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毛 [雑記]

動物の体毛と人間の体毛は平等ではない。

今週はこんな内容。

・ベーシックインカムとお金の行方
先週のアンドロイドと経済に関する話の深掘り。

・今週の読書
いつものアレ。

・今週の進捗
絵の話。いつものアレ。

ほいではドン。

・ベーシックインカムとお金の行方
先週「アンドロイドが登場・発達すると人間の仕事が趣味になるのでお金という概念がなくなる」みたいな話を書いたじゃないですか。アレについて掘り下げてみようかと思いまして。そしてその前、段階として無視できないベーシックインカムについて少々。

※経済素人の妄想なので、マジツッコミは勘弁して下さい。

ベーシックインカム:
まずはベーシックインカムのおさらいから。各種社会保障を廃止(縮小)し、浮いた金を国民に平等に配る事で「幾らかの基本収入」を得られるようにしましょうという話ですね。

社会保障の中には年金(早死にすると掛け捨て)、雇用保険(失業しなければ掛け捨て)、生活保護(受給資格が無ければ受給不可)といった「権利は平等であるが、結果として不平等に見えるもの」があるので、それらを廃止して「全員に同じ金額を渡すので、何かあったら自分で何とかしろ」という形になるということです。大雑把ですが、イメージで。

いくら貰えるのかは様々な説があるのでアレですが、月額7~15万円ぐらいをよく見かける気がするので、ここでは10万円と仮定します。生活保護の金額は僕の条件だと11.3万円になるらしいので、それよりちょっと少ない感じになりますね。

「ベーシックインカムを貰えるようになると、皆が働かなくなって社会が崩壊する」みたいな話がありますよね。でも、支給額が10万円だとすると僕のような極貧ライフに慣れている人間なら十分に生活できますが、大体の人は厳しいんじゃないかな。

更に年金が消滅するなら自力で老後に備える必要があるし、生活保護が消滅するならもしもの時の蓄えも作っておかないといけません。なので、結局のところ働く必要はあります。「未来なんてどうでもいいぜ!」という人は働かなくてもいいかもですが。

しかし、同じぐらい働けば月々の収入が10万円増えるワケです。22歳で就職し、42歳になる頃にはベーシックインカムだけで2,400万円。給料から毎年平均100万円を貯金していたら4,400万円です。上手く投資していたら8,000万円を超えているでしょう。投資は必ず増える魔法じゃないので、逆に減っている人も多いかもしれませんが…それも自己責任。

これだけあれば独身なら余裕ですし、結婚する場合も今よりは随分と楽に生活できるはずです。そうなると結婚率が上がって、少子高齢化を食い止めることができるかもしれませんね。僕はそれでも結婚率は上がらないと思っていますけど。(金以外の要因)

生活水準をセーブしてニート化するも良し、生活ガン無視で浪費して死ぬも良し、これまでと同じぐらい働いて生活水準の向上 or 早期リタイア or 蓄財するも良し、仕事量を減らして生活にゆとりを作るも良し。「自己責任」の下に、選択肢が大幅に増えます。

これにより「若い世代の自由時間」は確実に増えるので、文化も発展するでしょう。アーティストは不本意な労働に時間を割くことなく創作でき、研究者はハウスキーパーを雇って更に研究に没頭でき、スポーツを志す人は練習時間を増やす事ができます。市場からはいくらかの労働力が消えるので、別の何かが衰退する可能性はありますけどね。

昔と比べて人口は増え、社会も複雑化しました。正直なところ「国の力で皆を守る」というのは無理なんじゃないかと思うんです。理想ではありますけどね。だから「国の力」を分解し、責任と共に個人に授けるという選択は大いにありだと思うんです。

戦う力(金)は国が与える。国はあなたを守らない。自分の身は自分で守れ。生き延びたいなら自分の頭で考えろ。それがベーシックインカムなのではないかと。僕は極貧出身(といっても何かに守られてきたワケですが)であるせいか弱肉強食論者なので、生きるも死ぬも自己責任というのはかなりしっくり来るんですよね。世間から怒られそうですが。

ただし「戦えるが、戦いが下手で死んだ人」は自己責任として「自己責任でない事情で戦えない人」をどうするかという話はあります。自己責任でない場合、弱肉強食の論理から外れると思うんです。だってレギュレーションが違うじゃないですか。

