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眠い [雑記]

何でか知りませんが、四六時中眠い。ここ1ヶ月ぐらい。

今週はこんな内容。

・キウイの種
美味い。

・夢学習
ちょっと絵の話。夢で学習しようとした結果。

・今週の進捗
絵の話。いつものですが今回は全裸絵があります。
とはいえエロ的なアレではなく美術方面のアレです。境界線が分かりませんが。

ほいではドン。


・キウイの種
キウイって種が入っているじゃないですか。黒くて小さい種。
あれムチャクチャ美味くないですか?僕はもう実(緑の部分)はいらないから種だけよこせ!っていうぐらい好きなんですけど。あと、真ん中の白い部分。アレも美味い。

だから何だと言われると困るんですが、それだけです。はい。


・夢学習
その昔、怪しい通販で睡眠学習機みたいなヤツがあったじゃないですか。寝ている間にヘッドフォンで教育用のカセットテープを聴くとかなんとかいうアレ。実は全くの嘘というワケではなくて、科学的には「条件付で効果アリ」とされています。

怪しい通販のアレはそんなことはガン無視していると思うので多分効果が無いんですけど、しっかりと手順を踏む事により記憶の定着率が上がるらしいのです。つまり「寝ている間に勉強できる」は嘘で、「寝ている間に復習できる」が正解なんですけれども。

それはそれとして、僕も寝ている時間を効率的に使いたいと思っております。最近はあまり取り組んでいませんけれども、昔は割と夢を操作することが出来ました。「明晰夢」と呼ばれるものなんですが、夢の中で「あ、これ夢やんけ」と認識する事で自由に動けるようになるというものです。場合によってはストーリーも操作することが可能です。

その亜種として僕は「望んだ夢を見に行く」ということもやっていました。「あの夢の続きを見よう」と意識する事で本当に続きを見るみたいな感じです。僕は夢の世界の本屋に友人が3人いて、何度も会いに行ったことがあります。イマジナリーフレンド的な幻覚でなく、本当に夢の中だけの存在です。夢の中でも現実の人でないことは認識していました。

これをやっていたのは高校生の頃で、就職してからはやっていません。それより、1秒でも多く眠る事の方が大事だったので。あっちでも普通に意識がある(ような気がする)せいか、なんだかしっかり寝た気がしないんですよね。絶対精神と肉体に悪いですよ、アレ。

が、今はニートとなり十分な睡眠時間を得られるようになりました。それならば、睡眠時間を有効活用した方がいいのではなかろうか?ということで「寝ながら絵の練習をする」ということに挑んでみたという話です。はい、ここまでが前フリです。長いですね。


月曜日から実施したので5回ですかね。その結果は下記の通り。

1日目
今週描いていた絵についての夢を見ることに成功。どこをどのように塗ろう?という検討を夢の中で済ませることが出来たため、起きてからサクサクと作業が進んだ。
大成功と言える。絵はその日のうちに完成。

2日目
今よりもとてつもなく下手な絵(幼稚園の頃より下手な絵)を描いている夢を見た。役に立たない夢であったと言えるが、怠けたらこうなるぞという自戒だとするなら有益。

1日目と違って「この夢を見よう」という具体的なイメージが無かったので抽象的な夢になってしまったのかもしれない。(絵が完成したので、目標が消失した)

3日目
クソつまらない漫画を描く夢を見た。この漫画はつまらないということは分かっているが、せっかく描いたので公開したいし、どうするか迷っていた。しかし、公開しても評価が落ちるだけなのでやめた方が良いということにも気付いていた。

結局、すぐに公開するのはやめて手直しを行い、幾分か良くなったので公開した。ただし、そこに至るまでに悩みすぎて多大な時間を無駄にしてしまった。

…という超絶リアルな夢を見た。現実でも公開したことを後悔している(シャレじゃないよ)絵があるので、これは痛い。そうなんですよ、描いたら公開したいんです。でも、公開しない方がマシな場合もあるのです。正解は「一旦冷静になって手直ししろ」です。

4日目
反社会的勢力にひたすら追い詰められる夢を見た。怖いお兄さんがドラマの借金取りのように家に押しかけてくるが、ドア越しに話術で引き伸ばしている隙に警察を呼ぶという頭脳プレイ?で事なきを得るという意味不明な内容。何の役にも立たない。

5日目
女子高生になる夢を見た。ただし、ニートになってから入学したという設定でありそこだけはリアルであった。ちなみに容姿はおっさんではなく可愛い女子になっている。


ということで、3日目までは有用な夢だったと言えなくもないかもしれません。特に1日目については間違いなく有用でした。4日目以降はなんですかねぇ…かなりヤル気が落ちていたので、そのせいかもしれません。2日目の教訓が活きていないな。

今回の結果からすると「具体的な内容が決まっている場合は有用」ということでございましょう。毎日気合入れて寝るのも疲れますし、1日目のように「こうしたい」が決まっている場合に限り活用して行きたいですね。そもそも、気合を入れて寝たからといって必ず良い夢が見れる保証もありませんし、見れたらいいなぐらいの感じで。


なお、これはオカルトでも妄想でもなく現実の話です。起きた直後にメモを取っているため、後から記憶の辻褄合わせで「こんな夢を見たはず」と誤認しているワケではありません。もちろん「起きた瞬間にこれらの内容を無意識に作り出している」という可能性もありますが、そうであっても結果としては同じです。

その場合、1日目のように「具体的な塗り方を思い付く」を一瞬でやり遂げていることになりますが、現段階の僕の能力では多分無理です。なので、本当に夢で見た、あるいは寝ている間に脳が既存の情報を整理して導き出した可能性が極めて高いです。

どちらにしても「寝ている間に作業のヒントを得る」は達成されている、と。


以下、絵の話なので畳みます。

冒頭にも描きましたが、今回は全裸絵があります。
世界的に有名な絵画と、それをモチーフにした創作なのでエロではないです。





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 [雑記]

観測できても確定できないことはある。

・髪の毛
ダメだと思っていたけど案外大丈夫だったという話。

・今週の進捗
絵の話。いつものナニです。

・超絶技巧の夢
絵の話。人生は短い。

ほいでは参ります。


・髪の毛
男ならば…いや、女もなんですが、加齢による脱毛は避けられません。それは仕方無いじゃないですか。ある程度の年齢になったら薄くなって当然ですし、仕方無いなと諦めもつくというもの。が、若いウチから脱毛が始まるとなるとそうも言っていられません。

