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 [雑記]

秋無かったね。

・今週の読書
いつものアレ。

・コーヒーのコスト
毎度おなじみ。

・戦
ああ、ついに。

ほいではボチュン。


・今週の読書
今週読了した本:
華竜の宮:上田早夕里

現在読んでいる本:
リリエンタールの末裔:上田早夕里

今後読みたい本:
正欲:朝井リョウ

「華竜の宮」を読了しました。SFとしては地学のうんちゃらが割と難しく、丁寧に説明されてはいるものの苦手な方はアレルギーが出るかもしれません。そういう方はSFを読まないような気はしますが。そこはクリアしたとしてもストーリーの主軸が政治的な駆け引きなので、これも苦手な方はアレルギーが(略)。

ということで若干難しい内容ではあるんですが、上記の二点が問題無ければとても面白い作品です。ラストがかなり駆け足なので読後の満足感は若干アレなんですが、中盤はマジで面白いです。特に6章終盤は傑作の域で、映像化して欲しいぐらい。

ラストを駆け足で終わらせてしまうのはさすがにもったいないと判断したのか、この本が出版された3年後にその辺りのエピソードを書いた(らしい)「深紅の碑文」が出版されています。若干変則的な形にはなりますが、補完してくれるなら一安心。

今日からは「リリエンタールの末裔」を読んでいます。これも同じ世界観の物語で、外伝みたいな位置付けなんでしょうかね。短編集なのでそれ以外の話も収録されている模様。


・コーヒーのコスト
「嗜好品ぐらいケチるなよ」という声もあるでしょうけど、好きなモノを価格を気にせず買うなんてことは小金持ちなら誰でも出来るじゃないですか。一方、徹底的にコストを抑えるのはドケチ根性を捨てられない僕ならではの視点だと思うので、こだわって行こうと思います。誰でも書ける記事なら、僕が書く必要は無いのだ。

以下、スゲェ長いので先に結論を書いておきます。

・単純コスト順位
1位:インスタントコーヒー(1杯10~40円程度)
2位:市販の粉(1杯15~50円程度 + 道具)
3位:市販の豆(1杯15~50円程度 + 道具)
4位:ボトルコーヒー(1杯25円程度)
5位:専門店の粉(1杯20円~無限 + 道具)
6位:専門店の豆(1杯20円~無限 + 道具)
7位:缶コーヒー(1杯80円程度)

・満足度考慮のコスパ順位
1位:専門店の豆
2位:専門店の粉
3位:市販の豆
4位:市販の粉
5位:インスタントコーヒー(コーヒーではない)
6位:缶コーヒー(便利だが高過ぎる)
7位:ボトルコーヒー(安いが不味過ぎる)


はい、では本文。一応の注意書きをば。

・あくまで僕の味覚では、という話になります
・安くても美味いものはあるし、高くても不味いものはあります
・価格はアマゾン基準です
・物価変動を考慮し、現在の価値に換算しています(昔はもっと安かった)
・各クラス10種以上は試しているはずですが、その程度です
・豆や粉は一般的な基準である1杯(150cc)あたり10gで計算していますが、その分量だと喫茶店並みの濃さになるので僕は苦手です。好みによりますが、ゴクゴク飲む人は2~2.5杯ぐらい出すことになるかと。なのでコストも低下します。風味も低下しますが。

で、コーヒーといっても様々な提供形態がありますよね。それぞれの特徴とコストを書いて行くとしましょう。道具の価格は最低限の場合です。道具によって味が変わるというのはまぁそうなんですが、今回はそういう趣旨じゃないので。

・専門店の豆
基本的には焙煎してから日が経っていないものを入手でき、確実に挽きたてのものを味わうことが出来るため圧倒的に美味い。ただしミルで挽いたりドリップしたりしなくてはならないため、道具が必要で手間もかかる。豆の保存もやや面倒臭い。

ミル(非消耗品):手動なら500円~、電動なら1,500円~
ドリッパー(非消耗品):100均
ペーパーフィルタ:100均で90枚100円

豆:100gあたり~300円(1杯~30円)
このクラスは低品質の豆である場合が多く、ぶっちゃけ美味しくはないです。同価格帯~ちょい上の「市販品の豆・粉」よりは美味しい場合が多いですが、グレードの高いモノには劣ります。しかしコーヒー愛好家でなければ十分に美味しいと感じるレベルであり、これ以上のものを飲む気が無ければ一生このクラスで満足できます。上を知ってしまうとキツい。