生活保護が無くなるということはその人々も自力で戦う必要があるんですが、戦えと言われても無茶言うなという話です。そういった部分については議論が必要でしょうね。どこからが「自己責任でないか」ということも含めて。

長々と妄想を垂れ流しましたが、ベーシックインカムは真の弱肉強食時代の到来を告げるシステムであるというのはほぼ間違いのない事実でしょう。問題は山積みでしょうし、実現するかどうかもわかりませんが、僕は歓迎しますよ。

お金の概念消滅:
で、ようやく本編です。

お金ってなんなの?というと「いろんなものと交換できる共通の価値基準」ですよね。例えばコンビニの時給が1,000円で、牛肉が100gあたり500円であるとするなら、コンビニで1時間働く分の労働力は牛肉200g分の価値と等しいということになりますね。
※金(ゴールド)の価値うんぬんは省略します

じゃあ牛肉の値段はどうやって決まっているんでしょうか?これを解明するためには、牛肉に関わっている全ての要因を洗い出す必要がありますが…全て洗い出すと無茶苦茶長くなるので、一部だけをピックアップすることにします。

5.牛肉を販売するための労働力
4.牛肉を加工するための労働力
3.牛を育てるための労働力
2.牛の餌を作るための労働力
1.地球と太陽のエネルギー

といった感じで、牛肉に関わる全てを分解すると「労働力」と「地球と太陽のエネルギー」になります。電気もそうなるし、各種機械もそうなります。この世の全ての商品価値は「労働力」と「地球と太陽のエネルギー」に行き着くのです。
※知名度などの付加価値も突き詰めると労働力の産物です

このように「お金」とは「労働力」と「地球と太陽のエネルギー」を数値化したものです。月や木星のエネルギーも関係あるかもしれませんが、そこはまぁ無視して下さい。

であるならば「労働力」が消えたらどうなるの?って話です。アンドロイドが人間の仕事を全て引き受けるとするなら、この世から「労働力」という概念が消滅します。労働する必要がありませんからね。かつて労働であったものはただの趣味になります。

そうなると「お金=地球と太陽のエネルギー」という式が成り立つのですが、地球も太陽も誰のものでもありません。しかし土地には所有者が設定されているので、地球は「部分的には誰かのもの」であると言えるかもしれませんね。

その土地ではアンドロイドが働き、アンドロイドによって生産された食料は無償で人々に提供されます。なぜなら、労働という概念が消え去った世界では人々がお金を得る手段を失っており、無償で配布しないと多くの人が死ぬからです。

芸術家などはお金を得る手段を持っていると言えますが、単純労働力しか持たない人も多いのです。無償で提供されない限り、それらの人々は全員死にます。それらの人々にベーシックインカムを配布するという手もありますが、それなら国が「その土地」を買い上げて(あるいは没収し)食料を生産し、国民に配布した方が良いので、どちらにしても無償です。

ということで、その土地が生み出すものの価値はゼロです。ですので、土地の価値もゼロです。つまり、その土地が誰のものであっても同じであり、所有する意味がありません。

貴金属などの奢侈品は「採掘した人のもの」となるのかもしれませんが、採掘しているのはアンドロイドなので誰でもありません。現実的には、採掘したアンドロイドのオーナーか、その土地の所有者のものといったところでしょう。となると、上で否定された「土地を所有する意味」も一応はあるということになりますね。

お金の生き残る道はあります。上でもチラッと出てきましたが、この世には生活必需品ではない奢侈品が存在するからです。このため、アンドロイドでは代替できない(と思われる)芸術やサービスでお金を稼ぎ、それらの品物を購入するという流れが生まれるからです。しかし、これにも問題があります。どうあってもお金は存在することを許されません。

上で書いた通り、労働というものが消滅することにより単純労働力は金銭的価値を失うこととなります。そうした場合、単純労働力しか持たない人々は奢侈品を購入することができなくなってしまうのです。今なら働いてお金を稼げば誰だって何でも買えるのに、特殊な技能を持たない限りそれができなくなってしまうのです。暴動が起きますよね。

それが進歩というものであり、追従することのできない人は諦めるしかない。単純労働の時代は終わったのだ。欲しいものがあるなら、単純でない何かを身に付けろ。…と、ここでもまた弱肉強食が登場してしまうワケですね。仕方無いのかな。

今後の流れ:
単純労働力の価値は漸減して行くと思います。AIの発達により、2030年には現在の27%が自動化され、2035年には49%が自動化されるみたいな話がありますよね。これはつまり、代替可能な単純労働力の価値が失われる事を意味しています。