体質や病気といった自分ではどうにもならないものは「仕方が無い」なんですが、不摂生や不潔といった自己責任で脱毛が進む場合もあり、これについてはアレでございます。


僕は小学生の頃、超絶おでぶでございました。それじゃアカンと思って中学生の頃に超減量して激痩せになり、それからは太るのが怖過ぎてあまり食べなくなったんです。精神的な病気というわけでなく、自分の意志で(どうなるか理解して)やっていました。

その考え自体が病気だと言われたらまぁそうねって話なんですが、とりあえず痩せていたかったんですよね。そんな生活を続けると栄養状態が劣悪なので、髪の毛が抜けます。痩せる前は毛量が多過ぎてもっさりだったんですが、どんどんスカスカになって行きました。

「痩せていた方が美しい」そう思ってずーっと過ごしていました。で、2009年5月。切っ掛けは忘れましたが「筋肉が付いていた方が美しいんじゃない?」ということに気付き、唐突に筋トレを始めました。食生活は180度転換して超健康的な筋肉育成食に。それはそれで健康的かというとちょっと怪しいんですが、髪には良い食事です。

元々は「多分、30歳ぐらいになったらカッパだろうなぁ…」と思っていたんですよ。結構なペースで脱毛が進んでいたんで。でも、食生活が改善されたことでワンチャンなんとかなるんじゃないか?と思い始めたんですよね。そして、食事だけではこれまでのツケを返済することは無理であろうと考え、薬に手を出したのでございます。(合法だよ)

その薬とは「ミノキシジル」と「フィナステリド」でございます。
最近ではAGA(男性型脱毛症)の治療薬として当たり前のように処方されていますが、12年前はまだあまり一般的ではありませんでした。でも、ハゲ対策に勤しむ情報通達はその当時から当たり前のように使っていたんですよ。僕も2chの薄毛対策スレだか何だかでその情報を仕入れて、個人輸入をして服用を開始しました。

「服用しなかった未来」が分からないためどの程度の効果があったのかは不明ですが、とりあえず今でも年相応の髪の毛は残っています。このままなら40歳までは十分行けますし、そこまで守り切れれば万々歳ですよ。40過ぎなら薄くなっても普通ですからね。もちろん服用は続けますし、可能な限り延命したいなとは思いますが。

そういうワケで、髪の毛がヤベェという男性はミノとフィナ(いずれも内服錠)を検討してみると良いかもしれません。ただ、薬なので体質によってはマズいことになります。心配な方は病院に行って処方して貰った方が良いでしょう。20倍ぐらいお金掛かりますけど。

なお、リアップ等の塗布型育毛剤は基本的にミノキシジルを頭皮から浸透させているだけなので、内服と比べると超絶弱いです。しかもバカ高い。弱い分だけ危険性(副作用)も薄いのでしょうけれども、それなら使わなくても大差無いような気もします。

ひとつ大事なことを。女性には効きません。それどころか重篤な問題を引き起こすので服用が推奨されていません。若年女性で脱毛がある場合には栄養、ホルモン異常、皮膚病のいずれかの場合が多いと思うので、病院へ行きましょう。自己判断は危険です。


髪の毛があろうが無かろうが人間の価値が変わるワケじゃないんですが、あった方が良いなと思う方はご検討をという話でした。はい。


以下、絵の話なので畳みます。画像は2枚(割と健全)です。





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黄金の暴力 [雑記]

善も正義も真実も、痛みの前では消え失せり。

今週はこんな内容でございます。

・お金の貯め方
早期リタイアの続き。今回は実際にお金を貯める話です。

・僕の独り言
奇行について。大した話じゃないです。

・今週の進捗
絵の話。いつものヤツ。

・興味と傾向
絵の話。世間とズレている僕の感覚について。

ほいではどうぞ。


・お金の貯め方
先週の続きです。一生を駆け抜けるために必要な金額は割り出せたと思うので、次は実際にお金を貯める方法について考えて行きましょう。なお、早期リタイアしない方にとってもそこそこ有用かと思います。お金があって困ることは殆ど無いので。

この方法で100%大丈夫というワケではありませんが、とりあえず僕は出来ているので絶対無理でもありません。人それぞれ状況が違うので、自分に合わせてカスタムを。

※今回の記事では、前回提示した僕の生活費に食費:2万円、遊興費:2万円、家賃:2万円を加えた金額(年額181.2万円)を生活費としています。既にご自身の生活費を算出済みの方は、それに置き換えて計算をしてみてください。

※新卒時から早期リタイアする気マンマンの想定です。既にその年齢を過ぎている場合、現在の状況に合わせて補正してください。

※40歳でリタイアすることとします。

1.真面目に働く
「楽してお金を稼ぐ方法」はあります。そんなものは無いというのが定説ですが、それは嘘です。実際、楽して稼いでいる人なんてゴロゴロいます。もちろん犯罪でなく。

ただし、それを実行するためには「物凄い能力と努力」「強運」「資本金」のいずれかが必要です。僕らのような普通の人は1番目と2番目を持っていませんが、3番目については頑張れば手に入ります。ですので、ここから攻略して行くべきなのです。

そういうワケで、まずは資本金を貯めるために働きましょう。何だかんだ言っても就職して働くのが一番堅実に稼げますからね。近道は無いです。

このフェーズでは貯蓄の優先順位を上げる必要があります。貯蓄額が多ければ多いほどリタイアが早まる or リタイア後の生活が豊かになります。

早期リタイアというものは「若年期の10年~を捧げて壮年期の40年~を手に入れる」ということなので「壮年期のために若い時間を捧げるなんてとんでもない!」という方には向いておらず、ここで離脱するべきです。選択を間違うと多大な後悔が生まれるので、この選択は絶対に間違ってはなりません。そうと決めたなら、走り切るしかないのです。

1.5年分ぐらいの生活費を貯蓄できたら投資を始めましょう。それ以下だといざという時にお金を工面できず死ぬ場合があります。別に投資を崩せばいいだけなんですが、現金化にはある程度のタイムラグがあるので即時用意する事はできません。

