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 [雑記]

悪事働かないんで、3日間だけ時間を止めてくれ。

・今週の読書
いつものアレ。

・AIの話
先週の続き。動画と村の話にします。

・救済の旅
やりがいは人生を救済するんでしょうな。

ほいではぶん。


・今週の読書
今週読了した本:
家畜人ヤプー3:沼正三

現在読んでいる本:
2030年すべてが「加速」する世界に備えよ:ピーター・ディアマンディス

今後読みたい本:
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
Θ11番ホームの妖精: 鏡仕掛けの乙女たち:籘真千歳
リリース:古谷田奈月
侍女の物語:マーガレット・アトウッド

「家畜人ヤプー」の3巻を読了しました。正直申し上げますと、つまらなくなってきました。物語自体は面白いんですけど、3巻からは注釈メインになってしまっているんですよね。「説明するために物語がある」みたいになってるので、なんともはや。

前に書いた通り沼正三は覆面作家なんですが、実はこの3巻辺りから作者が変わったとか言われているんですよね。実際、内容や文体がそれまでとは違っているのでその可能性もありますし、この小説は1956年の連載開始から完結編が出版された1991年まで35年の歳月をかけて書かれているので、同一人物だったとしても作風は変わるでしょう。

3巻にあたる部分は1970年以降に出版されているので、2巻の時点から15年近く経っています。真相は謎ですが、何にしても同じ平面上にある作品と見るのは難しいですね。

今日からは「2030年…」を読む予定です。AIを弄っていたのでまだ読んでません。2020年に出版された本で、2030年の世界を予想したものですね。2022年後半のAIの進歩がヤベェ感じだったので、2020年当時と比べると未来への距離は無茶苦茶縮まっていると思いますが、何が起きるのかということ自体は多分変わっていないので問題無いでしょう。

僕はもう隠居の身なので社会の混乱に巻き込まれることは無いでしょうけど、傍観者としても知っておいた方が良いことは沢山あります。さて、どんな未来が描かれているのか。


以下、AI等の話なので畳みます。






 

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 [雑記]

ここが地獄だ!

・今週の読書
いつものアレ。

・AIの話
無茶苦茶たまっていて古い情報になりつつある。

・救済の旅
ガソリンが必要。

ほいではズン。


・今週の読書
今週読了した本:
家畜人ヤプー2:沼正三

現在読んでいる本:
家畜人ヤプー3:沼正三

今後読みたい本:
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
Θ11番ホームの妖精: 鏡仕掛けの乙女たち:籘真千歳
リリース:古谷田奈月
侍女の物語:マーガレット・アトウッド

「家畜人ヤプー」の2巻を読了しました。相変わらず話は無茶苦茶面白いんですが、ちょっと中学生男子のような薄ら寒い言葉遊びが増えてきたのでそこは気になるところ。

巻末の解説に興味深いことが書いてありまして、「現実的な抑圧の下では性欲の対象は性器にのみに集中され、他の部位は労働のための道具に過ぎなかったが、現実的な抑圧を離れた新世界(現代のことだと思う)においては、性器以外の部分は労働の拘束から解き放たれて性欲の対象になった」みたいなことが。(要約)

これは哲学者・マルクーゼの主張だそうで、ちょっと調べてみると「エロス的文明」という著書に書いてある模様。ある程度の社会学、心理学の素養が無いと理解が難しい本らしいのでアレですが、上の一説だけで判断すると僕の好きそうな内容ですな。

この主張に物凄い納得感を感じてしまったのですが、それはなぜかというと「裕福な人ほど変態が多い」ということ。定説ですよね。これはまさに裕福であることで現実的な抑圧を離れることができているので、性欲の対象が拡大されているのでは。

そしてそれは逆も言えることなのでは。つまり「抑圧されている人ほど、性器に執着する」と。度々自称している通りプロ貧乏人である僕に無茶苦茶当てはまります。概ねメジャー性癖は全て履修しているつもりですが、それでも性器に対する性欲が圧倒的です。

性器が肉で、その他の部位が付け合わせというか何と言うか。付け合わせも不要とは言わないし、それによって肉が更に美味しく感じられるし、それ自体も美味しいんですけど、決して肉にはなれません。それが僕の性癖の限界なんですよね。

