SSブログ

忍 [雑記]

ニンジャスレイヤー曰く「後悔は死んでからすればよい」

今週はこんな内容。

・ブルボン総選挙
これは戦である。行け、そして蹂躙せよ!チョコリエール!

・今週の読書
いつものアレ

・今週の進捗
絵の話。いつものアレ。

ほいではドゥン。

・ブルボン総選挙
恐らく毎年開催されているんですが、ブルボンのお菓子の中でどれがNo.1なのかを決めようという公式企画です。ぶっちゃけ「人気なんて気にせず好きなものを喰えよ」なんですが、そうはいってもやはり最強を決めたいじゃないですか。そういうアレ。

真面目な話をすると、メーカーとしては販促になるし、人気も調査できるいい機会ですよね。人気のある商品は新しい味を追加するとかそういった投資の対象になるし、人気の無い商品は据え置きか縮小といった手を取れます。上手い企画だと思いますよ。

もちろん人気は売れ行きを見れば分かるんですけど、売れ行きだけではこういったイベントに参加するほどのコアなファンがどれだけいるかを知ることができませんからね。

公式サイトには過去情報が残っていないので、こちら https://kamo2kamo.com/bourbon-rank2021/ を参照しました。公式はなぜ過去情報を隠すのか…歴史を見ることが出来た方が面白いと思うんですが。何か不都合があるのだろうか。

まずは2021の結果を見て行こうと思います。投票総数50,088票だそうです。
※上位と僕が気になるものだけピックアップ

1位:ルマンド(13,394票)
2位:アルフォート(8,894票)
3位:ミニ濃厚ブラウニー(3,156票)
6位:チョコリエール(2,248票)
7位:バームロール(2,209票)
9位:ホワイトロリータ(2,084票)
11位:チョコ&コーヒービスケット(1,524票)
12位:ガトーレーズン(1,283票)
13位:チョコチップクッキー(1,249票)

3位以下は概ね団子になっているので、実質的にルマンドとアルフォートの一騎打ちでした。僕のチョコリエールは6位。アルフォートは分かるんですが、ルマンドってそんなに圧倒的な人気なのかなぁ…あとガトーレーズンとチョコチップクッキーの順位が低過ぎるのも気になります。僕としては全体的に納得行かない結果に。

しかし根拠無くただ疑うのはいけません。ネットでガガガッと検索して調査してみたのですが、やはりルマンドの人気はホンモノのようです。みんなそんなにルマンドが好きだったのか。ほどよく甘くて美味しいし、食感も良いので僕も好きだけどさ。

チョコチップクッキーは美味しいけど派手さがないのでこの順位は仕方が無いのかもしれない。しかしガトーレーズンはもっと上でもいいはずだ。お前はもっと戦える。王者を狙えるお菓子だ。知名度が低過ぎるのかもしれない。「お手頃価格の六花亭バターサンド」と言えば興味を抱く方も増えるのではなかろうか。

それはそれとして、次に2022年の結果を。投票総数は57,924票。
https://bourbon.ownly.jp/story/17898
※上位と僕が気になるものだけピックアップ

1位:ルマンド(9,938票)
2位:アルフォート(8,164票)
3位:ミニ濃厚ブラウニー(3,574票)
5位:贅沢ルマンド(2,728票)
7位:バームロール(2,090票)
8位:ホワイトロリータ(1,685票)
9位:チョコリエール(1,510票)
10位:チョコ&コーヒービスケット(1,250票)
11位:ガトーレーズン(1,160票)
12位:ミニルマンド(1,076票)
13位:チョコダイジェスティブ(1,004票)
14位:チョコチップクッキー(899票)

このような結果になっています。

ルマンドが大きく票を落としたかのように見えますが、実際は「贅沢ルマンド」と「ミニルマンド」が投票対象に加わったことにより票が分散されただけであって、これらを合計すると13,742票になるのでルマンド一強状態は何も変わっていません。

僕のチョコリエールも同様に大きく票を落としたように見えます。しかしこれは同じ胚芽クッキー系列の「チョコダイジェスティブ」が投票対象に加わったせいで票が割れたのだと考えられます。合計すると2,514票なのでそんな感じですね。

ガトーレーズンもレザンヌ(229票)に票を持って行かれました。レザンヌは高級なガトーレーズンなのでしゃーない。ガトーレーズンは1個17gで5個入り200円ぐらい。レザンヌは1個20.4gで6個入り300円ぐらい。高級と言ってもグラム単価変わらないですね。