仮に年収250万円でスタート、毎年の昇給が平均2万円、賞与が5.5ヶ月とすると毎年の収入が35万円増なので…3年目で300万円到達、7年目で450万円到達、11年目で600万円到達、18年目(40歳)で845万円に到達するということになりますね。

※実際のところ、昇給のペースは一定ではなく序盤はサクサク上がると思います。このため、各金額の到達時期はもっと早い場合が多いとは思いますが、それを計算に加味するのは不可能なのでこのようにリニアな昇給ペースとしています。

「そんなに年収上がらねぇよ!」という話もあるかもしれませんが、上で書いた通りこのフェーズに近道はありません。年収が上がらない場合は貯蓄期間を延ばすか生活水準を落とすしか手がありません。とにかく、地道に資本金を作りましょう。

この場合、貯蓄金額は入社4年目までで54万円、7年目までで270万円(投資開始)、11年目までで900万円、19年目(退職)までで3,336万円です。退職金は多くて300万程度。早期リタイアを考えるとなると、少し生活費を抑えて貯蓄を増やした方が良いですね。

※上の注書きの通り、投資開始はもっと早まる可能性が高いです。


2.早期から投資する
投資を開始できるだけの資産ができたらソッコーで投資しましょう。投資期間が長ければ長いほど複利が効いてきますので、開始は早い方が良いのです。

先週の話と重複しますが、上の結果と合わせて現実的な数値を考えてみましょう。「これぐらい投資できればこうなる」的なイメージであり、実践に関してはこの次に書きます。

仮に税引き利回り3%、7年目から100万円+20万円×年数の金額を毎年投資した場合、19年目(退職)の時点で2,760万円を投資し、資産額は3,259万円(499万円増)となります。たったの3%なんですが、12年間積み重ねることで15%もの利益を生み出すのです。

ということで、働くだけでは40歳時点で3,636万円の貯蓄でしたが、投資を活用することで4,135万円になりました。これなら投資と年金を活用すれば生活水準を落とさずに93歳まで生活することが可能です。(大病などがあれば別ですが)

なお、リタイア前は投資せずリタイア後から投資した場合は74歳で資金が尽き、リタイア前も後も投資をしなかった場合は60歳で資金が尽きます。どちらにしても、投資を活用しない限りは天寿を全うするのは難しいという事ですね。


3.何に投資するべきか
結論から言うと株式インデックス投資です。投資額が100万円以下の場合はNISA(雑に言うと、非課税で投資できる)も活用すると良いでしょう。

ノーロード(販売手数料がかからない)かつ分配金ナシ(利益を勝手に再投資してくれる)の投資信託を選ぶと良いですね。というか、それ以外を選んではいけません。更に言うと、信託報酬(資産管理の手数料みたいなもの)が安い方が良いです。

ノーロードでない投信は単純に手数料分だけ損しますし、分配金のある投信は「都度利益が支払われる」ということになるので「都度税金を取られる」となります。何のこっちゃという話ですが、投資に対する税金は「利益が確定した瞬間」に発生します。

このため、分配金として利益を受け取ってしまうと「利益が確定した」ということになるので、税金として約20%を徴収されてしまうのです。一方、自動的に再投資されるならば利益は確定されていないため、税金を徴収される事はありません。

例えば…

投資金額:1,000万円
利益:毎月1.0%

このような条件の投信があったとします。

A.分配金アリ(毎月)の場合
毎月10万円の分配金を受け取ることができるが、税金として2万円(20%)を徴収されるため年間の利益は8万円×12=96万円となる。

B.分配金ナシ(再投資)の場合
1ヶ月目の利益10万円を再投資するため、2ヶ月目の投資額は1,010万円。2ヶ月目の利益は10.1万円となる。12ヵ月後の資産額は1,126.8万円であり、投資額1,000万円を残してそれ以外を崩すと126.8万円となり、税金として20%を徴収されるため101.4万円の利益。

ということで、分配金アリの方が5万円ぐらい損です。毎月お金が必要である場合にはどっちでも一緒なんですが、1年に1回だけ一括で崩す場合は分配金ナシの方が得です。

信託報酬については、大体のところが0.2%とかそんなもんなのであまり気にしなくても良いですが、時々0.5%以上というものがあるので気を付けましょう。

株式のインデックス投資以外にも「REIT(土地)」「国債」「現物(普通の株式)」「金融(ソーシャルレンディング)」「先物(原油とか)」「金(貴金属)」などなど、投資対象は色々とありますが、いずれもプロ向けの商品なので手を出さない方が良いです。

多少勉強しても良いというのならば現物ぐらいは手を出してもいいかもしれませんが、相当の資金力が無いと安定した生活を手放すハメになります。お金に余裕があって、何か起きてもしっかりとヘッジできるポートフォリオを組めるなら手を出しても良いでしょう。


4.具体的にどの商品を選ぶべきか
ノーロードで分配金ナシのインデックス投信。それは分かった。でも条件に該当する投信でも「ナントカ新興国」とか「日経もにょもにょ」とか「世界経済うんちゃら」とか色々あるじゃないですか。どれを買うんだよって話ですよね。

これも答えから行きましょう。「日本以外の株式インデックス」です。
更に言うと「S&P500」「全世界株式(日本以外)」です。次点で「全世界株式(日本含む)」や「先進国株式」といったものもそこまで悪くはないのですが、基本的に日本を含んでいるというのはデメリットなので積極的に選ぶ必要性は無いと思います。

投資を始めた頃の僕はアホだったので50%程度を日本のインデックスにしてしまっているのですが、全部処分して全世界(日本以外)に移行しようと思っています。一応、日本株はそう遠くないうちにもうひと山あると思っているので、そこでグッバイですね。

なぜ日本がダメなのか?というと色々な理由があるのですが、大きくは「少子高齢化」「日本人の国民性」「天災リスク」ですね。いずれも経済を大きく衰退させる要素であり、解決不能の問題なので、長期的に見れば日本経済は萎んで行きます。好き嫌いの話ではなく投資の話なので、感情は抜きに判断しなければなりませぬ。

アメリカだって沈むかもしれないぞ!という話もそりゃあるんですが、ぶっちゃけアメリカが沈んだら世界の全てが沈みます。生き残るのは中国だけでしょう。なので、中国以外のどの国に投資をしていようがアメリカが死んだら一緒に死ぬので結果は同じです。

じゃあ中国インデックスは?という話ですが、一応そういう商品もあります。でも、中国がどうなるかというのはアメリカや日本以上に未知です。早期リタイア者が最も優先すべきは安全性なので、そういう意味で中国インデックスはオススメできません。


さて、これらの商品の利回りは一体どの程度なのか?

