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勉強週間 [雑記]

年中勉強しているつもりではあるんですけれども。

今週はこんな内容でごんす。

・アニメの話
ちょっとした情報程度ですが。

・今期アニメの感想
以前「評価はしない!」と言ったので、感想という形で。

・今週の進捗
絵の話。いつものヤツです。

・勉強しろ
絵の話。先週の続きです。

ほいではドン。


・アニメの話
まだ先の話なんですが、金曜ロードショーでヴァイオレット・エヴァーガーデンが放送されます。みましょう。いや、みてください。お願いします。

放送局:日テレ系列

10月29日(金) 21:00~:TV版の特別総集編
こちらはTV版の総集編なので、TV版は完走済みという方はスルーしても大丈夫です。
が、京アニ監修でいい感じに編集しているらしいので、振り返りを兼ねてみてみるのも良いかと。初見の方はどうだろう、本編の感動が薄れるのでスルーが良いかな?でも「とりあえず雰囲気が知りたい」とか「本編を全部みる時間は無い」という場合はコレ。

11月05日(金) 21:00~:外伝 - 永遠と自動手記人形 -
こちらは劇場版の第1作目ですね。2019年に放映されたものです。前半が原作小説の外伝をアニメ化したもので、後半がオリジナルだそうです。

外伝ということで、世界観や人物をある程度把握していた方が楽しめるんじゃないかと思われます。本編見視聴の方は予習の意味でも総集編をみておいた方がいいかも。

それまでに本編を完走するぞ!という場合はNetflixで視聴可能なはずです。確か1ヶ月無料体験みたいなヤツがあるので、それを使ってもいいかもしれませぬ。


ちなみに原作小説なんですが、未だにアマゾンで買おうとすると1.5倍のプレミア価格を吹っ掛けられますのでアマゾンで買ってはいけません(以前よりは安くなりました)。京アニショップでの取り扱いが復活したので、こちらで買った方が良いです。

京アニショップ
https://kyoanishop.com/shopbrand/ct24/

3冊までの購入制限が掛かっていますが、買占め防止でしょうね。コレ。
一般的には「読む用」「保存用」「布教用」の3冊あれば十分。一方で転売屋にとっては3冊じゃ商売にならないという素晴らしき制限。転売屋は滅びよ!


・今期アニメの感想
いくつかはまだ終わっていないのですが、大体終わったので。
具体的な評価は書きませんが、何となくお察し下さい。

・小林さんちのメイドラゴンS
ほぼ日常系アニメなんですが、しっかりと起伏があるのでARIA等の「何も起きない系」とは違った日常系となっています。また、ヒューマンドラマ寄りであり道徳的な内容がかなり含まれているのでその辺りも評価が分かれるポイントです。

「考えさせられる」といった意見もある一方で「説教臭い」という意見もあります。感性は人それぞれでどちらが正解という話でもありませんが、そういう系統の内容であるということは確かなので、それが自分に合うかどうかを判断のうえ…というところ。

また、作者の性癖によりほぼ全員が超絶爆乳キャラとなっています。必然、乳関連のネタも多く含まれているので、この辺りも好みが分かれるところ。制作が京アニなので、そこまで下品な表現にはなっていませんが、苦手な方は多分耐えられないレベル。

絵のクオリティは物凄いです。これが世界に誇る京アニの力だ!劇場版なら同等以上のクオリティの映像を作れるスタジオもあると思うんですが、TV放送の予算感でこれだけの映像を作るとなると京アニ以外では(構造的に)ほぼ不可能。シャフトでも無理。

でも絵だけじゃないんです。前作に引き続き音楽も良いので、そこも注目して頂きたいところ。でもそれだけじゃないんです。話の構成も…つまり全てが超クオリティ。

「ヒューマンドラマ」「爆乳」といったワードに拒否反応がなければトライしてみるのも良いのではないでしょうか。僕はどっちもドンと来いなので楽しめました。
ただ、OPは1期の方が好きでした。(という謎の伏線)

・死神坊ちゃんと黒メイド
「触れた相手は死ぬ」という魔女の呪いのせいで愛しい人に触れられない。でも一番近くにいるから心は通じ合っている…みたいな純愛ストーリーです。

これはたまらん。最高過ぎる。
坊ちゃん(呪いを掛けられた人)の「触れたい、でも触れたらメイドさんが死んでしまうから触れられない」という気持ちと、メイドさんの「死んでもいいから触れたい、でも死んだら坊ちゃんが悲しむから触れられない」という葛藤がエモ過ぎる。キュン死する。

完全無欠の作品かというとそうではなくて、メイドさんが「逆セクハラ」と称してシャイな坊ちゃんに色仕掛けをしてからかう場面が多々あるんですよ。これはメイドさんなりの坊ちゃんへの気遣い(悲惨な運命の中にいる坊ちゃんに笑顔を)なんですけど、エロに嫌悪感を抱く方だとちょっと不愉快になるかもしれません。

背景を考えれば、年頃の坊ちゃんに対する最も効果的な方法のひとつであるとか、メイドさんも本当は触れ合いたいのに触れられない鬱憤とか、エロであることが必然となる理由はあるんですが、そこに辿り着く前に嫌いになってしまっては元も子もない。

ということなので、もしエロに嫌悪を感じられたとしたら「坊ちゃんやメイドさんの心情、背景」を汲んであげて貰えると嬉しいなぁと思います。それでもエロは許容できない!ということならリタイアも止む無しというところ。

絵は僕の大好きなフル3Dで、あっさりとしたトゥーンシェーディング(3Dモデルがアニメ風になるヤツ)で処理されているので見た目は平面的です。背景にキャンバス地のテクスチャが掛けられていたり、全体的に絵本っぽさを表現していると思われます。

