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 [雑記]

走るのは苦手だが、僕が走っている間は世界が歩いてくれるなら全力で走る。

・今週の読書
いつものアレ。

・勉強の成果
まだ足りないが。

・最近のAI事情
見る度に進んでるな。

ほいではムムン。


・今週の読書
今週読了した本:
リリエンタールの末裔:上田早夕里

現在読んでいる本:
深紅の碑文 上:上田早夕里

今後読みたい本:
検討中

「リリエンタールの末裔」を読了しました。こちらは短編集であり、表題作品は先週読んだ「華竜の宮」のサブストーリーで、他は独立した作品が3編(1編は書き下ろし)という内容になっております。全編SFではありますが、SF感はかなり薄めです。全体的に説明的で淡々と進んで行くため、面白いかというとかなり微妙なところかと。

「ナイト・ブルーの記録」では機械の感覚を人間にフィードバックする技術が発展した末に、接続された人間がいわゆる「幻肢」に近い感覚を獲得してしまうという話で、これは面白いテーマだなとは思いました。人間の脳みそって無駄に高性能なので、本来は起こり得ない何かを現実のものとして「実感」してしまうんですよね。

ぶっちゃけ、いま僕らが見ているこの世界が現実であるという保証は無いじゃないですか。コレが夢ではないと言い切れますか?本当の自分は人間でさえなくて、植物のようなよく分からん生き物である可能性?でも僕らの脳はコレが現実だと「実感」しているワケですね。なので、機械と感覚を一体化させてしまう人が出ても不思議ではありません。

既に簡単なものは実現してはいますが、近い将来にはもっと高度な体感フィードバック機構ができると思うんですよ。脳に直接刺激を送るようなタイプとか。そういったものが普及すると、このような人々も現れるでしょうね。それは現代の感覚からすると「病気」ということになるんでしょうけど、未来では普通のことなのかもしれませんな。

今日からは「深紅の碑文」を読んでいます。これは「華竜の宮」でぶっ飛ばされた空白の50年間を描いた物語ですね。上下巻の構成で、上巻だけでも518ページあるという。ちなみに下巻は581ページ。気合入れて読まないと。


・勉強の成果
最近なにやら勉強をしてたじゃないですか。その成果をば。何をやっていたかというと、MMDの動画作成ですね。10年前に数時間触っただけなのでイチからのスタートということになりますが、果たしてどうなったのか?と。

まずは10年前の技術で作った動画を。実際に作ったのは数日前ですが、10年前に知っていた技術しか使っていませんので実質的に10年前の動画です。(無音)


・公開されているモデルを置いただけ
・公開されているモーションを流し込むだけ

調整する技術が無いので、回り終わった直後に不自然に滑って元のポジションに戻ってきています。シェーディングもそのままなのでシンプルな感じに。シンプルな描画が悪いワケじゃないんですが「意図的にシンプルにしている」と「リッチにする方法が分からないのでシンプル」は違いますからね。背景等もありません。

続いて2023年版を。


・モデルを改造することができる(規約範囲内)
・モーションを改造することができる(同)
・複数のモーションを組み合わせることができる(同)
・背景を設定、改造することができる(同)
・ライティングを工夫することができる
・リッチな描画をすることができる

などなど。いずれも僕が作ったものではなくて、世の中の凄い方々が作ってくれたものを利用できるようになっただけなんですが、一応は進歩ということで。他にもカメラワークも勉強しましたが、今回は見え方を揃えるために入れませんでした。

どちらが良いかというと好みの問題なのでアレですが、色々出来るようになりましたってコトです。色々出来るからといって「良いモノ」を作れるワケじゃないけどな!!!