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000G631

上で出た「全世界株式(日本以外)」ですね。3年半前にできて、今は1.5倍の価値になっていますね。年平均12%チョイの利益を出していることになります。この「eMAXIS Slim」は信託報酬がむちゃくちゃ安いので僕も持っています。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000GKC6

こちらは米国株式指数の「S&P500」ですね。3年前にできて、今は1.7倍の価値になっていますから、年平均18%程度でしょうか。この商品は3年前に設立されましたが、指標となっているS&P500自体はもっと歴史が長くて60年以上前からあります。

いずれも凄まじい数字を叩き出していますが、永遠にこのペースで伸びるワケではないので誤解無きよう。一般的にインデックス投資の平均利回りは5~7%と言われているので、大体それくらいだと思っておくと良いのではなかろうかと。

これまでの試算ではずっと「税引き利回り3%」としてきましたが、これは「もしも平均を大きく下回っても生きて行けるように」という意味を込めて計算していたためです。つまり、現実的にはもっと余裕がある可能性が高いということになります。

これまで3%で試算を行ってきた方は、今度は4.5%で計算をしてみてください(平均6%とし、税と手数料を引くと4.5%となる)。それが「世界が凡そ平均的な発展を遂げた場合」の数値です。3%で最低限の生活を確保し、4.5%で安心を得る。そんな感じで。

1.5%でそんなに変わるか?って話なんですが、4,000万円投資していたら3%で120万円、4.5%で180万円ですからね。年間生活費が前提通り181.2万円なら、4.5%であればほぼ永遠に生きられます。それぐらい大きな差があるので、侮れませんよ。


5.心構え
そうは言っても、経済は死にます。リーマンショックでも死にました。コロナショックでも死にました。でも、僕は死んでいません。なぜなら、経済は必ず生き返るからです。

上に貼った投信のURLを開いてみてください。そしてチャートの真上にある「設定来」というボタンを押すと、3年前から今までのチャートを見ることができます。

コロナショックで死ぬほど凹んでるじゃないですか。でも、すぐに戻っています。この商品のチャートでは見れませんが、リーマンショックを乗り越えてきた商品ならばその時も同じような形のチャートになっています。経済は必ず生き返るのです。

短期的に見れば資産が激減します。そこで「もっと被害が広がる前に売らなきゃ!」と慌てると死にます。焦らず待てば元に戻り、更に伸びるというのに。長期投資をすると決めたならば、焦ってはなりません。冷静さを失ったとき、リタイア生活は終わります。

僕の場合、コロナショックで2,000万円ぐらい資産が減りました。不安が無かったといえば嘘ですが、リーマンショックも知っている身なのでジタバタする必要が無いことは分かっていました。それで何もせず放置していたら、1年後に3,000万円ぐらい増えました。

焦るどころか実弾があったら追加で投資したいぐらいだったんですけど、塞がっていたので行けなかったんですよね。それがちょっと心残りです。こういった圧倒的大チャンスをゲットしたい方は、幾らか実弾を持っておくと良いと思います。(僕はいつ来るか分からないチャンスを待てない性格のため、実弾は持たないようにしています)


6.締め
2週に渡って早期リタイアについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。今回の「真面目に働く」の部分はちょっと条件がキツいのでアレですが、S&P500等の優良な投資を活用すればもっとハードルを下げることも出来ると思います。

それに、完全にリタイアとは行かずとも投資を上手く使って収入を補助することが出来れば、仕事の量を減らしてのんびり生きて行くことも可能となりますし、逆にバリバリ働きつつ更にお金を稼いでリッチな生活を送ることだって可能となります。

生活コストを下げるアプローチならば、海外移住だってあります。例えばフィリピンなら35歳(条件付で21歳)から永住権を取れるんですが、5万円でそこそこ贅沢に暮らせます。10万円あれば相当リッチな生活ができますよ。(実際、やっている人がいます)


仕事が好きな方、嫌いな方、お金持ちの方、そうでない方、色んな状況の方がいらっしゃいますが「お金を上手に運用した方がお得」というのは誰でも変わりません。

お金持ちの方なら、更に増やせば誰かに優しくするための資金ができます。
そうでない方なら、お金のために拘束された人生から解放されます。

お金で全てを解決できるワケではありませんが、解決できることは沢山あるのです。だからこそ、お金をただ寝かせておくだけでは勿体無いと思いませんか。銀行で寝ているだけのお金を叩き起こして、バリバリ働かせてやりましょう!


・僕の独り言
なんか最近、コメント欄に独り言をボソボソと書いているじゃないですか。
Twitterアカウントも持っているのでそっちに書けよって話なんですが、僕はTwitterには絵しか貼らないと決めているのでこちらに書いているのです。

Twitterってコミュニケーションツールなので、基本的には人格同士のお付き合いなんですよ。でも、僕は人格を排除して絵を描くだけの人として認識されたいのです。人格を出してしまうと、絵そのものに対する純粋な評価ではなくなってしまうじゃないですか。

やっぱり、性格の良い人が描いた絵はなんか良く見えるし、嫌な人が描いた絵は何となく嫌な感じがするモンです。人間である以上、これを完全に排除するのは不可能。

ということで、僕の独り言は今後も続きます。別にわざわざ書かなくてもええやんって話なんですが、なんか書き出すと脳みそがスッキリするんですよね。なんでだろう。メモ帳じゃダメなんですよ、不思議なことに。これも承認欲求なんだろうなぁ…

別に承認してもらえるワケじゃないんですけど、世に発信すると「承認してもらえる可能性」が生まれるじゃないですか。恐らくそれが大事なんです。発信しないと可能性がゼロですから、それは存在しないと同義。発信すると可能性が生まれるので、それは存在する。

この世の全ての存在は認知した瞬間に存在することが確定されるので、認知されない状況で存在していたとしてもそれは存在したということにならないのです。「認知可能な状況となった」という事実は「認知される可能性」を生むため、この時点で「承認される未来が存在する可能性」はゼロではなくなるのです。

可能性があることと承認されることはイコールではありませんが、可能性がある以上は否定はできなくなります。否定するためには可能性をゼロにする必要がありますが、ソレが存在する以上はその可能性は決してゼロにはならないのです。だから否定は不可能。

よって「承認されたであろう」という予想を立てたとしてもそれを否定する術はなく、予想に基いて得られた肯定感を否定することもできないということになります。仮定による否定をすることは出来るんですが、結局は「でも承認されたかもしれんよね?」と返されると「そうだね」としか言えないため、否定は失敗します。逆もそうですが。

というワケで、独り言を書くとスッキリするのはそういうことです。



以下、絵の話です。今週は爽やかな絵。





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画力は筋力 [雑記]

No pain, no gain.