レザンヌの方がバターがきいていて大人の味らしいので、六花亭のバターサンドが好きな方はこっちの方がいいのかもしれない。僕は食べたことないのでアレですが。バターサンドの宿命でどちらも高カロリーです。そこは見なかったことにしましょう。

ということで、選挙結果がどうであれ僕の激推しはチョコリエール、チョコダイジェスティブ、ガトーレーズンです。そして気になるのがレザンヌといった感じ。


・今週の読書
今週も読みました。

今週読了した本:
国境の南、太陽の西:村上春樹
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年:村上春樹
ダリ・私の50の秘伝:サルヴァドール・ダリ
Vision:ハンス・P・バッハー

現在読んでいる本:
ダンス・ダンス・ダンス(上):村上春樹
ダンス・ダンス・ダンス(下):村上春樹

今後読みたい本:
1Q84:村上春樹
アフターダーク:村上春樹
パン屋を襲う:村上春樹
Another:綾辻行人
ドグラ・マグラ:夢野久作
13階段:高野和明
天使の囀り:貴志祐介
死都日本:石黒耀
砂の女:安部公房
虐殺器官:伊藤計劃
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ

村上ツアーも終わりが見えてきました。ハードボイルドやカフカ並の作品を期待しているのですがまだ出会えておらず、1Q84が最後の希望かなと思っちょります。

ダンスダンスダンスは鼠三部作(風の歌~羊をめぐる冒険)の続編であり、主人公が同じです。羊で消化不良に終わった耳モデルの話がちゃんとクローズされそうなので少し期待。

村上作品って投げっぱなしのまま終わる場合が多いですよね。もとよりクローズする気が無い(読者に委ねたい)のか、無計画に要素を増やして収拾が付かなくなっているのか…恐らく前者なんですけど、後者のように感じられるものも多いんですよ。

作者が意図を明らかにしない以上は読者の感想が全てなので、どちらが正しいというワケでもないんですが、僕個人としてはしっかりクローズして欲しいです。「僕の答えはこうです」という一方的な表明で終わりたくないんですよ。「僕の答えはこう、では正解は?」と問い、真実を明らかにしたいのです。何でも白黒つけたいマンなので。

ただし、ハードボイルドのように主だった伏線は全て回収し、終幕の後の展開は読者に委ねるというのはもちろんOKです。それは未来を想像せよということであり、謎の空白が残っているワケではないので。未来には正解がありませんからね。


では今週読み終えた「50の秘伝」と「Vision」について少し。

まず「50の秘伝」ですが、これは教本としての側面とダリのエッセイとしての側面があります。割合としては大体半々といったところですね。

まず教本という側面については、アナログ油彩の方にとっては美術教本として幾らか意味のある情報が書いてあるように見えました。僕はアナログ油彩をしないので本当に役立つかは分かりませんし、きっと技術の専門書の方が良いでしょうけど。

一方でデジタル絵の方にとっては美術教本として役立つのはごく僅かであり、基本的にはその用途では読む意味がありません。当時はデジタル絵なんてありませんからね。

そしてエッセイ部分についてですが、これはダリファンなら楽しめるといったところ。ダリのオカルト的な作法であったり、有名な画家(セザンヌやマネ)をこき下ろしていたり、ベラスケスとラファエロとフェルメールをべた褒めしたり、俺様(ダリ)の偉大さを語ったりといった内容がメインになります。いくらかの訓示もあるにはありますが。

例えばこんなもの。壮絶にネタバレします。

・どんな絵になるか最初から分かってるなら、絵を描く必要無いぞ。
これはつまり「どんな凄腕の画家でも、完成するまではどのような絵になるか分からない。だから描くんだよ。お前も描け」ということでしょうね。

・絵を描きたいなら、まずは十分に寝ろ。
これは大事。十分な睡眠がなくては十分な成果は出せない。

・構想の間は禁欲しろ、作業中は毎日性欲を発散しろ。
オカルトですが、要するに「満たされない状況の方がいいものが生まれるよ」ってことですね。一方で作業中は満たされている方が精度が高まるので。

・あと一日描こう、それはもはや必要なばかりではなく、そう思ったときには危険なまでにその画家は、すでにその作品に失敗していると言っていい。
「あと一日」は計画通りに行っていないことの証明ですからね。でもこれは「完了」の話であって「完成」の話ではないというのがポイントです。

