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世界名曲劇場 バッハ1 [クラシック]

本日も偉大なる先人が残した名曲をご紹介するであります!

大した教養も無い俺が、ボロを出さないように必死に頑張るこの企画
今回も生温く参りましょう('A`)

今回は「音楽の父」と称されるあのお方…

ヨハン・セバスチャン・バッハ - Johann Sebastian Bach -

音楽室の絵では…モコモコヘアでメタボ気味のおっさんですが
ああ見えて、現代に伝わる「音楽」というモノを作り上げたと言っても過言ではない
凄いおっさんなのです。

ベートーヴェンも、モーツァルトも、ショパンもバッハに強い影響を受けていますし
現代のポップス、ゲーム音楽もバッハの手法、理論に基づいたモノだったりします。
恐るべし、メタボのおっさん。


バッハの時代には「ピアノ」という楽器が存在しませんでした。(試作型はあったようですが)
その頃の鍵盤楽器は、オルガンやチェンバロ(ハープシコード)、クラヴィコードであり
バッハはオルガニストとして生計を立てていた模様。

ということで、実はバッハの書いた曲にピアノのための曲は存在しません。
現代においてピアノで演奏されているバッハの曲は、実は他の楽器のために
作られた曲なんですよね。

今回ご紹介する曲も、その内の一つです。


G線上のアリア

このタイトル、一度は聞いた事があるのではないでしょうか。
この曲、正しくは「管弦楽組曲第3番より エア」とでも呼ぶべきなのでしょう
組曲の中の一つであり、単独の楽曲ではないのです。

では、何で「G線上のアリア」なんて呼ばれるのか?

この曲は、ナントカというヴァイオリニストがエアをG線だけで弾けるように
編曲したもので、本来はヴァイオリン独奏曲なんです。
ということで、この曲のタイトルの意味はというと…

G線…ヴァイオリンのG線(一番太いヤツ)の事です。
上の…G線だけで弾くからです。
アリア…エアのイタリア読みです。

なんかこう「G線上のアリア」って物語を感じさせるタイトルなんですけど
ロマンの欠片も何も無く、そのまんまの意味だったのです。

それでは、例によってよーつべからの引用ですがお聴きくだせい



お姉さん版
http://www.youtube.com/watch?v=1PcgZW8lO-I

本家、管弦版
http://www.youtube.com/watch?v=ct_lcLP0Ho8


メタボおやじより、キレイなお姉さんが好きです。

世界名曲劇場 ベートーヴェン1 [クラシック]

偉大なる先人が残した名曲を紹介するであります!
雑魚とはいえ俺もピアノ弾きの端くれ、いつかは…とは思ってるんですけどね('A`)

第一回は皆様ご存知、「楽聖」と称されるあの超有名人…

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven -

音楽室ではあの厳つい表情を崩さない彼、気難しくて人間嫌いな感じがしますよね
でも、実際の所は感情豊かで人間味溢れるちょっと変わり者の熱血オヤジだったそうです。
ちなみに、あの「エリーゼのために」の作曲者も彼であります。

彼の楽曲は、後世の音楽家に多大な影響を与えたと言われています。
また、彼の楽曲はピアノの性能の限界に挑むようなダイナミックなものが多々あり
今よりも全然ヘボかった当時のピアノではとても弾けるものじゃなかったそうです。
このため、ベートーヴェンの楽曲を弾くためにはピアノの性能を向上させる必要がありました。

後世に曲を残すだけでなく、こういった面でも音楽の発展に貢献している偉大なる音楽家
それが「楽聖」ベートーヴェンなのです。

そんな彼の曲の中で、とりわけ難しいとされる曲がありました。
ピアノソナタ29番 ハンマークラヴィーアと呼ばれる曲、この曲はその難しさ故に
その時代の人間では弾く事が出来ないと言われていたそうです。
しかし、それに対してベートーヴェンはこう言ったそうな…

「50年経てば人も弾く!」

音楽と人の未来を信じ、彼はこの曲を書き上げました。
かくして、ベートーヴェンの情熱は未来の人々に託されたのでした…
かっこいい、かっこいいよベートーヴェン!

ちなみに、ゴジラ松井はこのハンマークラヴィーアを弾けるという噂も…


という事で、彼の楽曲から最も好きなこの曲を
ハンマークラヴィーアの話をしておいてナニですが。

ピアノソナタ14番 月光 - 第三楽章

クラシックの中でも特に有名な曲の一つである「月光」
聞き覚えのあるあのメロディー、恐らくそれは第一楽章でしょう。

「月光」、確かに第一楽章はゆったりとしてそんなイメージがありますね
この名を名付けた詩人も、そのようなイメージを抱いて命名したそうです。

しかし、このソナタで「月光」をイメージする事ができるのは第一楽章だけです
受け取り方によっては、第二楽章も「月光」かもしれませんけど…
この第三楽章は、あの「月光」とは異なるもう一つの「月光」。

それでは、よーつべからの引用ですがお聴きくだせい




偉大なるベートーヴェンに敬礼っ!
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