今週はこんな内容で。

・早期リタイアするためのお金の話
実際に早期リタイアした僕の考えと、具体的方法を書きます。

・パイモンは悪くない
絵の話。パイモンのために解説したい…はずだった。

・今週の進捗
絵の話。いつものアレです。露出は多いですが健康的な絵です。

・絵を描く理由
絵の話。なんでいつも微エロ方面を攻めているのか?という話。


先週はあまりにもネタが無さ過ぎて全然面白くないことを書いてしまったので、ネタが無いときは何も書かない方がマシだと思いました。はい。一方で絵の話については書きたいことが死ぬほどあるため、ネタ切れになることはございませぬ。

でも、ごった煮系ブログなのに絵の話ばかりするのもアレじゃないですか。なので、今回からこのブログは絵のブログになります(ブログ紹介文を変更しました)。今後は絵の話がメイン、雑談系の話がサブという位置付けになるので、絵の話のみの回が増えます。

そもそもただの独り言みたいなアレなので、今まで通りとも言えますが。


・早期リタイアするためのお金の話
お金だけあれば生きて行けるワケじゃありませんが、お金がなければよほど特殊な環境でない限り生きて行けないというのは事実。そして、生きて行けるギリギリのお金でもダメです。なぜなら、お金に余裕がないと多くの行動が制限されてしまうからです。

金、金、金。あまり金の話をするのは下品かもしれませんが、現実としてお金がなければ物質的にも、精神的にも豊かな生活は送れません。ということでお金の話。

1.あなたの人生設計
「早期リタイアするぞ!」と決めたならば、人生設計を作成しなければなりません。結婚はしたい?子供は欲しい?趣味は?生活水準は?住環境は?病を患ったら?何歳まで生きる?考える事は沢山あり、それらについて明確な回答を出さなければなりません。

「出来れば結婚したいけど」といった感じで決めかねる場合には「結婚する人生」「結婚しない人生」の二つのルートを考えなければならず、更に子供の有無についても決めかねるならば「結婚して子供アリ」「結婚して子供ナシ」「結婚せず子供アリ」「結婚せず子供ナシ」といった具合に膨大な分岐が生まれてしまいます。

それら全てのルートを設計する気力があるならばそれでOKですが、普通は無理なのである程度決めなければなりません。多くても4ルートぐらいに絞りましょう。

僕が「絶対決めておくべき」と考える項目はこれら。

・結婚の有無(子供の有無もこれに合わせる)
・命を諦める基準(ガンを発症したら諦める等、具体的でなくてOK)
・何歳まで生きるか(その通りにはならないので、イメージでOK)
・生活水準(1年の生活費を算出できればOK)

コレさえ決めておけば他はどうとでもなります。友達付き合いはどうしよう?とか、趣味はどうしよう?とか、そういったものは工夫次第でいくらでもやりようがありますからね。とにかく「どんな生活で、どれくらい生きるか」がイメージできればOKです。

2.具体的な内容
上で挙げた4点について、具体的に考えてみましょう。

・結婚の有無
これは決め易いですよね。もちろん、結婚という形でなくとも事実婚のような関係も含みます。要するに「誰かと生きて行くか、ひとりで生きて行くか」の選択です。

「誰かと生きて行く」を選択した方にはリタイアは向いていません。パートナーと考え方(生き方)のすり合わせをする必要があり、自分だけで決定することが不可能となるからです。「自分の計画に賛同してくれる人と」という前提なら可能でしょうが、その方と出会うのが運頼みになるので計画通りに行く可能性は低いでしょう。(無理ではない)

もちろん、既に結婚しているか、その予定の方を説得できる自信があるなら問題はありません。その場合、パートナーと一緒に人生設計を作りましょう。

ただし「子供も欲しい」という場合は要注意です。大人である配偶者と違って、子供は自分の人生を決めることが出来ません。完全に「巻き込まれるだけの存在」です。子供が何かを必要とした際に「計画に無いから」と突っぱねることになるようではいけないので、大きなマージンをもった計画を立てる必要があります。が、一般的にはそれは難しいです。

・命を諦める基準
大病を患ったり、事故で大怪我をしたりするとお金が掛かります。国からの補助制度もあるっちゃあるんですが、それでもやっぱり結構な額が必要となる場合があります。そういった場合にどうするのかを決めておかなくてはなりません。

選択肢は2つしかなくて「備えておく」か「諦める」です。備えるならば現金を用意しておくか、想定されるケースに応じた保険に加入しておきましょう。諦める場合は特に何もしなくてOKです。人間、死ぬときは死にます。誰でも。必ず。

一番困るのは「備えナシ、しかし生きている」なんですけどね。正直、この場合はどうしたら良いのかという答えを僕は持っていません。

・何歳まで生きるか
生きる以上はお金が掛かりますが、何歳まで生きるのかは誰にも分かりません。かといってお金を無限に用意できるワケでもありません。だから、僕らに出来ることは「自分は恐らくこれぐらいまで生きるだろう」と想像し、必要なお金であったり、コネクションだったりを用意しておくことだけです。それでも不足するなら…そりゃもう仕方無いです。

我々は万能ではないので、どうにもならないことはあるのです。
出来るだけ備えましょう。

・生活水準
出費の合計です。食費、光熱費、雑費、通信費、保険料、税金、住居費、遊興費、大病等のオプションといったところでしょう。これらを算出しておく必要があります。