・これらの秘伝を全てを習得してもそれらは君に何ももたらしはしない。君がキャンバスの前に座ったまさにそのとき、必ずや君の手は天使に導かれる。これが最後の秘伝だ。
そして最後にコレですよ。正直、泣きそうになった。前書きに「本当は一番最初に書くべき秘伝があるんだけど、ここでは書かない。最後の2行に辿り着いたとき、君は納得するだろう」みたいなことが書いてあるんですが、まさにそうでした。

総評としては「中身を読む必要はない、でも裏表紙の十の掟はしっかり読んで心に刻み付けておくこと。これは画家に限らず全てのプロフェッショナルに適用される」です。


次にVisionですが、これは教本としてとても素晴らしい内容でした。
絵を始めたばかりの人は読んでも意味が分からないと思うので、とりあえず3ヶ月ぐらい絵を描いて、慣れてきた頃&絵を続ける覚悟を決めたら読むと良いでしょう。

何年かやっている人にとっては大体習得済みの内容だと思いますが、要点が簡潔に分かりやすくまとめられているのでリファレンスとして大いに役立ちます。ちょっと高い本ですけど、手元に置いておいて損のない一冊かと思います。


以下、絵の話なので畳みます。







  
はい、では続きです。

・今週の進捗
一応完成です。一応。
ほいでは先週の状態から順に。

先週の状態
2022-04-10_リサ_1-6.jpg

1日目(作業時間:3.5時間)
・髪を清書
・顔を修正

2022-04-10_リサ_2-1.jpg

2日目(作業時間:4.0時間)
・髪を清書
・顔を修正
・左腕の塗りを強化

2022-04-10_リサ_2-2.jpg

3日目(作業時間:6.0時間)
・身体、衣装、右腕の塗りを強化
・顔をちょっと修正

2022-04-10_リサ_2-3.jpg

4日目(作業時間:5.5時間)
・全体的に塗りを強化(特に髪)
・ライティングを追加
・顔をちょっと修正
・パンツを豪華に
・影を強化

2022-04-10_リサ_2-4.jpg

5日目(作業時間:0.0時間)
・色味を変更
・尻の影をちょっとシャープに
・完成?

2022-04-10_リサ

ということで、一応完成です。あと1日寝かせますが、何も思い付く気配が無いのでこのままゴールということになる可能性が高いんじゃないかなと思います。多分そうなる。

物凄く迷ったんですが、肌の色は少し赤みを抑えてナチュラルな色にしました。ピンクの肌が好きであるのは間違いないんですが、恐らく僕が「ちょっとピンク過ぎかな?」って思う色は他の人にとって「むちゃくちゃピンク」なんじゃないかなと。つまり、僕はこの肌に慣れていて感覚が鈍っていると思うんですよね。

塩味がついつい濃くなって行くのと同じです。いずれは「昔好きだった塩加減」を遥かに逸脱してしまっても「丁度良い」と思うようになってしまう。それは価値感が変わったのではなくて、見失っただけです。舌が慣れて、鈍っただけなのです。

今回は最後の色味変更によって上手い具合に「濃過ぎる塩味」を「丁度良い塩味」に薄めることができたと思うんですが、どうでしょうか?


まだ世に出していないので世間の評価は来週になりますが、自分の評価では技術的にはこれまでで一番良く描けているかなと思います。「一番『良い絵』か?」と問われるとそれはNOで、一番ではないです。でも2番か3番ぐらいだとは思う。

これまでで一番良い絵はコレです。一番好きな絵と言ってもいいですね。

2021-08-09_イラストリアス_X3.jpg

技術的には今の方が上だし、そもそも絵柄も違うんですが、構図・構成・ポージング・背景・演出どれをとっても僕の中で最高です。いま描き直したらもっと良い絵にできるし、むしろ一生この絵を練習し続けたいぐらい良くできたと思っています。

実際には一生同じ絵を描いていたら頭がおかしくなるのでできませんが、衣装なり背景なりを変えて似たような絵は描きたいですね。でもこの絵は衣装や髪を含めたシルエットありきで「良い絵」になっているので、それらを変えたらダメかもしれん。

コレを超える絵を描ける日は来るのだろうか。


それはそれとして、今回の絵の評価をば。

良かったところ
・肉体は上手く描けている
・髪は十分とは言えないがそこそこ描けている
・立体感は十分とは言えないがそこそこ描けている

悪かったところ
・衣装の造形や塗りがチープでリアリティが無い
・顔はそんなに悪くないが、もう少し存在感を出せないか?

