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 [雑記]

走るのは苦手だが、僕が走っている間は世界が歩いてくれるなら全力で走る。

・今週の読書
いつものアレ。

・勉強の成果
まだ足りないが。

・最近のAI事情
見る度に進んでるな。

ほいではムムン。


・今週の読書
今週読了した本:
リリエンタールの末裔:上田早夕里

現在読んでいる本:
深紅の碑文 上:上田早夕里

今後読みたい本:
検討中

「リリエンタールの末裔」を読了しました。こちらは短編集であり、表題作品は先週読んだ「華竜の宮」のサブストーリーで、他は独立した作品が3編(1編は書き下ろし)という内容になっております。全編SFではありますが、SF感はかなり薄めです。全体的に説明的で淡々と進んで行くため、面白いかというとかなり微妙なところかと。

「ナイト・ブルーの記録」では機械の感覚を人間にフィードバックする技術が発展した末に、接続された人間がいわゆる「幻肢」に近い感覚を獲得してしまうという話で、これは面白いテーマだなとは思いました。人間の脳みそって無駄に高性能なので、本来は起こり得ない何かを現実のものとして「実感」してしまうんですよね。

ぶっちゃけ、いま僕らが見ているこの世界が現実であるという保証は無いじゃないですか。コレが夢ではないと言い切れますか?本当の自分は人間でさえなくて、植物のようなよく分からん生き物である可能性?でも僕らの脳はコレが現実だと「実感」しているワケですね。なので、機械と感覚を一体化させてしまう人が出ても不思議ではありません。

既に簡単なものは実現してはいますが、近い将来にはもっと高度な体感フィードバック機構ができると思うんですよ。脳に直接刺激を送るようなタイプとか。そういったものが普及すると、このような人々も現れるでしょうね。それは現代の感覚からすると「病気」ということになるんでしょうけど、未来では普通のことなのかもしれませんな。

今日からは「深紅の碑文」を読んでいます。これは「華竜の宮」でぶっ飛ばされた空白の50年間を描いた物語ですね。上下巻の構成で、上巻だけでも518ページあるという。ちなみに下巻は581ページ。気合入れて読まないと。


・勉強の成果
最近なにやら勉強をしてたじゃないですか。その成果をば。何をやっていたかというと、MMDの動画作成ですね。10年前に数時間触っただけなのでイチからのスタートということになりますが、果たしてどうなったのか?と。

まずは10年前の技術で作った動画を。実際に作ったのは数日前ですが、10年前に知っていた技術しか使っていませんので実質的に10年前の動画です。(無音)


・公開されているモデルを置いただけ
・公開されているモーションを流し込むだけ

調整する技術が無いので、回り終わった直後に不自然に滑って元のポジションに戻ってきています。シェーディングもそのままなのでシンプルな感じに。シンプルな描画が悪いワケじゃないんですが「意図的にシンプルにしている」と「リッチにする方法が分からないのでシンプル」は違いますからね。背景等もありません。

続いて2023年版を。


・モデルを改造することができる(規約範囲内)
・モーションを改造することができる(同)
・複数のモーションを組み合わせることができる(同)
・背景を設定、改造することができる(同)
・ライティングを工夫することができる
・リッチな描画をすることができる

などなど。いずれも僕が作ったものではなくて、世の中の凄い方々が作ってくれたものを利用できるようになっただけなんですが、一応は進歩ということで。他にもカメラワークも勉強しましたが、今回は見え方を揃えるために入れませんでした。

どちらが良いかというと好みの問題なのでアレですが、色々出来るようになりましたってコトです。色々出来るからといって「良いモノ」を作れるワケじゃないけどな!!!

で。コレを習得してどうすんの?って話しなんですが、以前「AIで動画を作る技術が誕生した」みたいな話を書いたじゃないですか。アレがかなり進化していて、いまや文字で指示を出すだけでかなり高度な動画を作れるようになっています。

しかし、AIはエスパーじゃないので想像した通りの動画を作ってくれる確率はかなり低いです。死ぬほど繰り返せばいつか出るかもしれませんが、まぁ無謀ですね。より想像に近い動画を作るためにはやはりお手本を渡すのが一番なので、元の動画を用意しなければなりません。そこで今回の技術が必要になってくるワケです。

実は最近のAIは超賢いので、このような動画ではなく棒人間の動画でも動きを認識してくれます。しかし、キャラの外見も想像に近付けたいとなるとやはり棒人間ではマズいです。ですので、より精細な動画を作れるに越したことはないのです。

著作権の問題があるので、今回のように既存の材料を組み合わせて作った動画をAIに食わせるのはマズい可能性があります(まだ判例が無いので、やらない方が無難)。作者さんがOKと言ってくれている素材を使うか、自作する必要がありますね。

現状、センスや知識が不足していて観るに堪える動画を作ることが出来ないのでアレですが、基礎の部分は習得できました。引き続き頑張りましょう。


以下、AIの話なので畳みます。








 

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