光熱費:劇的に変わることは無いと思うので、直近1年の月平均で。
雑費:同上。
通信費:同上。
保険料:同上。
税金:リタイア後の想定収入から算出して下さい。

まずはここまで。基本的に、これらはどんな生活をしても変わりません。どれだけ節電・節水しても劇的な差は生まれないし、その割に快適度が激減するのでオススメできません。雑費も同じ。通信費はよほど特殊な使い方をしていない限り定額でしょう。保険料はリタイア後も継続するでしょうから変化ナシ、継続しないような保険には加入していないはず。

もし「リタイア後にやめよう!」という保険があるなら、今すぐやめましょう。リタイアしたからといって途中でやめてもいい任意保険などというものはつまり、今の時点でも入っていても意味のない保険です。「もしも」は生きている限り起こり得るので、それに備えておきたいというのであれば死ぬまでやめてはいけません。


さて、残りの食費・住居費・遊興費ですが、これらを算出するためには収入と資産を想定しておく必要があります。どちらかの想定値を先に決めることでもう一方の想定値を決定することになるのですが、どちらを先に決めるかは人それぞれというところ。

例として、下記の条件で算出します。

・40歳でリタイアする
・80歳まで生きるとする
・光熱費~税金の合計は月額5万円
・60歳から年金受給で月7万円
・その他の収入はナシ
・車は持たない
・大病を患ったら諦める
・絶対に自炊したくないし、お得な店探しもしたくない

A.先に食費等を決めるパターン
食費:朝食は定食屋の朝定食(450円)、昼食は定食屋のランチ(800円)、間食はコンビニスイーツとジュース(450円)、夕食は定食屋の定食(950円)で1日2,650円
住居費:家賃8万円
遊興費:毎月5万円

この場合、食費が年間97万円、住居費が96万円、遊興費が60万円ということで年間で253万円となります。その他費用が月5万なので、合計で年間313万円です。

40年生きる予定なので、必要なお金は12,520万円。60歳からは年間84万円の年金があるため、余命20年間で1,680万円。ということで、リタイアする時点で10,840万円あれば逃げ切り可能ということになりますね。無理じゃないですが、そこそこ厳しい。

食費や住居費が高過ぎなんですけどね。あくまで例なので。

B.先に資産等を決めるパターン
年金は上の通り1,680万円です。所有資産はどうするかなぁ…22~30歳で1,500万円貯金、30~40歳で3,500万円貯金で計5,000万円としましょうか。

ということで6,860万円で40年間生き抜かねばなりませんから、1年で使えるお金は171.5万円です。ここから上で算出したその他費用(年60万円)を引くと111.5万円で、1ヶ月あたり9.3万円となります。ここから各費用を算出しましょう。

食費:毎月3.3万円
住居費:毎月4万円
遊興費:毎月2万円

食費が毎月3.3万円となると、1日あたり1,100円となりますから…朝食はシリアルとチーズとジュース(150円)、昼食はワンコインランチ(500円)、間食はポテチ半袋(80円)、夕食は牛丼(350円)みたいな食生活になるでしょうか。

「絶対に自炊したくない」「店も探したくない」という条件なのでこうなっていますが、実は1,100円って自炊や様々な工夫をするなら結構な食事が食べられます。「ズボラな食生活でも一応やっていける」という例だと思ってください。

住居費は地域によりますが、4万円あれば多くの都市で1K以上の部屋が見つかるでしょう。東京のような大都市だと怪しいですが、名古屋の外れで非新築なら2DKぐらいの家も普通にあります。最近流行の事故物件なんかも気にしないならアリかも。

遊興費はどんな趣味を持っているかにもよりますが、高額な趣味を続けたいという話ならそれなりの資産を作ってからリタイアしなければなりません。

といった感じになります。もっとグレードアップしたい!という場合は、それぞれの具体値を算出したうえでリタイア後の収入とリタイア時の資産を算出して下さい。

どちらも注意点としては「大病等への対応資金」といったオプションを計画している場合には、それらも考慮しなければならないということですね。これを忘れた場合「お金が無くて対応できない!」ということになり、ゲームオーバーです。

C.僕の場合(参考にどうぞ)
食費:2.3万円(月)
光熱費:1.6万円(月)
雑費:0.8万円(月)
通信費:0.3万円(月)
保険料:0.1万円(月)
税金:0円(一生)
住居費:3.5万円(月、分譲なので積立金+管理費+固定資産税)
遊興費:0.5万円(月)
大病等のオプション:0円(一生)

合計:9.1万円(月)

ということで、なんと年間109万円で生活できています。別に節約や我慢をしているワケじゃないんですけど、普通に暮らすとこれぐらいで済んでしまうのです。食費や遊興費は1万円ぐらい高い月もありますが、基本的にはコレです。

生活費がこの程度だと、投資(完全放置)の収入が上回ってしまうのでお金が減るどころか増えて行くんですよ。お金は地獄まで持って行けませんから、ちょうど死ぬぐらいで残金300万円(諸々の処分費用)ぐらい残るペースで使うのが良いのでしょうけれども。

遊興費については、サプリ代とプロテイン代ぐらいなのでこの金額になります。デジタル絵ってお金の掛からない趣味で、機材を買っても何年も使えるので按分したら大したことは無いし、情報が死ぬほど溢れている時代なので専門書を買わなくても困りません。一部、買った方がいいものもありますが機材と同じく消耗品ではありませんし。

税金は無職&無収入なので永遠に0円です。投資の収入は利益の20%を源泉徴収されるので、いくら稼いでいようが無収入扱いです(特定口座なら、ですが)。収入が無いということで年金も免除されており、国民健康保険も月々1,200円です。

ずるい!って話もあるかもしれませんが、20%の源泉徴収のうち5%は保険料なので実質的にはしっかり徴収されているのです。どちらかというと、源泉徴収されたうえ月々1,200円払っているので、余分に払っているのではなかろうか…どうなんでしょう。


僕は極貧育ちなので、自分では普通と思っているだけで世間の基準で見たら超絶ドケチです。なのでこの生活でも一切の不自由を感じていないだけで、一般の方々からしたら不自由な生活なのかもしれません。でも、生きるのは自分なので自分がOKならいいのです。