というところです。まだ投了までには時間があるので悪かったところを直せる可能性はあるんですが、全くビジョンが見えないので厳しいですね。チープなのは分かるんですが、なぜチープに見えるのかはわからない。だから直せないという。

いや、ぼんやりは分かるんですよ。質感の表現、明暗の表現、造形(皺とか形状)、これら全てに問題があることは分かっていて、その詳細が分からないというか「こうだからこう悪いんだよ」と具体的に言えないんですよね。犯人がどの街に潜伏しているかは分かっているけど、隠れ家が分からないので逮捕できないのです。

いずれも昔と比べたら随分とマシになってきているのは事実なので、焦らず継続するのが唯一の正解だというのも理解していますが、それでも焦っちゃうよねという。

考えても分からんものはしゃーないので、とりあえず次の作成に入ります。その中で改善策を思い付いたら直すことにしよう。期待はしていないけど神託があれば。


そんな感じで来週も死んでから頑張りマス。


追記:
とりあえずこんな感じで行きたい。

2022-04-23_モナ_1-0.jpg

前回は寝そべり&ものすごいズームだったので、立ち&全身に挑んでみたい。でも全身を入れるとかなり面白味がなくなるので工夫が必要となる。上の「一番良い絵」みたいにドレスや髪の毛でボリュームを出せるとシルエットが整うんだけど、同じことをすると同じような絵になってしまうので別のアプローチを考えなければならない。

背景で埋めるという手もあるけど、それは最後の手段にしたい。できるだけ背景が無くても成立する絵にするべきだと思うので。

見栄えテスト用:
上の完成状態では赤色を5段階薄めていた。

2022-04-10_リサA
これが4段階

2022-04-10_リサR
これが3段階

これ以下は赤過ぎるので、このうちのどれかになる。はてさて。
→検討の結果、4段階を採用
nice!(8)  コメント(39) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 8

コメント 39

Caelum

よおおおおおおおおおく見ると尻の影を少し直せる部分がある。根本的には何も変わらんけど、そこは直そう。
by Caelum (2022-04-24 02:40) 

Caelum

よしよし、これで良かろう。では新作へ。
by Caelum (2022-04-24 03:15) 

Caelum

OKOK、背景に頼らなくてもいい感じになったと思う。今回も黄金螺旋とレイルマン構図を使ってごにょごにょしたら何かいい感じになった。やはりアカデミックな構図は強いのだろうか。
by Caelum (2022-04-24 05:16) 

そら

ブルボン総選挙には知らないお菓子が沢山ですけど「贅沢ルマンド」はめちゃくちゃ美味しい。レザンヌは多分知ってると思うけど、パッと思い浮かばない。六花亭のバターサンドが好きなので、多分、六花亭以外は認めない!ってなってしまってるのかもw
一度は絶対食べた方がいい。是非に召し上がって。ほんとに美味しいから。
後悔ってあまり私はしない。反省はするけどw
無理だったこと、反省して違うルートでもっと凄いことをやる。って、やる気になる。
出来るかどうかは別問題だけどねw
絵の完成、お疲れさまでした。
ここまで描けるってすごいことだと思う。素晴らしいです。
肌の色はやっぱり好みがあるんだと思いました。そこはもう、好みですもんね。
肘の辺りがものすごくお上手!両腕とも、肘近辺が美しいです。好きです。
ちょっと前の話だけど、林真理子さん、私は好き。まさに作家買いする中の一人。
「下流の宴」とか面白い。歴史小説系も独特で面白い。けどCaelumさんは面白くないかも。女性って感じなのかな。貫き通す女性観点って感じなので、共感出来ないかも。

by そら (2022-04-24 08:59) 

Caelum

>>そらさん
お、贅沢ルマンドを経験済みとは!
レザンヌと同様に通常版よりも大きさと材料が強化されているんだね。特に通常版はマーガリンであるところを贅沢版はバターを使用しているというのは大きいように思える。濃厚な味が楽しめそうだ。