そうなると人間の仕事はAIで代替できない高度な作業のみということになりますが、誰もがそんな仕事を行えるわけではないし、高度な作業も少数精鋭化が進むと思うので失業者が激増すると考えられます。しかし、大量の失業者を餓死させるわけにはいきませんので、ここで満を持してのベーシックインカム導入となることでしょう。

しかし、そうなると高度な作業で稼げる人とそうでない人の格差がとてつもないものになるため、何らかの手を打たなくてはなりません。よって、更に技術が発展して高度な作業もAIが代替できるようになった時点で生活必需品の無償配布開始&ベーシックインカムの廃止が行われ、経済的な「お金」というものが死を迎えると思われます。

以降はお金=奢侈品を取引するためのモノとなり、それを得る能力を持つ人々の間だけで取引されるようになります。弱肉強食ワールドの誕生です。

大きな問題:
ただ、ひとつ問題があります。それは「国家」です。

労働力が無価値になった以上は国同士の輸出入も意味が無いので、生産した食料を世界中に公平分配されるようにしたいところなんですが、まずは自国を優先しますよね。

であれば、生産量の多い国は少ない国を支配することができてしまいます。これまではお金で買えていたのに、お金が消滅したら食料を輸出するかどうかは「善意」に委ねられることになりますから。となると戦争です。領土を得るための侵略戦争です。

食料と交換できるような特産物のある国であれば物々交換ができそうですが、それでも最強の物資は食料ですから、食料自給率の低い国は確実に下位カーストに位置付けられる事となります。ならばどうするか。戦争です。やはり戦争になるのです。

それを避けるためには、統一国家となるか、あるいは世界が超強力な協定を結ぶかのどちらかになります。どちらにしても血が流れそうですが、それしかありません。

結局、お金という概念は今の状態のまま維持した方が良いような気もするんですが、そうはならないでしょう。単純労働力の価値が失われるのは時間の問題だからです。これは現実だし、誰にも止められません。だから考えないといけません。既に発射された絶対に避けられない弾丸が着弾する前に、どうするべきか考えておく必要があるのです。

といっても、動き出すのは超超超最速でも15年ぐらい先だと思うんですよ。ぶっちゃけ、いまこの文章を読んでいる方ならその頃には結構な年だし、それまでに十分蓄えられますので何もしなくても大丈夫。そしてお金の概念が消える頃には死んでます。

問題はいま、あるいはこれからの子供ですね。何らかの特殊技能を持たないとヤベェ可能性が高いので、早期に訓練した方がいいかもしれない。


・今週の読書
今週も読んでます。

※感想などは(基本的に)書きません。もしも聞いて下さる方がいらっしゃったらコメント欄等にてお尋ね下さい。気になることなどもなんなりと。

今週読了した本:
ねじまき鳥クロニクル(第2部):村上春樹
ねじまき鳥クロニクル(第3部):村上春樹
本当に魅力的なイラストを描くための構図の作りかた:榎本秋
つまらない絵と言われないためのイラスト構図の考え方:榎本秋

現在読んでいる本:
風の歌を聴け:村上春樹
1973年のピンボール:村上春樹
羊をめぐる冒険:村上春樹
構図エッセンス:視覚デザイン研究所

今後読みたい本:
村上作品全般:村上春樹
Another:綾辻行人
ドグラ・マグラ:夢野久作
13階段:高野和明
天使の囀り:貴志祐介
死都日本:石黒耀
砂の女:安部公房
虐殺器官:伊藤計劃

地獄坂を登っていたらコーギーが散歩していました。僕は人間以外の動物には愛されているので、コーギーがむっちゃ喜んで飛び掛ってくるんです。久しぶりに動物を触ってほっこりしましたが、飼い主さんは凄く焦っていました。見知らぬ人に飛び掛ったら焦りますよね。その人が動物嫌いかもしれないし、万が一噛んでしまったら大問題になりかねないし。あと、僕に愛犬を触られるのが嫌だったのかも。風貌が怪しいので。

※飼い主さんはちゃんとリードを引いていたので何も悪くないです。僕が犬嫌い or 噛まれることを避けたいのならちょっと離れれば良かっただけなので。むしろ犬が好きなので離れなかった僕の方が飼い主さんを焦らせる元凶というか何というか。