真の変態はその他の部位が肉になります。この違いは大きい。抑圧から逃れられない人間=旧時代的でより動物的な精神を持った人間には決して辿り着けないステージです。いや、抑圧され過ぎるとそれはそれで突き抜けて変態になるみたいですが。

変態性はクリエイターにとって超強力な武器なので、そのステージに辿り着けない僕には荷が重いよなぁと思った次第。変化球を投げることができない以上、超絶剛速球のストレートを投げられるようになるしかありませんな。ああ、本の感想じゃねぇや。


以下、AIの話なので畳みます。





 

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 [雑記]

悪は悪を生み出すから悪だよ。

・今週の読書
いつものアレ。

・記録
遠い昔の思い出。画像無茶苦茶多いです。

・救済の旅
ようやく救済されたとか笑えねぇ。でもその話は(ほぼ)無しで。

ほいではドスン。


・今週の読書
今週読了した本:
家畜人ヤプー1:沼正三

現在読んでいる本:
家畜人ヤプー2:沼正三

今後読みたい本:
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
Θ11番ホームの妖精: 鏡仕掛けの乙女たち:籘真千歳
リリース:古谷田奈月
侍女の物語:マーガレット・アトウッド

「家畜人ヤプー」の1巻を読了しました。先週書いた通り人種差別全開の内容なので嫌いな人はダメでしょうけど、僕的には無茶苦茶面白い本ですね。尖った内容だけでなく構成自体もかなり異質で、文章の半分ぐらいがSF設定の説明になっています。

どういうことかというと、例えばテレポートを使用できる超能力者がいるとするじゃないですか。普通のSFやファンタジーだと「こういう組織があって、それに属する人はこういう装置を持っているからテレポートできるんだよ」みたいな簡単な説明があるじゃないですか。大体3行ぐらい、長くても10行ぐらいだと思います。

しかしこの本は違います。組織の成立の背景から、装置の仕組み、それの用法、テレポートしたことによる影響など全てを網羅的に説明しており、短いものでも3~5ページぐらい使っています。しかもギミックが多いので、物語がひとつ進むとギミックの説明がひとつ現れるぐらいの頻度です。このため、1冊の半分ぐらいが説明文で埋まるのです。

僕はこれがかなり好きです。一般的な小説の「作者の頭の中では細部まで整合が取れているのだろうけど、読んだだけではそこまでは分からず何となく整合が取れているように見える」というのが嫌いで、ちゃんと納得行くまで説明して欲しいのです。

こういった特徴があるので、理屈っぽい人しか楽しめないかもしれません。偏見だと怒られるかもしれませんが、女性の9割ぐらいは楽しめないでしょう。なので、内容は無茶苦茶面白いのですがオススメ度は無茶苦茶低いです。マニア向けですね。

今日からは2巻を読んでいます。5巻まであるうえ、軽く調べただけですが完結編とやらもあるとかなんとか。この5巻構成の本は後年に編集されたものなので、完結編を含んでいるのかもしれませんが。また調べておかないといけないですね。

そうそう、この本にはひとつ大きな謎があるんですよ。それは「作者の沼正三は現在でも正体不明の人物である」ということです。初めて発表されたのが1956年であるにもかかわらず、未だに謎ってのもまたアレですよね。それ自体がもうミステリー。

正体に関する噂は色々ありますし、実は途中からは複数人が執筆していてその一人は誰か判明していたりはするのですが、本家の沼正三は謎のままです。1956年当時で考えると恐ろしい水準の知識レベルだと思うので、並の人物ではないと思うのですが…


以下、画像が多かったり色々あるので畳みます。






 

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 [雑記]

水戸黄門曰く「人生楽ありゃ苦もあるさ。涙のあとには虹も出る」

・今週の読書
いつものアレ。

・野心
多分、全ての人に当てはまる。

・AIはここまで来た
エロ本の寿命が残り僅かである理由。

・救済の旅
もはや誰も救済していないが。

ほいではポン。


・今週の読書
今週読了した本:
モロー博士の島:H・G・ウェルズ

現在読んでいる本:
家畜人ヤプー:沼正三

今後読みたい本:
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
Θ11番ホームの妖精: 鏡仕掛けの乙女たち:籘真千歳
リリース:古谷田奈月
侍女の物語:マーガレット・アトウッド