>六花亭以外は認めない
確かに。熱狂的なファンの中には六花亭が好き過ぎることで「類似商品は全部まがい物だ!」みたいな、下手すると憎悪まで抱いている人もいるかもしれない。愛ゆえに憎しみが生まれるのだ!そうだとすると、気持ちはちょっと分かる。
六花亭のバターサンドは実質的に通販以外の入手方法が無い(デパートなら売ってるのかな?)ような気がするので、どうしても許せない熱狂的ファン以外の方はガトーレーズンやレザンヌも試してみてもらいたいところではある。
そういえば、ガトーレーズンにラム酒とバターを挟んで六花亭バターサンドに改造してる人もいたなぁ。結局ダメだったみたいだけど…
ココ https://ojigatari.com/entry/banarita

>後悔ってあまり私はしない。反省はするけど
んむ、素晴らしい。後悔しても時間は戻らないし、今は過去の積み重ねで出来ているのだから過去のソレも必要なことだったんだ。だから悔やむ必要も意味も無いと言える。
しかしソレを忘れてしまうのは勿体無いので(それこそ、過ぎ去った時間と経験が無駄になる)、それを活用して(反省して)新たな何かに活かすべきである。
何かをやるための参考にしてもいいし、何かをやらないための判断材料としてもいい。

人間はさほど強くないから時には後悔しそうになることもあるかもしれないけど、そんな時はニンジャスレイヤーの言葉を思い出したい。
これはかなり前向きな言葉で、全てが終わった後には幾らでも後悔する時間がある(というか時間という概念が消失して無限となる)のだから、今は前へ進もうということ。
後悔を無理に消し去るのではなく、後で心置きなく後悔できるから…と考えると、案外気が楽になる。

>絵の完成
ありがとう!もうすぐ2年になるから、期間なりには上達してきたのかもしれない。
肌の色はそうだねぇ、好みが強く出る部分だと思う。青白い肌が好きだったり、褐色の肌が好きだったり、黄色(アジアン)の肌が好きだったり、中には水色のようにファンタジーな肌が好きな人もいる。
僕の好きなピンク肌はセクシーに見えるという効果は強いものの、どうしても現実味は薄れる。この辺りは作品の性質により臨機応変にといったところなんだろうね。
今回は肌面積が非常に大きいので肌色の影響が強く、現実味の薄い色にすると絵自体から現実味が消えてしまう。なので現実味が消えないギリギリのところまで赤を抑えてみた感じ。

>肘の辺り
ありがとう、細部まで見てくれて嬉しい。
手とか肘といった部分は、実は僕の手や肘を見ながら描いていたりする。なので実はおっさんの肘なのだ…!と知ると見え方が変わってしまうかもしれない。
もちろん筋肉のスジを落としたり、骨を少し滑らかにしたりといった工夫はしているけれども。写真資料も見るんだけど、やっぱり実物が最強の資料だからねぇ。

>林真理子
「不機嫌な果実」の人だね。長いキャリアを持つ人は作風が安定しているだろうから、作家買いしやすいだろうなと思う。
1982年デビューだから、僕の年齢と全く同じ歳月を作家として活動していることになる。長い道のりだ。枯れないアイデアの泉が脳内にあるのだろうなぁ…そして枯らさない努力をしているのだろう。

>下流の宴
なるほど、女の人生を描いた話なんだね。ドラマ化もされていたようだ。
作家の性別ってかなり重要なファクターだよね。どこまで行っても男は女になれないし、女は男になれない。だから男の言葉は男の感性に響くし、女の言葉は女の感性に響くというのは否定しようのない事実だろうと思う。
異性に響かないかというとそうでもないけれども、同性のソレとは楽しみ方が違うのだろうなと思う。同性からは「共感」を、異性からは「発見」を得るのではなかろうか。

そして「共感」は最も「楽しい」に繋がりやすい感情だと思う。共感できれば没入感が生まれて話に入り込みやすくなる。だから余計な疑問を挟むことなく受け入れやすい。(必ずしもそうではないけど、比較的)
一方で「発見」は「楽しい」とはちょっと遠いところにあるように思う。繋がらないワケじゃないんだけど、その道は細くて脆い。疑問が生まれやすく、その疑問により簡単に道が崩れる。そうなるともう楽しめない。
疑問を楽しむ(異性はこんな考え方をするのか)という読み方もあるとは思うんだけど、それは物語を楽しんでいるワケではないので読書としては成功と言い難い。学びとしては成功だと思うけれども。