本当はこの後に村上春樹ファンのランキングと僕の感覚に関することを書こうと思ったんですが、上の話が死ぬほど長くなったので来週にします。

とりあえず「風の歌を聴け」は借りた日に読了しました。200ページだったんですけど、文章量が異様に少ないので2時間で読み終わりました。内容は微妙なんですが、面白いと言われる「1973年のピンボール」と「羊をめぐる冒険」を合わせて三部作となっているので、これを飛ばすわけには行かないという何ともアレな感じでございます。はい。

上の通り感想は基本的に書きませんが、教本については少し触れます。

まず「本当に魅力的な…」は読む必要はありません。添削メインの本ですが指摘が簡潔過ぎで、指摘を反映した結果も示されていないため「具体的に何が悪くて、直したらどう変わるのか」ということが分かりません。指摘の程度も微妙。

「つまらない絵と言われない…」は良書です。画作りの考え方について丁寧に解説されています。2年程度ガチで取り組んでおり、ネットも駆使してガッツリと情報収集している方ならまず間違いなく知っている内容なので、そういった方には不要です。でも復習したいという話であればオススメです。なかなかよくまとまっています。


以下、絵の話ですが画像無しです。





 
はい、続きです。

・今週の進捗
画像の収集と分析が終わりました。

結局、僕が「良い」と思うポージングは60チョイあって、アングルを含めると200以上あるということが分かったので絞込みもクソもないのですが、無限の中から探すよりは200の中から探す方が圧倒的に楽だよねということで一応は納得しました。

今後はこの中から選ぶことで、少なくとも「散々悩んで決めたけど、描いてみたら好きじゃなかった」みたいなことは起きないはずです。好きなものから選んでいるのだから。これまでの絵はそれが多過ぎました。ラフで気付くこともできたはずなんですけど、死ぬほど考えて生み出したものっていい感じに見えちゃうんですよ、コレが。

先週「選択肢が狭まるという懸念は無駄」みたいなことを書きましたが、それはやはり真実でした。僕が選び出した至高の60パターンもそれなりの汎用性を持っているので、僕が考え付く様々なシチュエーション…例えば「カツオの一本釣り」とかであっても、いずれかのパターンを少し動かしただけで違和感無く表現できるはずです。


座学はぼちぼち切り上げて、1枚描こうと思います。しかし僕には情熱が無いので、何を書けばいいか分からないんですよね。僕の最大の弱点だと思います。情熱不足。

情熱がある人が羨ましい。嫉ましい。
とあるゲームのキャラを獲得するために何十万円もガチャを回す人がいます。
とあるアニメのキャラのフィギュアやグッズを全て買い揃えている人がいます。
とあるボーカロイドと本物の結婚式場で式を挙げた人がいます。

一体何が彼らをそこまで熱くさせるのか。きっと愛(=キャラ愛)ですね。

僕に愛が無いというワケでなく、そういう愛とはまた違うのです。なぜかというと、例外はあるものの多くのキャラには詳細な人格が設定されていないからです。そういった存在への愛なので、僕らの知っている愛とはまた違ったものなのです。

多くの場合は見た目と、簡単な設定(過去であるとか、性格であるとか)があるのみです。たとえ作中においては詳細と言える設定があったとしても、現実世界の設定と比べたら随分簡素なものであり、人格を形成できるレベルではないです。
※ただし、上記のボーカロイドは簡単な返答を行う事ができた

だから、キャラ愛の第一段階は見た目という要素によって生じ、それから第二段階として設定を用いた思い込み(思い入れ)により愛へと昇華されるのです。僕にはごく弱い第一段階しかなくて、どう足掻いても第二段階へ行けない。想像力が乏しいのです。

前にも書きましたが、これまで僕が好きで描いた(といっても上記の通り第一段階)のはごく僅かであり、大半は「好きな人が多いから」という理由なんですよね。それも脱却しないといけない。僕が上達しない理由のひとつは多分ソレなので。

人間の精神って完璧じゃないので、本気でやっていると思っても本気を出せていないんじゃないかと思うんですよ。多分、上に挙げたようなキャラ愛MAXの人々なら真の本気を出せると思うんですけど、そうでない僕は無意識に手を抜いているのではないかと。本気でない練習で上達するワケがないじゃないですか。多少はするでしょうけど、多少です。

夢中になっていないんですよね。僕の人生で夢中になったことがあるのかは分からないですが、少なくともいまは夢中とは程遠いです。絵を描くということに対しては夢中というより怒りや執念だし、絵の題材については虚無しかないです。