とはいえ光熱費、雑費、通信費については一般的な水準だと思いますし、保険料と税金もリタイア者(副業とかナシ)なら同程度の金額になります。住居費は分譲なので安いですが、購入する際に先にお金が必要になるので按分すると賃貸と大差ありません。

結局、一般的な生活水準と比べて大きく違うのは食費・遊興費のみであり、ここにどれぐらいの費用を投じるのか?ということなんですよね。ですので、ご自身が求める水準に応じてこの項目の費用を弄ってみると、想定値が出るのではないでしょうか。


3.実現するために
さて、必要な金額は算出できましたでしょうか。
先ほどの例Aでは「40歳までに10,840万円貯めろ!」ということになりましたが、若干厳しいですよね。でも、諦めたり生活水準を下方修正する前に、それを実現するためにはどうしたら良いのかを考えましょう。資産と収支をまとめますと…

生涯必要資産:12,520万円
60歳以降収入:年間84万円(20年継続)
年間支出:313万円

ということでした。
じゃあ、40歳でリタイアした際に投資を行っていたらどうなるか?投資というものは「絶対増える魔法の仕組み」ではないので毎年必ず増えて行くものではありませんが、仮に毎年(税引き後)3%増えるという想定で計算してみましょう。

40歳時資産:7,000万円
うち、投資金額:6,000万円
税引利回り:3%(180万円)

年間支出が313万円ですから、1年後の資産は 7,000万円 + 180万円 - 313万円 = 6,867万円 となります。手持ちのお金は減りましたが、投資資金である6,000万円には一切手を付けていないので翌年も180万円の利益をもたらしますね。

これを続けて行くと7.5年後に手持ちの現金がなくなります。そこで投資資金を1,000万円崩すと投資金額は5,000万円となり、利益が150万円に減ります。そうなると年間支出は 313万円 - 150万円 = 163万円となり、6年後に手持ちの現金がなくなります。

といった感じでやって行くと、33.5年でお金がなくなります。が、実は20年後からは年金が出ているので、それを含むと38.5年まで行けます。一切収入が無い想定だと40歳で10,840万円必要でしたが、利回り3%を達成できるなら7,000万円チョイでOKです。

※上でも書きましたが、結構雑な生活を想定した場合です。賢くやればもっと少なくても大丈夫なので、その辺りはご自身で計算してみてください。


次は「実際、どうやってお金を貯めるの?」という話に入ろうと思うんですが、現段階でクソ長くなってきたので続きは来週書くことと致します。

といっても、上で答えを書いちゃっているのでアレなんですけど「投資しろ!」という話なんですよね。そうはいっても、この世には色んな種類の投資がありますし、詐欺みたいなものも沢山あります。その辺りを知らないと、食い物にされる世界です。

上にも書きましたが、投資は絶対にお金が増える魔法じゃありません。リーマンショックや、コロナショック、様々な要因で破産者を生んだ歴史があります。でも、理論上ほぼ安全と言える投資はありますし、それらを使い資産形成をしている人は沢山います。

僕もそうで、ニートになってからは何もしなくても毎年300~500万円ぐらいの収入はあります。真面目に働いていた頃よりは大幅に減りましたが、何もしなくてもそれだけ貰えるなら十分じゃないですか。そもそも、そんなに稼いでも使わないし。

収入がどうこうより、僕にとっては「自分が生涯をかけてやる価値のあることを見つけた」ということの方がよほど大きな価値を持っています。いつまで続くかは知りませんが、とりあえず今のところはそう思っているというだけで十分に価値があります。

何やらこういう話を書くと急に胡散臭い感じになりますが、このブログを読んだどなたかが投資をしたところで僕には1円も入りませんので、騙す必要性がありません。そもそも、信用するかどうかは読み手の自由です。自分の人生は自分で決めるべきです。

なお「大金を稼ぎたい!」という方にとっては全く意味のない話になるかと思います。稼ぎの大きさとリスクの大きさは比例するワケじゃないですが、無関係でもないので大きく稼ぎたい人は大きなリスクを負って攻める必要があります。でも、早期リタイア者に必要なのはそういう技術や度胸じゃないんです。その辺りを書いていこうかなと。



以下、絵の話になるので畳みます。
ここまでも相当長いので畳んだ方が良かったのかもしれませんが。





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 [雑記]

焦ると心が焦土と化すから同じ字なんじゃねぇの。

今週はこんな話。Twitter引用がむちゃくちゃ多いので重いです。

・3Dプリンターは凄い
これからは3Dプリンターの時代です。何でも立体物にしようぜ!

・プロの力
絵の話。プロはどれほどヤバいのかを知って頂きたい。

・今週の進捗
絵の話。エロ絵を貼ります。
とは言っても、ブログに貼る絵は少年誌でも許されるレベルしか貼らないのでご安心?下さい。年齢制限の無いブログにR-18を持ち込んだりはしませぬ。

・問題点と目標を深堀りする
絵の話。僕がどんな絵を目標としているかという話。

ほいではスタートでごんす。


・3Dプリンターは凄い
時代はVRです。近年、映像分野では物凄い勢いでVR(仮想現実)が発達してきており、今やライブイベントもVR、体感型アトラクションもVR、会議もVR、美術館もVR、エロゲーもVR、AVもVR、デートは…まだVR化していませんが時間の問題。

とまぁ、そんな感じで全てが仮想空間で完結する時代となってきています。しかしですね、やはり物質というものは強い。そこにある存在感が段違いです。触れられないVR嫁よりも物質の等身大ドールの方がいいじゃろ?みたいな。

人間の所有欲って触れて初めて満たされるみたいな部分があるじゃないですか。それを満たしてくれるのが3Dプリンターというお話でございます。

3Dプリンターには色んな方式があるんですが、一般的に流通しているのは「材料押出堆積」と「光造形」の二つですね。

・材料押出堆積
「溶かした素材を積み重ねて造形する」というポピュラーなアレです。
溶かした素材をピラミッドのように1段ずつ重ねて作って行くので、斜面がガタガタになります。ちょっとお高い3Dプリンターならピッチ(段の高さ)が物凄く小さいので滑らかになりますが、2~3万円ぐらいのエントリークラスはガタガタになります。