そういった理由で、恐らく異性が書く小説はハードルが高いんだ。もちろん全てが当てはまるということではないけど、同性の小説よりも当てはまる可能性が高い。つまりギャンブル性が高まってしまう。
これも「読書の難しさ」のひとつだよなぁと思う。僕の読みたい本リストが全部男性作家なのは、そういったものを本能的に避けているからなのだろうか。

by Caelum (2022-04-24 16:41) 

Caelum

もう少し赤くしてもいいような気がしてきた。変更前が赤過ぎるのは間違いないけど、変更後が物足りないのもまた事実。確か色相を4段階薄めたので、3段階か2段階ぐらいにしてもいいかもしれない。1段階だと多分赤過ぎる。

何にしてもこれが最後の決断になるので、覚悟を決めなければ。後悔は死んでからすればよいのだ。

by Caelum (2022-04-24 17:00) 

Caelum

ぶっちゃけこれ本人しか気にしてないレベルの差なのでは?という感じだけど、5段階と4段階はかなり差がある。4段階と3段階はあまり差が無いけど3段階の方がキツい感じがするのは確かだ。

特に顔の感じが違ってくる。5段階は平坦に感じるし、3段階は影が濃くなるので掘りが深いように感じる。下まぶたと頬の境界や目頭が顕著だ。好みの問題だけど、平坦過ぎても深過ぎても良くない。

となると答えは4段階なんだよな。中庸。いかにも日本的なセレクトだけど、別に悪いことではない。ということで4段階で行こう。

by Caelum (2022-04-25 00:25) 

Caelum

色相を変えるだけでなぜ影が濃くなったり薄くなったりするかというと、色相毎に明度の範囲が違うからである。(マンセル表色系)

一般的なHSV色空間で同じ明度・彩度であっても、赤の色相は黄色の色相より暗い。黄色や青緑はとても明るく見える色なんだ。だから色相を黄色にずらす(本文で言う「薄める」)と明るくなるし、赤にずらすと暗くなる。

by Caelum (2022-04-25 00:42) 

Caelum

イメージはできたけど今回は背景重要。そういう絵は先に背景を決めないと死ぬのは何度も痛い目を見て理解したので、想像力を働かせないといけない。どうしたもんかなぁ…
by Caelum (2022-04-25 03:33) 

Caelum

本決まりではないけど背景を置いてコンセプトは定まった。コンセプトが構図やポージングの後というのも珍しいかもしれないけど、僕はストーリーを描きたいワケじゃないので自然とそうなる。
by Caelum (2022-04-25 05:00) 

Caelum

当初の想像よりデザインが複雑で苦戦を強いられそう。金パーツが多いので、金属感の練習にはなるけれども。一番目を引く部分なのでしっかり質感を表現したいところだ。
by Caelum (2022-04-26 05:05) 

Caelum

湿度が凄い。すべてがぺたぺたする。そろそろ除湿かなぁ…
by Caelum (2022-04-26 16:03) 

Caelum

高湿度高気温が最悪なのは明らかだけど、高湿度低気温もかなり不快感がある。気温が低いから毛布を被ろう…ジメジメする!死ぬ!となるので、除湿&毛布という何ともアレな選択肢しかない。

高湿はカビの繁殖も促進するけど、あれは温度が伴わないと爆発的には繁殖しないのでその点ではかなりマシと言える。

by Caelum (2022-04-26 21:54) 

Caelum

おおぅ、ゲリラ豪雨
by Caelum (2022-04-26 22:16) 

Caelum

猛烈にヤル気が湧かなくてサボりたい。しかし怠惰によるサボりは許さぬ。サボりたいなら事前に計画を提出したまえ。

仕方無いので今日も練習することにする。

by Caelum (2022-04-26 22:26) 

Caelum

あかん、調子に乗って脚長く描いたら8頭身になってしまった…これはかなり調整しなければ。
by Caelum (2022-04-27 02:08) 

Caelum

頭身は直したけどそれ以前の問題でこれダメじゃねぇかなぁ…前回の絵を超えられる気がしない。当然、過去一番の絵には遠く及ばない。まだ引き返せるけど、これで引き返してしまうと今後描ける絵がかなり限られてくるので引き返してはいけない。敵前逃亡は許さぬ。描きたまえ。
by Caelum (2022-04-27 02:32) 

