども、それはそれでポリゴン数が激多いからマシンスペック足りないんだよな。しゃーない、手で描こう。
by Caelum (2022-10-31 00:17) 

Caelum

3Dは概ね出来たけどまたアングルで迷うなぁ。とりあえず今回はカメラを回すのはやめておこう。前回は面白みを出すために回して、結果としてそれが良かったけれども、今回は面白みを捨てて美しさだけで行きたい。小細工はナシだ。神聖なる黒タイツに面白みは要らぬ。
by Caelum (2022-10-31 02:51) 

Caelum

うううううううううううううむ、いくら面白みは要らんといってもゼロにするとちょっと不安になるんだよな。というか、面白みを排除して美だけを追求するとニットワンピじゃなくレオタードにしたくなる。美を突き詰めるとやはり人体の造形が一番美しいという結論に至るからな。(僕は、だけど)

やめるか、ニットワンピ。今回は使わないというだけで、次回以降の「ちょっと面白みも加味した絵」には使うけれども。

これは絵の成分割合の話であり、今回は美9:面白1ぐらいで行こうと考えているので、それ自体に面白みがあるニットワンピが適合しないということである。ニットワンピが悪いわけではない。

そしてレオタードに面白みが無いのかというとそうじゃないけど、ニットワンピと比べると造形的な面白みは無い。より美しさ寄りだ。ニットワンピが美6:面白4の衣装だとすると、レオタードは美9:面白1の衣装である。だから今回の絵に適合する。

…ような気がするが、結局のところ使い方次第ではある。あくまで「どういう絵に適合しやすいか」という目安程度だ。ということで今回はレオタードに変更だ。元々キャラ的にもそうだしな。

by Caelum (2022-10-31 23:33) 

Caelum

前回は運動会的なヤツというテーマがあったから背景は後でも良かったが、今回は美しいという以外何もないので、後で背景を考えようとすると絶対死ぬことが確定している。よっていま決めないとアカン。

何も意味を持たない絵なので謎の暗黒空間にしてしまおうと思っているんだが、それも芸が無いんだよなぁ。そうなると何かファンタジーな感じの神殿とか、そういう「意味は分からんけどそれっぽい」という背景なんだよな。水面に立たせるか。

by Caelum (2022-11-01 00:45) 

Caelum

水面はダメだ。以前に書いたけれども諸々の理由で僕は既存のキャラを描いているので、その設定を逸脱して自分勝手に変えることはできない。それをしたいなら全て自分で考えるべきだ。

今回のキャラはゲームでは氷属性なので、水面に立たせるとこのキャラのファンにとっては「いやいや、違うでしょ。こいつ分かってねぇな」って話になる。それは良くない。この場合の正解は「凍った水面」である。

ぬうううううううううううううううん。

by Caelum (2022-11-01 01:56) 

Caelum

OK、降りてきた。これですべて整ったので明日からガッツリ行けるだろう。上手く描けるかはまた別問題なのだが。
by Caelum (2022-11-01 02:03) 

Caelum

3D活用の強みを利用して鏡を置こうかとも思ったんだが、sakimichanの発想を丸パクリするのはさすがに厚顔無恥の僕でもできんぜよ。いやまぁ、鏡自体は普遍的なアイデアといえばそうなので何も問題は無いのだが。使うとしても独自性のある構図で使おう。
by Caelum (2022-11-01 02:41) 

Caelum

ううむ、迷いだらけだな。とりあえず描いていて思ったのは、僕はやはりレオタード+タイツが猛烈に好きなんだなってことだ。より詳しく言うとハイレグタイプ限定だ。ハイレグはその名の通り脚が長く見えるし、タイツは脚が美しく見える。つまり脚フェチにとって最強の装備なのだ。生足派?知らんなぁ…
by Caelum (2022-11-02 02:38) 

Caelum

ああ、それで迷っているのは色だ。キャラ設定を尊重して黒レオタード+黒(というかこげ茶)タイツの予定だったんだが、暗い色同士の組み合わせなのであまりパッとしないように見える。塗り進めたらまた違うのだろうけれども。

それに対して、白レオタード+黒タイツ(同上)はかなり見栄えがする。まぁ、ベースカラーの変更なんてのは終盤でも可能なので、塗り進めてから決めれば良いか。甲乙つけ難いならカラバリ(少しはデザイン変更したいが)を作ってもいいしな。

by Caelum (2022-11-02 02:41) 

Caelum

来た。天啓が。問題はそれを上手く組み込めるかだが…思い描いた通りに出来ればかなり美しくなるはずだ。言うは易し、だが。
by Caelum (2022-11-02 03:13) 