恐らく、絵を描くということに対して夢中になる必要は無いと思います。これは怒りや執念で十分です。これらは夢中になるのと同じぐらいに強い。でも、痛い。

一方で題材に対する虚無はダメです。これは明確にダメです。たとえ絵を描くことに夢中であったとしても、題材に対して虚無なら描けません。もちろん怒りや執念でもダメで、両方が負の感情になると描けなくなります。絵を描くことに対して夢中なら、題材に対しては怒りでもいいです。ピカソのゲルニカとか多分そうですよね。

僕は絵を描くことに対して怒りや執念を捨てられないので、題材に対して興味を持つ以外に道はありません。取り得る手段は2つあります。

1.何かの作品(ゲームでも漫画でもアニメでもいい)にハマる
何らかのキャラクターにハマるということですね。つまり二次創作の道です。挿絵が豊富なラノベでもいいかもしれませんが、興味が無いのでちょっとキツいですね。アニメもそんなにドハマリすることはないですし、漫画はもう何年読んでないか分からない。思えば、封神演義の妲己はハマったと言えるのかもしれません。20年前だけど。

2.ハマれるものを生み出す
一次創作と呼ばれるものです。僕はキャライラストしか描かないので、いわゆるオリジナルキャラみたいなアレです。でもこれは僕には絶対無理です。なので、そういった路線でなくてモチーフみたいなものがいいんじゃないですかね。例えば、高尚な例を挙げるとミレーは農民を描き続けましたよね。彼は農民というモチーフにハマっていたのです。

という感じなんですけど、二次創作の道は正直厳しいんですよね。ハマるぐらい熱中しないといけないので、そうすると絵を描くという真の目的に支障が出そうじゃないですか。

そうなると一次創作の道ということになって、僕がハマれるものとなると「制服」「脚」のどちらか、あるいは両方なんですよ。なんか答えが出ていますけど、つまりソレを描けって話ですよね。やっぱりそうなんだよな。分かってはいたんです。

そして僕はかなり前に人気なんて気にしない宣言をしていますが、そうは言っても「描きました!世の中に発見して貰えません!」は辛いじゃないですか。人気のために自分を捨てることはしないけど、できれば多くの人に見て貰いたいのがクリエイターの本音じゃないですか。ワガママなんですけど、その願いは捨てられないのです。

なので、以前にちょっとだけやって封印した合わせ技で行こうかと。つまり「キャラ愛は無いが好きなデザインのキャラ」と「制服」と「脚」を組み合わせた欲張りセット。

キャラ愛は無い。それは仕方が無い。僕は想像力に欠けるし、現実と非現実を強烈に区別してしまうのでそういうのを持てる人間ではない。その分をフェチのパワーで補うことで、キャラ愛MAXの人には及ばないまでも、そこそこ戦えるはず。

なに言ってんだ、僕は。


来週も頑張りマス。
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コメント 35

Caelum

座学終了といっても本を借りた以上はまず座学からですな。2、3時間で読めると思うのでそれから描こう。
by Caelum (2022-04-10 21:03) 

Caelum

構図エッセンス読了。神本だった。
1983年に発売された本なのに少なくとも2006年まで20回以上刷られているだけある。美術教本ってあまり需要が無いと思うので、こんなに長生きするのは良書の証明か。

by Caelum (2022-04-11 00:59) 

Caelum

座学終わっていざ描こうとするときに「よし描くぞ!」という前向きな気持ちではなく「もう逃げられない」という後ろ向きな気持ちになってしまうあたり、僕はダメなんだろうな。

それでも着手してしまえば勝手にヤル気が出てくるのが人間の脳なので、つべこべ言わずに行動することが大事だ。

by Caelum (2022-04-11 01:11) 

Caelum

構図エッセンスの神部分は色々あったけど、特に「構図のしっかりしていない絵は作品ではなくただのメモです」とハッキリ書いてあるのが素晴らしい。昔の本は最近みたいにぬるい配慮が無くてバシバシ殴ってくるので心地良い。

画家先生方のコメントも載っていて「私は構図とか考えず、感覚でやってます」という言葉が多々見られるのが凄い。本の趣旨を全否定してもちゃんと正直に掲載する。神。

by Caelum (2022-04-11 01:21) 

Caelum

OK、イメージ完成。至高のポージングに黄金比とレイルマン構図を組み合わせていい感じにまとまった。理屈以上に大事な「で、お前は好きなのか?」という問いに自信をもってYESと言える。ストーリー性は全く無いが、ただただ美しい構図だ。僕はこれでいい。
by Caelum (2022-04-11 04:05) 