Caelum

もうすぐGWか。普段忙しく働いている人が休めるとよいのだけれども。図書館はなんとGW無しの営業で、営業時間だけが日曜タイム(17時閉館)となっている。公共機関の宿命か。
by Caelum (2022-04-27 05:24) 

Caelum

うひょー、英語怖ぇ…僕の英語力はグーグル翻訳に支えられているので、微妙なニュアンスを表現できない。このためネイティブな人からすると「何言ってんの?」ってなる可能性がある。自動翻訳結果が正しくない可能性を考慮した方がいいな。
by Caelum (2022-04-27 16:46) 

Caelum

あと2日で第一段階を終わらせよう。
by Caelum (2022-04-28 04:25) 

Caelum

ドル円130円超えた。ここまでは誰もが予想していた通りの展開だけど、ここからはどうなるか分からんのだよね。150円まで突き抜ける派とここが上限派がいる。僕はどちらかというと150円派で、最低でも140円程度までは行くと思っている。

この前まで115円とかだったので、単純に考えると輸入品が10%程度値上がりすることになる。割と大変な出来事よ、コレ。

by Caelum (2022-04-28 17:40) 

Caelum

輸入がダメなら国内生産が主軸になるから内需が成長するよなんていう話もあるけど、日本は資源国じゃないので国内生産品の原料は海外依存度8割を超えてるし、ゴムや綿花といった多くの品目は100%輸入だったりするわけで、結局ダメだと思うんだよね。

アメリカ産牛肉が高くなるから相対的に和牛が安くなるんだ…という理屈だけど、和牛が食べてる餌の殆どは輸入品なので餌代が上がって結局価格上がるよねっていう。

by Caelum (2022-04-28 18:32) 

Caelum

海外からのインバウンドは明確な円安メリットなんだけど、日本ってまだソフト鎖国してるよね。チャンスを殺してる。
by Caelum (2022-04-28 18:51) 

Caelum

ね"ごお"お"お"お"お"お"お"お"お"

声に出すと元気が出る言葉。
ただし周囲の人に変人だと思われる。

by Caelum (2022-04-28 19:57) 

Caelum

ん"ね"ごお"お"お"お"お"お"お"お"お"

だと尚良い。

by Caelum (2022-04-28 20:50) 

Caelum

風呂の換気扇を交換しようと思う。
アマゾンで本体を買うと9,200円だけど自力工事は不可能だ。浴室換気扇は複雑過ぎる。工事業者に頼むと工賃が8,000円ぐらいでそれは全然構わない。が、そこで本体を買うと同製品で12,000円ぐらいになる。

アマゾンで調達した本体を工事のみして貰う事も可能だけど、万が一サイズが合わないとか、配線の都合上設置できないといった場合に全責任を負うこととなるのでリスキーである。それなら2,800円をチップとして支払うことで業者に責任を負ってもらう方が賢い選択だ。自信があるなら自己調達で構わんけど。

安さには責任が付随するということ。僕は余計な責任を負いたくないので2,800円余分に払う。下品な言い方だけど、金で解決できる事は金で解決したらいい。(大金でない場合に限るが)

by Caelum (2022-04-28 22:34) 

Caelum

キングドーナツはオーブントースターで焼くと美味いぞよ。ミスドのオールドファッションぐらいカリッとさせると良い。キングドーナツに限らず、コレ系のドーナツは焼くとかなり美味い。
by Caelum (2022-04-28 22:48) 

Caelum

ほげええええええええええええマズい。大問題に気付いてしまった。僕はいま描いている絵をどうしても好きになれなかったんだけど、その理由が分かってしまった。

今日まで「なんか嫌いなんだけど、なんでかなぁ」と分からず困っていて、恐らくこうだろうという理由は推測はできていたけど、どうにもそうじゃない気がしていた。そしてやはり違った。理屈で推測できても直感がNOと言うならNOなんだな。

結構な作業量になるけど直さなくてはならない。直さなければこの絵を続ける意味が無い。気付けて良かったと思うべき。これを直せばきっとヤル気も沸いてくるだろうし。

by Caelum (2022-04-29 04:39) 

Caelum

もうひとつ超ヤバい部分を見つけた。疑った途端に見つかるのだから、これまでかなり先入観にやられていたんだろうな。塗り込みに入ると修正が困難になるので、ここで全て洗い出して修正しておきたい。
by Caelum (2022-04-29 04:59) 