Caelum

変異ウイルスの別名がグリフォン、ケルベロス、ケンタウロス、バジリスクとかもう完全に遊んどるやろ…どうせならテュポーンとかメドゥーサのような強力な怪物にしたらいいのに。

ちなみに神話的にはグリフォンはただの獣、ケルベロスは怪物(神)の子、ケンタウロスは神の子(とその子孫)、バジリスクは空想生物ではあるが神話生物ではない。関連性は無いのでテキトーに付けたとしか思えんのだが。

by Caelum (2022-11-02 03:56) 

Caelum

天啓は思った以上に神だった。そんなに上手く描けなくても十分過ぎるぐらい良い。つまり上手く描けたら凄く良くなるということだな。
by Caelum (2022-11-03 00:50) 

Caelum

まだ完成とは程遠いので何とも言えんところではあるけど、今のところ衣装に何の装飾も無いのでさすがに地味過ぎるかなという不安があるよなぁ。レースの透かしを入れるとか、そういう模様を入れるのもいいんじゃないかと思うのだが、どうしたもんかな。
by Caelum (2022-11-03 02:52) 

Caelum

プロジェクトぴあの読了。紛うことなき傑作。
by Caelum (2022-11-03 13:45) 

Caelum

ようやく口の中の火傷が治った。上顎の皮が全部めくれていたから熱いものや硬いものを食べるのがスゲェ辛かった。上顎の皮は防御力低過ぎるよなぁ…他の皮が耐えられる温度でもガンガンめくれる。気合が足りてないな。
by Caelum (2022-11-03 21:00) 

Caelum

うううううむ。やはりシンプル過ぎる気がするけど、色々と追加するとなんかゴテゴテして美しくない。シンプル方面の方がまだマシだと思うのでこの方向で進めるしかないかなぁ。そろそろ後戻りできん。

全体感としては段々僕好みになってきたけど、今回も日本向けじゃないな。むしろ前回以上に日本向けじゃないかもしれん。

by Caelum (2022-11-04 02:57) 

Caelum

背景をAIに任せたら幾らか時短できそうだよなぁ…なんだかんだと結構時間掛かるから。最近のAIは簡単なラフと注文ワードを投げれば結構いい感じの背景を作ってくれるようだし。手直しはいるだろうが。

それをやると背景を描く力が育たないが、そこは別に育てる気は無いので何も問題は無い。もちろん描けたらいいなとは思うけど、描きたいワケじゃない。いずれ描きたくなるのかもしれないが、その頃には恐らく技術が進歩して人力で絵を描く理由が無くなっているだろう…

by Caelum (2022-11-04 03:19) 

Caelum

今週が終わる…早い。これを52回繰り返したら1年が終わる。それをあと30回ぐらい繰り返したら死ぬ。長いのか短いのかわからんな。
by Caelum (2022-11-04 20:05) 

Caelum

ひとつ確かなのは、やりたいことを全部やるには全然足りないということだ。死ぬまでにコールドスリープ技術が確立されたら、全身機械化できるぐらい未来まで凍結して貰いたいものだ。
by Caelum (2022-11-04 20:08) 

Caelum

今回はいくらかシンプルなのでいつもより早く描けるかな?という期待をほんの少しだけ抱いていたが、結局いつもと変わらんという。むしろシンプルだとクオリティの低さが目立つので、それを何とかするためにいつもより遅くなるんじゃないかコレ。その分だけいいものができれば何の問題も無いが。
by Caelum (2022-11-05 02:35) 

Caelum

うちの近所には庭で柿を育てている家、枇杷を育てている家、謎の柑橘類を育てている家などがあるんだが、いずれも収穫する様子はなく熟れ過ぎて鳥や虫に食われている。あれは観賞用であって、収穫する気は無いということなのだろうか。

そんな中、カリンらしきものを育てている家が収穫した実をカゴに入れて家の前に置いていた。が、先週から様子が全く変わっていない。恐らく「ご自由にお持ちください」的な意図で置いてあるのだろうが、特に記載が無いので日本人の気質からすると誰も持って行かないだろうなと思う。カリンの食べ方が難しいというのもあるかもしれないが。

何にしても、1週間経ってもカリンは全くの無傷である。完熟前に収穫した実は鳥も虫も食べないというのはスゲェなと思った。やはりこの世界はそうなるように出来ているのだな。

by Caelum (2022-11-05 13:38) 

Caelum

吾輩はセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシである。名前はジュゲムジュゲムゴコウノスリキレカイジャリスイギョノスイギョウマツウンライマツフーライマツクウネルトコロニ…
つづく

by Caelum (2022-11-05 17:26) 

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