で。コレを習得してどうすんの?って話しなんですが、以前「AIで動画を作る技術が誕生した」みたいな話を書いたじゃないですか。アレがかなり進化していて、いまや文字で指示を出すだけでかなり高度な動画を作れるようになっています。

しかし、AIはエスパーじゃないので想像した通りの動画を作ってくれる確率はかなり低いです。死ぬほど繰り返せばいつか出るかもしれませんが、まぁ無謀ですね。より想像に近い動画を作るためにはやはりお手本を渡すのが一番なので、元の動画を用意しなければなりません。そこで今回の技術が必要になってくるワケです。

実は最近のAIは超賢いので、このような動画ではなく棒人間の動画でも動きを認識してくれます。しかし、キャラの外見も想像に近付けたいとなるとやはり棒人間ではマズいです。ですので、より精細な動画を作れるに越したことはないのです。

著作権の問題があるので、今回のように既存の材料を組み合わせて作った動画をAIに食わせるのはマズい可能性があります(まだ判例が無いので、やらない方が無難)。作者さんがOKと言ってくれている素材を使うか、自作する必要がありますね。

現状、センスや知識が不足していて観るに堪える動画を作ることが出来ないのでアレですが、基礎の部分は習得できました。引き続き頑張りましょう。


以下、AIの話なので畳みます。








 

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 [雑記]

秋無かったね。

・今週の読書
いつものアレ。

・コーヒーのコスト
毎度おなじみ。

・戦
ああ、ついに。

ほいではボチュン。


・今週の読書
今週読了した本:
華竜の宮:上田早夕里

現在読んでいる本:
リリエンタールの末裔:上田早夕里

今後読みたい本:
正欲:朝井リョウ

「華竜の宮」を読了しました。SFとしては地学のうんちゃらが割と難しく、丁寧に説明されてはいるものの苦手な方はアレルギーが出るかもしれません。そういう方はSFを読まないような気はしますが。そこはクリアしたとしてもストーリーの主軸が政治的な駆け引きなので、これも苦手な方はアレルギーが(略)。

ということで若干難しい内容ではあるんですが、上記の二点が問題無ければとても面白い作品です。ラストがかなり駆け足なので読後の満足感は若干アレなんですが、中盤はマジで面白いです。特に6章終盤は傑作の域で、映像化して欲しいぐらい。

ラストを駆け足で終わらせてしまうのはさすがにもったいないと判断したのか、この本が出版された3年後にその辺りのエピソードを書いた(らしい)「深紅の碑文」が出版されています。若干変則的な形にはなりますが、補完してくれるなら一安心。

今日からは「リリエンタールの末裔」を読んでいます。これも同じ世界観の物語で、外伝みたいな位置付けなんでしょうかね。短編集なのでそれ以外の話も収録されている模様。


・コーヒーのコスト
「嗜好品ぐらいケチるなよ」という声もあるでしょうけど、好きなモノを価格を気にせず買うなんてことは小金持ちなら誰でも出来るじゃないですか。一方、徹底的にコストを抑えるのはドケチ根性を捨てられない僕ならではの視点だと思うので、こだわって行こうと思います。誰でも書ける記事なら、僕が書く必要は無いのだ。

以下、スゲェ長いので先に結論を書いておきます。

・単純コスト順位
1位:インスタントコーヒー(1杯10~40円程度)
2位:市販の粉(1杯15~50円程度 + 道具)
3位:市販の豆(1杯15~50円程度 + 道具)
4位:ボトルコーヒー(1杯25円程度)
5位:専門店の粉(1杯20円~無限 + 道具)
6位:専門店の豆(1杯20円~無限 + 道具)
7位:缶コーヒー(1杯80円程度)

・満足度考慮のコスパ順位
1位:専門店の豆
2位:専門店の粉
3位:市販の豆
4位:市販の粉
5位:インスタントコーヒー(コーヒーではない)
6位:缶コーヒー(便利だが高過ぎる)
7位:ボトルコーヒー(安いが不味過ぎる)