「モロー博士の島」を読了しました。1896年の作品で、動物を改造して人造人間を作ってしまうヤベェ博士の拠点である絶海の孤島で巻き起こる事件を描いた物語です。著者のウェルズは「SFの巨人」と呼ばれ、多くの作家に影響を与えた人物です。

古い本なので現代基準で言うとちょっと物足りなさや古臭さはあります。逆に、これほど古い本が物足りなくも古臭くもなかったらそれは現代SFが全く進歩していないということなので、この印象は当たり前であり、そうでなくてはならないのですが。

モラルを投げ捨てて科学の道を追求するとどうなるか(もちろん、科学以外にも当てはまる)…みたいな教訓を得られる本ではありますが内容の面白さはもうひとつ。

今日からは「家畜人ヤプー」を読んでいます。これは面白いですね、僕の大好きな世界観です。でも無茶苦茶人を選ぶ本なのでダメな人は拒絶レベルでダメでしょう。

具体的には(序盤なので多少違うかも?)、「男は女の所有物」「日本人は白人の家畜(人権無し)」という差別MAXの世界なので、怒りで投げ捨てる人もいるかも。全然関係ないですが、僕の本もここまでではないですが割と通ずるところがある内容です。

全5巻あるので1巻がダメそうならリタイアしようと思っていたんですが、その心配は無さそうです。これから暫くはヤプー週間になりますね。漫画版もありますよ。


・野心
僕には野心と情熱が欠けています。もしも僕に野心と情熱があったなら、何らかの形で世界に通用するレベル…かどうかは知りませんが、それなりの活躍が出来たでしょう。

自分の能力を多少過大評価しているのかもしれませんが、控えめに言っても平凡という域からは外れた脳みそを持っていると確信しています。学業についてはそうでもなかったですが、それは取り組む意味を見出せなかっただけで、多分やればできました。

実際、一部上場企業に入社してからは高学歴の人々に囲まれていましたが、社内でも珍しい高卒の僕に対して「興味が無かったからやらなかっただけで、本気でやったら東大余裕だったと思いますよ」などと結構言われました。もちろんお世辞なんですが、お世辞と言っても明らかにウソと分かることは言わないじゃないですか。逆に失礼なので。だから半分ぐらいは本当にそう思ってくれたのでしょう。

でも無理なんですよ、野心が無いから。発揮できない能力に意味はないので、それを含めて能力というのであれば僕は無茶苦茶能力が低いということになります。(別に東大に入ることが「能力が高い」と言っているワケじゃなく、能力の一例です)

これは明らかに教育の問題で、僕は親からまともな教育を受けていません。何も教えられていないし、殆ど褒められていないし、なんなら会話もしていません。それでは自分の可能性を信じることなんて到底無理だし、何かに取り組もうという意欲も育ちません。誰も評価してくれないのに頑張る意味なんてないじゃないですか。少なくとも子供にとっては。

よく「褒めて伸ばす」って言いますけど、多分「褒めなきゃ伸びない」と思うんですよ。もちろん褒めてばかりじゃダメなんですけど、ある程度は褒めないと自信とやりがいを喪失してしまいます。基本的に人間は喜びを得るために生きているので。

自信がないと野心は生まれないし、野心がないと大事を成せません。だから自信を育む教育を受けられないってのは、人間にとって最大の不幸なんじゃないかと思います。やっぱり親は免許制にするべきじゃないですか。問題あり過ぎるので絶対無理ですけど。


以下、AIの話なので畳みます。








 

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 [雑記]

ゲームは難しい方が面白い。理不尽でない程度なら。

・今週の読書
いつものアレ。

・平等
実は実現できるが、実現しない方が良いもの。

・AIへの関心
男女差がある。理由はやはりアレだろう。

・救済の旅
新章が始まった。

ほいではドボン。


・今週の読書
今週読了した本:
白の闇:ジョゼ・サラマーゴ

現在読んでいる本:
モロー博士の島:H・G・ウェルズ

今後読みたい本:
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
Θ11番ホームの妖精: 鏡仕掛けの乙女たち:籘真千歳
リリース:古谷田奈月
家畜人ヤプー:沼正三
侍女の物語:マーガレット・アトウッド