風味が弱い場合が多いため、深煎りだと苦味だけしかないコーヒーとなる可能性アリ。品種や産地に関係無く中煎りが無難かと。

具体的な味のイメージとしてはコンビニのコーヒーがこのクラスの上位ぐらいです。最上位はもうちょい美味しいものがあると思いますが、それを探すのは至難。

豆:100gあたり600円前後(1杯60円程度)
この辺りからコーヒーに自信アリの喫茶店クラスになります。300円以下クラスとは別の飲み物と言っても良いぐらいの差があり「これ以上のクラスをコーヒーと呼ぶ」と言われてもまぁ納得できるかなというぐらい。お茶とは違って邪道とされる「二煎目」でさえ300円以下クラスより美味しい場合があります。それぐらい圧倒的な差が。

このクラスはどの店も主力としているので該当商品が多く、差が大きいです。350円でも十分に美味しいものもありました。豆の品種や産地もほぼ全て選べるので、基本的にはこのクラスがオススメです。コスト的には缶より安いし、禁断の3杯出しなら20円以下。

ちなみに3杯出しの場合、3回に分けて出すと3杯目がただたの黒い水になるので一気に3杯分出して下さい。風味が猛烈に低下しますが缶コーヒーよりは美味いです。ただまぁ、せっかく良い豆なのでせめて2杯分までにした方が良いと思いますが。

豆:100gあたり1,000円~(1杯100円~)
プレミアム豆ですね。上で「各10種以上」と書きましたが、コレだけは3種しか飲んだことがありません。このクラスを飲むならもうコスパとか考えるのはやめて、純粋にコーヒーを楽しんだ方が良いと思います。美味ければそれでいいじゃないか。

パナマゲイシャやブルーマウンテンNo.1のような高級豆はなかなか手が出ませんが、エチオピアゲイシャぐらいなら1,500円程度で買えます。それでも缶コーヒーと大差ない値段と考えると、コスパは良いと言えるでしょう。たまにはいいんじゃないですか。

・専門店の粉
専門店で挽いてもらったもの。自分で挽くよりも上手に挽いてくれる可能性があるが、挽いた豆は猛烈に酸化が進むため風味が落ちやすい。ドリップの手間は豆と同じ。価格も豆と同じ。ミルを持っていない場合以外は豆を買った方が良い。

・市販品の豆
一般の流通ルートを通るため焙煎してからの時間経過は避けられず、専門店のものより鮮度が低い。大量に生産するので品質にバラつきが発生しにくいかもしれないが、価格は専門店の豆と大差無いためこれといって優位性は無い。

味についても専門店の豆と同様に価格によって大きく変わるが、そうはいっても専門店の豆ほど劇的な差は感じられないので高い豆を買う意味は無い。美味しいコーヒーを求めて高い豆を買うというのなら、専門店で買った方が良い。

一方で安価な豆の場合は同ランクの専門店の豆の最低品よりは品質が良いように感じられるので、普段使いの豆を求めている場合には無難な選択かもしれない。同ランクの専門店が1~5点で平均3点・最頻4点の場合、こちらは2~4点で平均3点・最頻3点といった感じ。専門店では不可能な規模の大量仕入れができるメーカーの強みといったところだろうか。

・市販品の粉、ドリップタイプ
市販品の豆より更に酸化が進んでいる。しかし挽き方まで均一化されているので、市販の豆以上にいつでも、どこでも完全に同じものをを入手できる。価格は市販品の豆と大差無い。ドリップタイプの場合、ペーパーが不要なので利便性が高い。

・缶コーヒー
とにかく便利。フレーバーも様々で、他のコーヒーではできない楽しみ方ができる。ブラックについても各社が研究しており、コーヒーかというと微妙なものも多いが缶コーヒーという別ジャンルの飲み物としては十分においしいものが多い。

・ボトルコーヒー
基本的にはアイスコーヒーとして提供されている。安価で大容量のものが多く、手軽かつ大量に必要な場合はベストな選択。会議等で出す飲み物とかで使いやすい。味がかなりアレなのでコーヒー愛好家はキレるかもしれないが。

・インスタントコーヒー
お湯があればどこでも飲めるうえ、保管や持ち運びも簡単。ただしコーヒーの味はしないので、これをコーヒーと呼ぶのはちょっと厳しい。

ゴールドブレンドなら最安値で1杯10円程度で購入可能だが、美味しいと言えるレベルではない。インスタントで美味しいと言えるレベルに達しているのはプレジデントだけであり、これは1杯40円以上するので中程度の豆に迫る価格に。


はい、ということでした。誰もがドリップして飲める環境にあるワケじゃないので「コスパがどうであろうが缶コーヒーがNo.1なんじゃい!」と言われればその通りです。休日だとか、帰宅後、あるいは朝一番に飲めるなら…みたいな感じですね。

僕が働いていた頃は、朝1杯分だけドリップしてタンブラーに入れて会社へ持参していました。昼休み前には尽きるのでそこからはコンビニか缶コーヒーになるんですが、最初の1杯が美味いだけでも気分が違ってきますからね。オススメです。


以下、もっとしょうもない話なので畳みます。







 

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