Caelum

ダンス読了。これも終盤に入るまでは面白いのにそこから急転直下のつまらなさで畳み掛ける作品だった。終盤、それまでメインヒロインであったユキがあっさり退場して、大して掘り下げられていないユミヨシさんがヒロインになるので一気につまらなくなる。主人公とユミヨシさんの関係もあまりにも不自然過ぎて白ける。

作者的には徹頭徹尾ユミヨシさんをメインヒロインとして扱っているつもりなのだろうなというのはもちろん分かるけど、それが上手く行っていない。この描写量と関係の薄さではユミヨシさんをメインに立たせるのは無理。

読後感の悪さからノルウェイの下の5位とする。

by Caelum (2022-04-29 17:03) 

Caelum

勉強したい事が多過ぎて絵の練習時間が削られている。最近は1日あたり4~5時間しかやっていない。サボって時間を無駄にしているわけではないので別に問題ではないのだけれども。
by Caelum (2022-04-29 23:24) 

Caelum

あれ、最寄図書館にある本(貸し出し中でなく在庫状態、しかも2冊在庫中)を予約したのに別の図書館から輸送中になっている。なんでや。

もしも明日の昼までに届いていない場合、僕は在庫の同じ本を借りてどこかからやってくる本をスルーすることになる。そしてもうキャンセルはできないので、来週の土曜にそれを無意味に受け取って即返すことになる。

いや、即返すと感じ悪いので無意味に1週間保持することになるのかもしれない。なんとも微妙なことになってきたな…

by Caelum (2022-04-30 00:31) 

Caelum

修正と一段塗りは終わったので一応予定通り。作業時間がいつも通りなら木曜ぐらいに終わってたけどそれはそれとしておこう。難しい絵ではあるけど嫌いな感じは消えたので頑張って完成させよう。
by Caelum (2022-04-30 04:08) 

Caelum

予約中の本は来なかった。ひょっとしたら名古屋の図書館は在架予約が不可なのかもしれない。予約システムの説明を見ても書いていなかった(見つけられなかった)ので、今日行ったら確認しなければ。
by Caelum (2022-04-30 14:12) 

Caelum

図書館へ行ってシステムを聞いてきた。これはシステム設計がクソだ、設計した技術者や承認したシステム担当者は図書館の職員に土下座するべき。それぐらいクソシステム。

いまのシステムでは図書館の人が頑張っても無駄になってしまう場合があるし、利用者にとっても不便でしかない。人件費にも輸送コストにも利用者満足度にも悪影響が出る。百害あって一利無し。一利ぐらいはあるのかもしれないが、害が大き過ぎる。

少し現場の人の話を聞けば気付けることなのにそうなっていないということは、現場の意見を聞かずに作られた(あるいはテキトーにしか聞き取りしていない)システムなのだろう。実際、そういうシステムは腐るほどある。現場には被害が出ているのに、システム担当者は仕事をやったつもりになっているパターンだ。

システム開発者としてはそれは断じて許せん。改善提案を出したい。なんなら設計まで手伝ってもいい。でもそんな話が通るはずも無いし、ただの変人クレーマーとして扱われるだけなので黙っているしかないのだな。

by Caelum (2022-04-30 15:27) 

Caelum

明らかにおかしい部分がある場合、顧客(システム担当者)に対してそれを指摘するのも技術者の仕事のうちだ。明らかにおかしいとは言えなくても、何らかの不都合が起きそうな場合には確認しなければならない。それをせずして先の工程に進んではいけない。

しかしヘボい技術者はそれに気付かないか、気付いても確認を怠って顧客の言いなりになってしまう。もちろん技術者がマトモであり指摘(確認)したにも関わらず、顧客が「それでいいんです」と押し切る場合もある。その場合はどうにもならん。そしてクソシステムが作られ、現場の苦しみが始まる。

by Caelum (2022-04-30 15:40) 

Caelum

僕はこの世の悪を全て許すとしてもクソシステムだけは許さない。元ではあるけどプロだからだ。プロは自分の領域の悪を許してはいけない。それ以外の悪は許してもいい。
by Caelum (2022-04-30 17:16) 

Caelum

お、国会図書館の一部電子化か。そうそう、テクノロジーの発展とはこういうことよ。いい流れ。
by Caelum (2022-04-30 20:16) 

Caelum

ぬあああああああああああああああああああ神託が下った。そうだったのか。ようやく分かった。
by Caelum (2022-04-30 21:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。