はい、では本文。一応の注意書きをば。

・あくまで僕の味覚では、という話になります
・安くても美味いものはあるし、高くても不味いものはあります
・価格はアマゾン基準です
・物価変動を考慮し、現在の価値に換算しています(昔はもっと安かった)
・各クラス10種以上は試しているはずですが、その程度です
・豆や粉は一般的な基準である1杯(150cc)あたり10gで計算していますが、その分量だと喫茶店並みの濃さになるので僕は苦手です。好みによりますが、ゴクゴク飲む人は2~2.5杯ぐらい出すことになるかと。なのでコストも低下します。風味も低下しますが。

で、コーヒーといっても様々な提供形態がありますよね。それぞれの特徴とコストを書いて行くとしましょう。道具の価格は最低限の場合です。道具によって味が変わるというのはまぁそうなんですが、今回はそういう趣旨じゃないので。

・専門店の豆
基本的には焙煎してから日が経っていないものを入手でき、確実に挽きたてのものを味わうことが出来るため圧倒的に美味い。ただしミルで挽いたりドリップしたりしなくてはならないため、道具が必要で手間もかかる。豆の保存もやや面倒臭い。

ミル(非消耗品):手動なら500円~、電動なら1,500円~
ドリッパー(非消耗品):100均
ペーパーフィルタ:100均で90枚100円

豆:100gあたり~300円(1杯~30円)
このクラスは低品質の豆である場合が多く、ぶっちゃけ美味しくはないです。同価格帯~ちょい上の「市販品の豆・粉」よりは美味しい場合が多いですが、グレードの高いモノには劣ります。しかしコーヒー愛好家でなければ十分に美味しいと感じるレベルであり、これ以上のものを飲む気が無ければ一生このクラスで満足できます。上を知ってしまうとキツい。

風味が弱い場合が多いため、深煎りだと苦味だけしかないコーヒーとなる可能性アリ。品種や産地に関係無く中煎りが無難かと。

具体的な味のイメージとしてはコンビニのコーヒーがこのクラスの上位ぐらいです。最上位はもうちょい美味しいものがあると思いますが、それを探すのは至難。

豆:100gあたり600円前後(1杯60円程度)
この辺りからコーヒーに自信アリの喫茶店クラスになります。300円以下クラスとは別の飲み物と言っても良いぐらいの差があり「これ以上のクラスをコーヒーと呼ぶ」と言われてもまぁ納得できるかなというぐらい。お茶とは違って邪道とされる「二煎目」でさえ300円以下クラスより美味しい場合があります。それぐらい圧倒的な差が。

このクラスはどの店も主力としているので該当商品が多く、差が大きいです。350円でも十分に美味しいものもありました。豆の品種や産地もほぼ全て選べるので、基本的にはこのクラスがオススメです。コスト的には缶より安いし、禁断の3杯出しなら20円以下。

ちなみに3杯出しの場合、3回に分けて出すと3杯目がただたの黒い水になるので一気に3杯分出して下さい。風味が猛烈に低下しますが缶コーヒーよりは美味いです。ただまぁ、せっかく良い豆なのでせめて2杯分までにした方が良いと思いますが。

豆:100gあたり1,000円~(1杯100円~)
プレミアム豆ですね。上で「各10種以上」と書きましたが、コレだけは3種しか飲んだことがありません。このクラスを飲むならもうコスパとか考えるのはやめて、純粋にコーヒーを楽しんだ方が良いと思います。美味ければそれでいいじゃないか。

パナマゲイシャやブルーマウンテンNo.1のような高級豆はなかなか手が出ませんが、エチオピアゲイシャぐらいなら1,500円程度で買えます。それでも缶コーヒーと大差ない値段と考えると、コスパは良いと言えるでしょう。たまにはいいんじゃないですか。

・専門店の粉
専門店で挽いてもらったもの。自分で挽くよりも上手に挽いてくれる可能性があるが、挽いた豆は猛烈に酸化が進むため風味が落ちやすい。ドリップの手間は豆と同じ。価格も豆と同じ。ミルを持っていない場合以外は豆を買った方が良い。