Caelum

蚊を潰した。まだ4月やぞ…と思ったけど、気温が15度を超えると活動を始めるらしい。ということは3月でも出現するのか。
by Caelum (2022-04-11 05:14) 

Caelum

ピンボールも読了。風の歌よりずっと面白くなっているものの、やはりハードボイルドやカフカは遠い。羊をめぐる冒険はまだ序盤だけどピンボールより更に洗練されている。こういう進化を繰返してハードボイルドやカフカが生まれたんだな。
by Caelum (2022-04-11 17:57) 

Caelum

うひょー、ドル円ヤベェ。アメリカ産のお肉がまた高くなるな…
by Caelum (2022-04-11 18:32) 

Caelum

ちょっと大きな変更をしたけどこれが正解なのか自信無いなぁ…自分の感性を信じることも大事だとは思うんだけれども。
by Caelum (2022-04-12 05:21) 

Caelum

努力が楽しいと感じられる人間になりたかった。僕は楽して強くなりたい。寝ているだけで強くなりたい。しかしそれは不可能なので努力している。努力したくないなら強くなることを諦めればいいんだけど、それも嫌である。

楽して弱い、辛くて強い。天秤にかけた際に僕にとってより重いのは後者なので、辛くてもやるしかない。そして辛い思いをする以上は強くならなくては意味がない。弱いままなら寝ていた方がよい。これが僕の人生なんだよな。

by Caelum (2022-04-12 21:22) 

Caelum

うちの一家は全員「強くなりたいけど努力したくないので諦めて寝る」という人なので僕は異端ではある。一方で婆ちゃんは「死んでも強くなってやる」という人だったので、僕より激しい。そして実際に婆ちゃんは強くなって死んだ。自分が納得できる強さだったのかはわからんけど。
by Caelum (2022-04-12 21:50) 

Caelum

無茶苦茶手の込んだフィッシングメールが届きおった。出来の悪い雑メールと違って、かなり本物に近い。ただ、一箇所だけ日本語が(ほんの少し)おかしい部分があるで見破りは可能。これが無かったらボチボチのIT知識が無いと見破れないだろうと思われる。
by Caelum (2022-04-12 22:51) 

Caelum

最高の構図だけど、それを美しく仕上げる力が僕には無いという致命的な事実に気付いて震える。さてどうしたものか。
by Caelum (2022-04-13 00:50) 

Caelum

よしよし、少しだけど進んだ。いつも通りじっくり進めて行く以外無いな。一歩ずつ進むぞ。
by Caelum (2022-04-13 05:06) 

Caelum

今日の名古屋は29.3度、豊田市は30.4度で日本一暑かったらしい。まだ4月やぞ…
by Caelum (2022-04-13 18:55) 

Caelum

ドル円がついに黒田ラインを越えて126円にタッチしてしまったし、もう止まらんかもしれん。日本資産全切りしたし米リセッションを待って米資産で構成する気マンマンなんだけど、為替問題が浮上してきおったなぁ…
by Caelum (2022-04-13 21:02) 

Caelum

円安はココが実体経済上の限界点付近なので、日本政府がアホでなければ何らかの動きがあり現時点がほぼテッペンとなる。一方「円安は輸出に好影響!日本にとって良いこと!」などという古い考えを持ち続けているならもっと安くなる。結局、どうなるかは立場上偉い人の考え次第なので、僕ら庶民は「分からない」と言うしか無い。

ドル円の適正価格は112~115円程度であろうと予想されるけど、実際の日本の国力(=信用)の弱さを考えると120円ぐらい行っていてもおかしくないので、別に今が異常な円安とは思わんけど。日本はもうそれぐらい弱い国になっている。

by Caelum (2022-04-13 22:35) 

Caelum

暑い。厚過ぎて練習に支障が出る。とりあえず扇風機で凌ごうと思うけれども、まさか4月にエアコンを入れることになるのだろうか。
基本的に付けっぱなしにするので、今から9月末までとなるとちょっとエアコンへの負荷が大きいような…いやでも6月からの4ヶ月と今からの5.5ヶ月だったらあんまり変わらないのかな。

by Caelum (2022-04-14 00:18) 