・光造形
「固めたい部分に紫外線を当てて硬化させる」という仕組みで作ります。
こちらも基本的にはピラミッドのように作って行くのですが、紫外線を当てるだけなので1段の高さをめちゃくちゃ薄くでき、滑らかなものが出来上がります。ただし、仕組みの都合上装置の大きさ制限が厳しく、エントリークラスだと大きな物は作れません。

どんなものを作れるの?って話なんですが、これはもう「何でも」です。


デザインの凝ったiPhoneケースや


面白い洗濯ばさみ


大切なペットも


二次元嫁も
※60万円の3Dプリンターを6台使っており、一般家庭ではまず無理。死ぬほど時間をかけて光造形で1パーツずつ作ればイケるかもしれませんが。

といった感じで、大体のものは現実世界に召喚できます。もちろん出力するための3Dデータが必要なので、猛勉強するか購入しないと無理なんですけれども。(オリジナルを作るなら…の話。非オリジナルなら無料で提供されているデータもあります)

更に言えば、フィギュアのような精巧な造形物はどうあっても手修正が必要となります。家庭用の3Dプリンターでは100%データ通りに出力できるわけではないので。

手修正することなく精巧なものを出力したいぜ!という話になると1000万円以上のプリンターが必要になったりするので非現実的です。そういった場合はDMMとかで3D出力サービスをやっているので、そちらに頼みましょう。

また、単色でOKという実用品ならアレですが、趣味の品なら色を付けたいでしょうから着色の技能も必要になりますし、何にしてもハードルは高いですね。一応、組み立て式フィギュアならパーツごとにフィラメント(素材)の色を変えることで何とかなるっちゃなるかもしれませんが、ディティールは表現できないので着色した方がいいです。

ああ、そういえば殺傷力のある拳銃も作れるというニュースがありましたね。確か逮捕されたと思うので、作っちゃいけません。お金(硬貨)もリアリティ溢れるものを作ると偽造ということになるので捕まるはず。何でも作れるとなると、モラルが問われますね。


前にもチョロっと書きましたが、ホビー以外の分野でも医療(人工臓器とか)、ファッション(アクセサリはもちろん、服まで)、料理(お菓子を作る3Dプリンターがある)といったところまで進出してきています。今後は何でも3Dプリンターになるのでは。

なお、もしも本当に3Dプリンターで何でも作れるようになったとしたら、僕はメイドロボを作ります。メイドロボこそ人類の夢だからだ!

※ちなみに、クラウドファンディングで資金を募り超絶大真面目にメイドロボを開発しているグループがいらっしゃいますが、その方々も3Dプリンターを活用しています。


・プロの力
絵の話なんですが、一般的な話題なのでこちらに。
プロの方が短時間で絵を描く様子を収めたメイキング動画をご紹介しようかと。趣味で絵を描く方じゃないと分かりづらいかもですが、常軌を逸しているとしか。

そうですなぁ…小学校の図工、中学や高校の美術の時間って2時間続きじゃありませんでしたか?授業時間が40分とか50分なので厳密には2時間じゃないんですが、その2時間でどれぐらい描けましたか?ということをちょっと思い出してみてください。

大体の場合、1回の授業では終わらないと思うんですよ。2~3週間かけて(つまり4~6時間かけて)絵を完成させていたと思います。校外での写生大会とかでも、4~5時間かけて1枚の風景画を描いていましたよね。絵ってそれぐらいの時間が掛かるんです。(筆と絵の具なので時間が掛かるというのもありますが、デジタルでも時間は掛かります)

で、これ。風景でなく人物画ではあるんですが。


※BGMがあるので音が出ます

120分を10倍速にしているので12分チョイの動画なんですが、12分15秒から再生するようにしてありますのでいきなり完成した絵が出てきます。製作工程が気になった方は最初から2倍速ぐらいで見て頂けるとよろしいかと。

仮に僕が同じような絵を描いた場合、15時間ぐらい掛かるうえクオリティはゴミみたいなものが出来上がります。模写でもOKという話なら得意なので近いクオリティのものが描けると思いますが、その場合は50時間ぐらいは掛かるんじゃないかなと。


続いては世界編。

sakimichanという30歳のカナダ人女性で、恐らくイラストレーターとしては世界で一番売れているんじゃないかな?と思われます。一昨年ぐらいの時点でファンからのおひねりだけで年収1億を超えていたので、企業からの案件とかを含めたら一体何億稼いでいるのか分かりませんが、とにかくスゲー売れていると思われます。


※BGMがあるので音が出ます

こちらは6時間で、上と同じく完成したところから再生するようにしてあります。気になる方は是非最初からどうぞ。ちなみに、僕は見ても何が何やら意味が分かりませんでした。レベルが異次元過ぎて。本当に同じ生物なんだろうか。

僕が描いたら足元の薔薇だけで6時間掛かります。全体を模写したら3ヶ月掛かります(しかも低クオリティ)。そういったものが6時間で生み出される恐怖。

そりゃ分かるんですよ。僕だってシステム開発という土俵なら、経験年数1年の子が3ヶ月掛けて作るものよりも遥かに高品質なものを1、2日で作る自信はあります。でも、自分が経験年数1年のチャレンジャーの立場になると恐怖を覚えます。恐ろしや。

そしてこの後に進捗報告があるので僕の絵が出てくるんですが、こんな物凄いものを見た後だとより下手に見えるじゃないですか。ただでさえ下手なのに。僕はドMなのか…


以下、絵の話なので畳みます。
冒頭にも書きましたがエロ絵があります。

いまや少年誌でも普通にエロシーンが掲載されているので、それを考えたら全然大したことの無い絵なんですけれども、そうはいっても不快な方にとっては不快です。かといって僕自身の表現の幅を狭めることはしないので、掲載しています。ご了承下さい。

とはいえ、局部を露出しているような絵は貼りません。冒頭の通り年齢制限をしていないブログなので、そこの線引きは必要です。「どこまでならいいと思ってるの?」って話になるとそれは個人の裁量なので、結局のところ意味の無い線引きなんですが。

僕の判断は「小学生ぐらいの子がこんなブログを見るはずがない(見ても面白くない)」と思っているので、中学生以上の男子なら問題無しと僕が思うものは貼る感じです。女子は恐らく何歳でも不快だと思うので、そこはごめんなさい。それも考慮しろという話になると、僕の記録は一切ブログに残せないという話になるので。





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