・市販品の豆
一般の流通ルートを通るため焙煎してからの時間経過は避けられず、専門店のものより鮮度が低い。大量に生産するので品質にバラつきが発生しにくいかもしれないが、価格は専門店の豆と大差無いためこれといって優位性は無い。

味についても専門店の豆と同様に価格によって大きく変わるが、そうはいっても専門店の豆ほど劇的な差は感じられないので高い豆を買う意味は無い。美味しいコーヒーを求めて高い豆を買うというのなら、専門店で買った方が良い。

一方で安価な豆の場合は同ランクの専門店の豆の最低品よりは品質が良いように感じられるので、普段使いの豆を求めている場合には無難な選択かもしれない。同ランクの専門店が1~5点で平均3点・最頻4点の場合、こちらは2~4点で平均3点・最頻3点といった感じ。専門店では不可能な規模の大量仕入れができるメーカーの強みといったところだろうか。

・市販品の粉、ドリップタイプ
市販品の豆より更に酸化が進んでいる。しかし挽き方まで均一化されているので、市販の豆以上にいつでも、どこでも完全に同じものをを入手できる。価格は市販品の豆と大差無い。ドリップタイプの場合、ペーパーが不要なので利便性が高い。

・缶コーヒー
とにかく便利。フレーバーも様々で、他のコーヒーではできない楽しみ方ができる。ブラックについても各社が研究しており、コーヒーかというと微妙なものも多いが缶コーヒーという別ジャンルの飲み物としては十分においしいものが多い。

・ボトルコーヒー
基本的にはアイスコーヒーとして提供されている。安価で大容量のものが多く、手軽かつ大量に必要な場合はベストな選択。会議等で出す飲み物とかで使いやすい。味がかなりアレなのでコーヒー愛好家はキレるかもしれないが。

・インスタントコーヒー
お湯があればどこでも飲めるうえ、保管や持ち運びも簡単。ただしコーヒーの味はしないので、これをコーヒーと呼ぶのはちょっと厳しい。

ゴールドブレンドなら最安値で1杯10円程度で購入可能だが、美味しいと言えるレベルではない。インスタントで美味しいと言えるレベルに達しているのはプレジデントだけであり、これは1杯40円以上するので中程度の豆に迫る価格に。


はい、ということでした。誰もがドリップして飲める環境にあるワケじゃないので「コスパがどうであろうが缶コーヒーがNo.1なんじゃい!」と言われればその通りです。休日だとか、帰宅後、あるいは朝一番に飲めるなら…みたいな感じですね。

僕が働いていた頃は、朝1杯分だけドリップしてタンブラーに入れて会社へ持参していました。昼休み前には尽きるのでそこからはコンビニか缶コーヒーになるんですが、最初の1杯が美味いだけでも気分が違ってきますからね。オススメです。


以下、もっとしょうもない話なので畳みます。







 

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 [雑記]

睡眠時間だけキリン化したい。

・今週の読書
いつものアレ。

・コラボ
そうそう、それでいいんだよ。

・立体写真の時代が来る
結構色んな分野に影響あるよ。

ほいではどどん。


・今週の読書
今週読了した本:
異形コレクション36 進化論:多数

現在読んでいる本:
華竜の宮:上田早夕里

今後読みたい本:
正欲:朝井リョウ

「異形コレクション36」を読了しました。異形をメインテーマとした短編集で、巻ごとに異なったテーマが設定されているという趣向ですね。今回は「進化」でしたが、何せ異形がテーマなので基本的には怪奇・ホラーが収録されているようです。

今回の目的である上田早夕里の「魚舟・獣舟」は面白かったです。上田早夕里は2003年に小松左京賞を受賞してメジャーデビュー、そしてこの作品が執筆されたのが2006年。この後、多くの賞にノミネートされたり受賞したりして行くのですが、そうなるのも必然ってことなんでしょうね。いやだって、面白いもん。これは納得。