Caelum

今週中に塗りの第一段階が終わらんぐらい進度が遅いけど、今回は妥協しないぞ。時間が掛かっても納得できるまでやめない。
by Caelum (2022-04-14 05:03) 

Caelum

3年に1度ぐらい行っている銀行振り込みで220円の手数料を0円にする方法を発見した(当然ルールの範囲内)。およそ1分半で可能だ。1分半で220円ということは時給8,800円の仕事に相当する。デカイ。

一つ一つで見たら小さいけど、似たようなちょっとした節約は世の中に溢れている。全部節約できたらかなりの差になるんだよな。時間についても同じ事が言える。1秒を3,600個重ねたら1時間だ。

by Caelum (2022-04-14 20:24) 

Caelum

よしよしよし、完成はまだまだ遠いけど完成像は見えてきた。完成像をよりハッキリと、より良いものにするためにもっと想像しなければ。
by Caelum (2022-04-15 04:25) 

Caelum

羊をめぐる冒険読了。これで鼠三部作も完結か、すごく綺麗に終わったな。風の歌→ピンボール→羊と、村上春樹が凄いスピードで進化して行ったのが見て取れた。そして羊はなかなか面白かった。
by Caelum (2022-04-15 17:29) 

Caelum

これまで20年近く片道徒歩15分の美容院で髪を切っていたけど(引越し前の別店舗合わせると25年)、徒歩3分の床屋でいいような気もしてきた。一度行ってみて悪くなかったら変更かな。
by Caelum (2022-04-15 21:03) 

そら

ベーシックインカムって私はなんだろう?違和感です。これに派生してユートピアが来るかのような考えの方も居ますけど、違和感しかないなぁ。もう感覚でしか無いけどw
そもそも平ちゃんのことを疑ってるから。
だってやっぱりおかしいよね。Caelumさんの書いてる事はものすごく分かりやすかったし、私は説明出来ないけど、ちょっと無理かな。意味が分からなくて申し訳ない。
コーギーはものすごくフレンドリーだよね。
ワンコのお散歩と出会えると幸せだよね。
良い時間だったね。

by そら (2022-04-15 21:28) 

Caelum

>>そらさん
ベーシックインカムは確かに違和感あるよね。その感覚は正常だと思う。
金が労働力やエネルギーの対価であるなら、配布される金は一体何の対価なのかよく分からない。直感としては無から金が生まれていて、それを物質と交換できるのはおかしい。

実際のところは税として徴収したものを国民に平等分配するシステムなので
1.国民が手持ちのお金から幾らかを共同貯金箱に入れる(金額は稼ぎによる)
2.全員が入れ終わったら、そのお金を全員に平等分配する
というシステムと考えるといいのかもしれない。つまり、この金も元を辿れば「みんなの給料」であって、労働力の対価なんだよね。そう考えると物質的(というか労働力的)には違和感の無いシステムであると言える。

一方、精神的な違和感があるとすれば「なんで共同貯金箱の金を全員に平等分配するのか?」って話なんだけど、これは寄付と考えると割とスッキリするかもしれない。
Aさんは10万円払って5万円貰った(5万円寄付した)
Bさんは5万円払って5万円貰った(寄付していない)
Cさんは0円払って5万円貰った(5万円寄付して貰った)
こういう国民同士の援助システム。寄付と異なるのは強制徴収であるということになるね。

>平ちゃん
正直、彼の言ってることは絵空事だからね。「ベーシックインカムは弱者を見捨てない!」「どんな制度設計をすればいいかは現時点では答えを出せない」みたいな事をずっと言っている。
ベーシックインカムのあり方は制度設計に含まれるのだから、制度設計に答えを出せないのならベーシックインカムが弱者を見捨てるか否かも決めることは出来ないのに。結局、都合のいいことを言っているに過ぎない。

ベーシックインカムのためには財源が必要で、それを捻出すればどこかからお金が削られる。つまり、福祉が縮小される。福祉以外から捻出可能なら現状でもやれるはずで、それが出来ていない=福祉以外からは捻出できない(あるいは、意図的にしていない)と考えられる。
福祉を縮小するとした場合、弱者を切り捨てないためには弱者以外の福祉を縮小する必要があり、そうなったら不平等に対して猛烈な不満が噴出して国家が危うくなる。だから非常に難しいし、これが良しとされるなら財源の問題は既に解決されているはず。