「白の闇」を読了しました。視界が真っ白になり視力を失う病気が発生した世界の話で、感染が進むにつれて人間の醜さや高潔さが見えてくるという恐ろしい話です。内容は抜群に面白く、かなりオススメ度は高めなんですが…文章が死ぬほど読み難いのでオススメできないという。訳者あとがきにもはっきりと「読み難い」と書かれるほどです。

具体的には、先週書いた通りカギ括弧が存在せず、地の文とセリフが一体化してしまっています。なのでセリフなのか判別できないものがあったり、判別できても誰が喋ったのか分からないものがあり、読むのが疲れます。(よく読めば一応分かるので)

原文ではアルファベットの大文字で始まっているかとか、終端がカンマかピリオドかといったもので判別できるらしいですが、何にしても簡単ではありませんね。もちろん日本語ではそんな判定は不可能ですので、文脈から読み解くしかありません。

もうひとつ気になったのが、登場人物の行動が賢くなかったり、かと思いきや不自然なほど理性的であったりするところですね。そういった部分を考えるのもこの作品の楽しみ方のひとつであるとは思うので、これはこれで良いのかもしれませんが。同じ状況で僕が物語を書くとしたら、恐らく直視できないような残虐な話になると思います。

今日からは「モロー博士の島」を読む予定ですが、まだ読んでいません。遺伝子操作で動物と人間を合体させるといったヤバめの研究をしている博士に関する話のようですね。こういった話は大好物なので、楽しみです。


・平等
ここ数年…いや十数年かもしれませんが、格差をなくそうとか、全ての人を平等にとかいう動きが盛んですよね。でもそれ、本当に正しいんですかね。一切の格差がなくなった世界を想像すると、それはもう地獄としか言いようがないと思うのですが。それはそれとして、本当に平等を実現することはできるのか?というのを考えてみます。

例えばお金なんですが、日本人の個人所有金融資産の合計は2,000兆円を超えているんですよ。一方で人口は2020年の数値で1億2,316万人ですから、2,000兆円を分配すると1人あたり1,623万円です。これではちょっと心もとない気もするんですが、あくまで「全人口1人あたり」なので、2人以上の世帯は2人分貰えることとなります。

単身世帯が2,115万世帯、2人以上世帯は3,455万世帯であり、後者の平均世帯人数は2.95人ですから、1世帯あたり4,785万円ということになります。単身世帯は上の通り1,623万円。正直、これだけ貯蓄のある人がどれだけ存在するのか?という話ですよね。

日本人の平均貯蓄額は1150万円ですが、中央値は280万円です。つまり大体の人が上記の金額より遥かに少ない額しか持っていないということです。よって、全員平等に分配することによって大半の人は救われます。富豪はほぼ全部没収ですが。

ということで、やろうと思えばできるんですよ。貧富の差をなくすってのは。でもねぇ、これやったらどうなるでしょうね?本当に貧富の差はなくなると思いますか?僕は思いません。一時的には良いでしょうけど、結局のところ数年後に貧富の差が生まれ始めます。なぜなら、稼ぐ能力の差は埋めることができないからです。更に言うと、金を手にしてしまったことにより問題行動をとる人が現れるでしょう。

浪費する人、働くのをやめる人、悪事を働く人、様々な悪が溢れる事でしょう。善い行いをする人も多少はいるでしょうが、圧倒的に悪が多いはずです。大混乱の末に金だけ持っている弱者がボコボコにされる地獄のような世の中になり、それが収まって何年かしたら以前よりも更に歴然とした格差が生まれていることでしょう。

平等で幸せな社会を築くためには、全ての人が賢く善良で高潔である必要があります。つまり不可能ということです。我々の世界は不平等だから上手く回っているし、そもそも人間はそのようにしか生きられないのです。公平を目指すべきですね。


以下、AIの話なので畳みます。






 

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