他の収録作品は…玉石混交。面白かった作品は以下の通り。

量子感染:平谷美樹
読むべからず:飛鳥部勝則
逆行進化:堀晃
ヤープ:平山夢明

といったところ。この中だと「読むべからず」が一番かな。ただ、他の作品は相当微妙なのでオススメ度はかなり低いです。「魚舟・獣舟」は上田早夕里個人の短編集にも収録されているので、入手可能ならそちらを読んだ方が良いです。(図書館に無かった)

今日からは上田早夕里の「華竜の宮」ですね。短編「魚舟・獣舟」と同様の世界設定であり、基本的な情報は短編の方に書かれているので、そちらを先に読まないとちょっと意味が分からない部分が出てきますので要注意。分からなくてもそこまで問題は無い描かれ方をしているのでアレですが、モヤモヤは極力排除したいじゃないですか。

今のところプロローグと1章の途中まで読みました。プロローグは地学の解説がっと続くのでややしんどいですが、それが終わって面白くなってきたところです。これだとプロローグで投げちゃう方も少なくないと思うので、途中に挟んだ方が良かったかも。

この本は単行本より小さくて文庫より大きいあのサイズですね。587ページ、文字サイズは普通ですが二段組なので結構な文章量です。頑張って読もう。


・コラボ
結構前の話なんですが、こんなコラボがありました。



夕張市の萌えキャラコラボですね。夕張市出身の声優である石黒千尋さんが声を当てています。こういった「萌えキャラ町おこし」みたいなヤツは結構色んな都市で行われていて、そこそこ~大成功まで幅はありますが概ね成功しているように見えます。いやまぁ、成功したものしか世に出てこないので、人知れず失敗しているものも多いのかもしれませんが。

何にしても、こういったコラボはそこまで費用がかかるワケじゃないと思うんですよ。リアル芸能人を呼んだりするととんでもないギャラが発生しますし、そもそも長期間開催となるとずっと拘束しておくのも無理じゃないですか。それに対して萌えキャラは低コストでずっと拘束できるので滅茶苦茶コスパが良いんですよね。事故やトラブルも皆無だし。

萌えキャラというと何やらオタク御用達みたいなイメージが未だにありますが、ぶっちゃけ萌えキャラ産業はもう日本の主要産業と言って良いところまで来ちゃっている事実をいい加減認めた方が良いと思うんですよ。ちょっと数字を見て行きましょうか。

「オタク」市場に関する調査(2022年)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3121

アニメ:2,800億円
同人誌:881億円
ゲーム(インディーズ):43億円
プラモデル:440億円
フィギュア:340億円
ドール:109億円
コスプレ:270億円
メイドカフェ:104億円
ボカロ:107億円
---------------------------------
計5,094億円

だそうです。別のところからのデータによると

風俗:5.7兆円
タバコ:2.8兆円
炭酸飲料:5,519億円
アイスクリーム:5,151億円
宝くじ:4,247億円
カラオケ:3,798億円

といったものがあり、オタク産業の合計と単品を比べるのもアレですし、オタク産業として計上したもの全てが萌えキャラ産業ではないし、そもそもこの分類に含まれない萌えキャラ産業もあると思われるのでアレなんですが、炭酸飲料やアイスクリームと同程度の規模かもしれないね?みたいな感じで、とりあえず極小規模ではないと言って良いでしょう。

そういうワケで、もう開き直ってガンガンやればいいと思うんです。海外にもオタク仲間は沢山いるので、国を挙げてオタク国家にしてしまえば観光資源がひとつ増えますよ。

実際、我らが名古屋市は「世界コスプレサミット」なるものを開催しており、海外でも結構知られているとか。来場者数は3日間で22.6万人。そのうちのどれほどが海外のお客さんかは知りませんが、海外のコスプレイヤーも参加しているので、そのファンが来日していたりもするんじゃないですかね。ファンは金になるんですよ。ええ。