こういった現実を無視してベーシックインカムを夢のシステムであるかのように語る人は信用ならんよね。
もちろん、それが本当に合っているかどうかは別としてちゃんとした自分なりの根拠を説明できるなら耳を傾ける価値があるんだけど「何か知らんけどみんな助かるよ!」みたいな理想論者の話はどうにも。
でもそれが「感想」であるなら話は別で、それはいいと思う。理屈として誰かを説得しようとするなら根拠が欲しいよねって話であって。

本文の通り単純労働力の価値の消失(あるいは激減)による失業者増加は遅かれ早かれ必ず来るから、望むか否かに関わらずベーシックインカムがやってくる可能性は高いと僕は思っている。
僕らが生きている間に来るかは謎だけど、恐らく来るんだろうな…と。根拠と言えるものは無いけど、近年のテクノロジーの発展スピードからすると。政治の世界ではまだあまり活発な議論が行われていない印象だけど、切実な問題になる前に十分な議論を行って欲しいなぁとは思う。

by Caelum (2022-04-15 23:56) 

Caelum

逆に言うと、労働力が価値を失わない限りはベーシックインカムは来ないじゃろうね。労働力が必要な状態なのにベーシックインカムが始まって市場から労働力が失われたら世界の発展が鈍り、いずれ死滅しちゃうからね。結局、ベーシックインカムもSFなんだな。
by Caelum (2022-04-16 00:38) 

Caelum

写実主義の画家はどうやってあんなリアルな髪の毛を描いてるんだろう…作業現場を見てみたい。手探りでやろうとしても全く分からん。
by Caelum (2022-04-16 00:50) 

Caelum

とりあえず第一段階はほぼ終わりといって良いので、今週の目標地点までは来たと思う。あとはひたすらクオリティを上げて行くのだけれど、本番はここからなんだよなぁ。今回は妥協END無しのつもりなので、一週間で終わらんかもしれない。

明日は図書館の日なので、鼠三部作の最終章(つまり、実は四部作だったりする)であるダンスダンスダンスを借りよう。これは羊よりも更に評判の良い本なので楽しみだ。

by Caelum (2022-04-16 04:29) 

Caelum

髪を切る→図書館→コメダの流れで行こう。
by Caelum (2022-04-16 13:54) 

Caelum

ぎょええええええええええええええミスった。ダンスダンスダンスの上下巻を予約していたんだけど、最寄の図書館にはなぜか下巻しか無い。上下バラバラに配備されているのか。

下巻はもうスタンバイになっているから受け取れる。上巻はどこかから運ばれてくるのでまだ時間が掛かる。下巻だけ受け取っても意味が無い…せめて上下が逆であったなら。

貸し出し期間は2週間あるのでその間に上巻が届く→受け取る→上下両方読むは可能だ。となると今週は別のものを読むことになる。そしてVisionが入荷されたみたいだ。早かった。

by Caelum (2022-04-16 14:06) 

Caelum

床屋さんは無茶苦茶上手かった。注文したサンプル写真とは結構違うんだけど、かなりいい感じになっている。人間の頭の形や顔は千差万別なので、サンプル通りがいいとは限らないし、方向性は変えずにその人に合った感じに切るというのが技なんだなと思った。

しかし25年ぶりに床屋式洗髪をすると体がしんどい。美容院は仰向けで洗髪するけど、床屋はうつ伏せだから首と腰が辛いのだ。これが悩みどころだなぁ…特に腰の問題は大きい。なんというか、中腰前傾みたいな姿勢を維持するのでボキっといきそうでドキドキする。

by Caelum (2022-04-16 15:06) 

Caelum

次に行く頃には腰も治ってるかもしれんし、治っていたら床屋、治っていなかったら美容院と臨機応変に行こう。ほいでは次は図書館。
by Caelum (2022-04-16 15:09) 

Caelum

図書館完了。名古屋市が所蔵していなかったVisionはなんと別の都市からやってきたらしい。本には弥富市立図書館の刻印があるので、金魚で有名な弥富市からやってきたらしい。

次はコメダか、1時間後ぐらいに行こう。往復40分の長旅だ。

by Caelum (2022-04-16 15:51) 

Caelum

コメダは持ち帰りが微妙な感じになったので、お店で食べることになる。となるとバーガーやサンド系でなく大皿料理に手を出せるということでもある。デカいとウワサのヒレカツプレートかな。ほいでは出動。
by Caelum (2022-04-16 17:02) 

Caelum

やっぱりニッカホームのうさぎ看板怖いわ…
by Caelum (2022-04-16 18:56) 

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