ちなみにコミケは2日で26万人だったそうです。さすがに日本一のオタクの祭典には及びませんけど、町おこしとしては十分過ぎる成果が出ているのではないでしょうか。

名古屋は観光資源に乏しいので、こういうことをガンガンやったらいいと思うんです。河村市長が結構乗り気なので、この調子で大須(名古屋のオタク街)を秋葉原以上のオタク街に育てて欲しいですね。非オタの方からすると迷惑かもしれませんが、手段を選んで良いのは強者だけです。変化して生き残るか、現状維持で緩やかに死ぬかの二択なんですよ。


他にも「萌え米」なんてのもありましたね。あきたこまちの絵を萌え絵に変えたら売り上げが伸びたというヤツ。アレに対する反応って以下の3通りじゃないですか。

1.あきたこまちが好きなので絵はどうでもいい
2.米は何でもいいけど萌えキャラが好き
3.あきたこまちが好きだが絵が気持ち悪いので嫌

です。1の人はそのまま購入するし、2の人は新規顧客になるし、3の人はグッバイです。なので2の人数が3の人数を上回れば成功ということになるんですが、直感的に3の人って少ないんじゃないかなと思うんですよね。店頭販売なら「レジに持って行くのが恥ずかしい」というケースがあるのでアレなんですが、通販ならそうはならないです。

萌え米は主に通販で販売されていたようなので、3を発生させることなく2を獲得することが出来たということですね。これは上手いと思います。「若者の米離れ」みたいな話がありますが、それを萌えキャラで強引に引き留めるという。

過去には「けいおん米」なんてのもありました。あれは「ごはんはおかず」という曲があるからこその商品なんですけど、ぶっちゃけファンなら理由とかどうでもいいという方も多いでしょうから、他の作品でもやったらいいんじゃないですかね。


成功したコラボといえば「ガルパン列車」もそうですね。大洗の観光客数は年間400~500万人といったところなんですが、そのうち15万人がガルパン関係だそうです。3%増って何気にデカいですよ。経済規模は全体の1割程度というデータもあり、本当ならガルパン客は人数の割に経済規模が大きい=金払いが良いということになりますね。

車両老朽化のため、今年の9月で全てのガルパン列車が運行を終了したようですが、経済効果が期待できるようなら新ガルパン列車も誕生するでしょう。公式のお知らせには「リニューアル工事」と書いてあるので、そのうち復活するのかな。


長くなったので畳みます。






 

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湿 [雑記]

目がスーパー乾く。

・今週の読書
いつものアレ。

・冷凍パスタ
強い。

・ニート
6年経った。

ほいではドゥン。


・今週の読書
今週読了した本:
2010年代SF傑作選(1):多数

現在読んでいる本:
異形コレクション36 進化論:多数

今後読みたい本:
正欲:朝井リョウ

「2010年代SF傑作選(1)」を読了しました。2010年代を代表する10名の作家の短編を収録したとのことで、ラインナップを見ると確かにまぁそうかなという感じはしますね。しかし「SF作家の作品ではあるけど、これはSFじゃないよね?」という作品も含まれているので「SF傑作選」というのはちょっとどうかという感はあります。

面白かった作品は…

・滑車の地(上田早夕里)
・怪獣惑星キンゴジ(田中啓文)
・海の指(飛浩隆)

ですね。残り7作品については半分はボチボチ、半分はイマイチといった感じ。しかしタイプ(作風)の被る作家が殆どいないため、見本市としてはとても良いですね。

今日からは「異形コレクション36 進化論」を読んでいます。こちらは18名の短編集です。上田早夕里の短編を読みたいがために借りたんですが、序盤に収録されていたので既に目的を達してしまいました。期待した通り面白かったです。上田早夕里は(少なくともSFのシリーズは)全読破を目指して行きたいなと。他の作家については初見の方が多いので、今後の本選びの参考にして行きたいと思います。


・冷凍パスタ
美味いんですよ、最近の冷凍パスタは。そして安い、簡単、成分も申し分無し。種類も沢山あって飽きとも無縁。もう最強の食品と言って良いかもしれない。

価格の話に限定すれば、自作の方が圧倒的に安いです。手間だってパスタはレンジで茹でられるし、ソースも週1回か月1回作ってタッパーに1回分毎に小分けして冷凍すればいいので大した手間じゃないし、具もテキトーに肉をぶった切って塩コショウしてソースと一緒にレンチンすれば終わりなので楽です。が、種類が限られるんですよね。

ちょっと手の込んだパスタソースを作ろうと思うと結構大変だし、魚介類の具材が欲しい場合は諸々面倒が発生します。そういうワケで、常時手抜きパスタというワケにも行かないですよね。(僕は毎日毎食同じモノでも平気なのでアレなんですが)

各社多種多様な味を出しているので、3食冷凍パスタだけで回しても1ヶ月毎日別のものを食べられるんじゃないかなぁ…パスタ自体に飽きたらアレですが、パンに飽きるイギリス人とか米に飽きる日本人は少ないし、パスタに飽きるイタリア人も殆どいないと思うので、多分大丈夫じゃないかと思います。飽きたとしても気のせいです。多分。

冷凍パスタとは関係無いですが、ソースを自作する場合は実は「市販のカレー(シチュー)のルウをお湯で溶いただけ」で十分美味しいソースが出来ます。案外知られていませんが、あれらは具材を何も入れなくても十分美味しいのです。大企業が金と時間と人材を投入して研究した成果なので、ナメちゃいけません。お湯少な目で作りましょう。


・ニート
2017年の10月末に退職したはずなので、ニートになってマル6年経ちました。実際には9月ぐらいから有休消化で出社していないので、働いていない期間はもう少し長いです。

この間、僕は一体何をしてきたのか。何か成果があったのか。ただ無駄にダラダラ過ごしただけなんじゃないのか…いやまぁ、それはそれで悪い過ごし方じゃないんですが。とりあえず、この6年の成果を並べてみようと思います。

・絵を描く能力が上がった
最初に半年やって、AIと3Dの発展により僕が描く意味が無くなるということに気付いたのでやめて、2年半後に復帰してからは3年間やりました。pixivランキングに入ったり、なんやかんやと結果は出せたので良かったんじゃないでしょうか。

・100冊以上の本を読んだ
2022年3月から読書習慣を始め、これまでに105冊読んだ模様。知識が増える系の読書ではないんですが、想像力の引き出しが増えたかなという感じはしています。娯楽として面白い作品を沢山読めたので、生活も豊かになっているんじゃないかなと。多分。

・1,100作品以上のアニメを視聴した
話数や長さは作品によりマチマチですが、平均20分で12話だとすると264,000分 = 4,400時間となります。なんじゃそりゃ…多過ぎですね。

・色んなゲームをプレイした
アズレンと原神をプレイしたおかげで絵の練習の題材にも困らなかったし、なんだかんだと役立ちましたね。ゲーム自体もボチボチ面白かったと思います。絵を描かなくなってからのゲームはイマイチ面白くないモノをダラダラとやっていたので微妙。

・生成AIをある程度扱えるようになった
と思ったらどんどん新技術が生まれて行くので、また浦島太郎になりました。しかし基本的な部分は習得できているので、追い付くことは可能かと思います。

・エロ本を出すという夢を叶えた
夢というか目標というか、一度やってみたい的なアレですね。一般的にはしょうもないことかもしれませんが、多くの人は夢が無いか、夢を叶えられない世の中じゃないですか。そんな中で達成できたってのは、有意義だったかなと思います。主目的ではないですが、結構な利益も得られましたから経済的にも意味のあることですしね。

これについてはボチボチ理不尽な理由で活動終了を余儀なくされたのが心残りではあります。今はまだその時ではないですが、そのうち再起しようと思ってはいます。


はい、ということで意味があるのかないのか分からん6年間を過ごしました。そもそも生きることに意味を求めること自体がナンセンスだとは思うので、いいんじゃないですか。

そんな感じで、これからもニートして行きマス。
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