冒頭に「具体的な評価は書かない」と書きましたが、ちょっとルール違反を。
僕はこのアニメの物語評価に84点をつけました。これは今期の中でダントツの点数であり、歴代評価でも全735作品中で9番目に高い点数(上位タイが沢山あるので、順位は32位タイ)です。81点以上の作品は滅多に無いので、かなりの高評価となります。

っていうぐらい面白いので、オススメです。まだ完結しておらず、2期に続きます。2期放送は1年以上先かと思いますので、気長に待ちましょう。

・ミニドラ
小林さんちのメイドラゴンSのショートアニメです。
ショートなのに超絶本気クオリティの恐ろしい作品。ぶっちゃけ大半の30分アニメよりも面白いという…それでいいのか、アニメ業界よ。

・ラブライブ!スーパースター!!(放送中)
脚本と監督がラブライブ1作目と同じということで、内容も1作目と同じようなものとなっています。μ'sが一番好きという方(僕)にとっては懐かしいラブライブであり、実家のような安心感がありますね。ただ、安心感しかないとも言えますが。

ライブ作画は前作に引き続き3Dと手描きの混成で作成されていますが、今回も良い出来です。3D部分は動きがぬめっとしているので少し違和感がありますが、昔よりは大幅に進歩しておりフル手描きとの差がなくなるのも時間の問題かと思います。

全体的に悪くはないのですが、1作目との差別化が図られていないためただの焼き直しになってしまっています。キャラのファンになれないとちょっと微妙かも。

なお、僕は千砂都が良いと思います。はい。

・ジャヒー様はくじけない!(放送中)
若干古い感じのギャグアニメ。

コテコテの使い倒されたギャグの集合体みたいな内容なので、鮮烈な面白さはありません。そしてリタイアするほどつまらなくもありません。そんな感じです。

・かげきしょうじょ!!
タカラジェンヌ的なものを目指す研修生達の物語。

少女マンガ的なスポ根・青春系アニメであり、キャラの心情や挫折、成長といった要素を丁寧に描けています。しかし、物語のプロローグが終わったというところで最終回なので消化不良感がハンパないです。これで2期無い(発表が無い)とかマジかよ。

続きは原作漫画を読むぜ!という方向けです。

・白い砂のアクアトープ(放送中)
自分を発見して行く系の青春アニメ。

監督が「色づく世界の明日から」と同じということで、序盤は「まさか色づくの再来か」と不安になるぐらいの薄さでしたが、最近は話が動いてきたので一安心。連続2クールアニメなので、まだあわてるような時間じゃない…ということなのでしょうか。

こういった話は心情描写がキモなんですが、その辺りがイマイチなのでこれから面白くなるかはちょっと怪しい。PA大好きマンなので頑張って欲しいところではあるんですが。

作画は割と良好ですが、昔のPA作品と比べるとどうにも。予算都合なのかな。

・マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON
絵が凄まじい。資金潤沢なんだろうな。
内容はアレです、原作ゲームをやっている人は楽しめるのでは。多分。

・Sonny Boy
厳しい。

考察派向けのアニメなんですが、考察した先に答えが用意されていないので考察のし甲斐がないというか何というか…その先には虚無しか無いので。
訴えたいことは分かるんですが、表現手法に難があり過ぎました。

よく「理解できない視聴者が悪い」的な論調を目にするんですが、果たしてそうなのでしょうか。作品には「自分が作りたいから作る」というものと「誰かに届けたいから作る」というものがあり、地上波で放送するアニメの場合は後者である必要があります。

前者ならば勝手に作って勝手に自分の個展で発表していれば良いのです。そうすれば見たいと思う誰かが見に来てくれます。後者の場合は電波を使って作品を「届けている」ので、それを受け取る人のことを無視してはいけません。

受け取る人々の感性や知識、経験値は様々なので全員が分かるものを作るのは不可能です。だから届ける側は分かるための手掛かりを作品に仕込むか、何の手掛かりも仕込んでいないが自力で答えを探してくれといったメッセージを伝えなくてはなりません。

そういった届けるために必要なことが欠落しているため、この作品は地上波アニメとして完成品ではないし、この監督をクリエイターと呼ぶわけにはいきません。

監督はアーティストで、アニメはアートだというなら分かります。
が、それは地上波で流すアニメとして求められているものではありません。

・その他
途中リタイア:
(2話まで)
・迷宮ブラックカンパニー
・D_CIDE TRAUMEREI
・精霊幻想記
・ぼくたちのリメイク
・探偵はもう、死んでいる
・ピーチボーイリバーサイド
・うらみちお兄さん

(1話まで)
・月が導く異世界道中
・天官賜福
・カノジョも彼女
・チート薬師のスローライフ
・出会って5秒でバトル
・SCARLET NEXUS

(38話まで)
・転生したらスライム

前作未視聴につきパス(後日視聴予定):
・ひぐらしのなく頃に卒
・魔法科高校の優等生


といった感じでした。
今期は平均値で言えば大凶作ですが、面白いアニメが1つか2つあれば十分だと思わなくてはならない時代になったんじゃないかなとも思います。

アニメ業界は人手不足で大変なので制作本数を減らしたほうがいいんじゃないかと思うんですが、薄利多売が基本の世の中なのでそれも難しいですね。

いやまぁ、伝説のアニメ「七星のスバル」なんてDVDが(確認可能な範囲では)58枚しか売れていないらしいので、薄利多売も出来ていないんですけど。未確認の領域でたくさん売れているという可能性はまず無いと思うので、超絶赤字出たのでは。

今はDVDが売り上げの主役ではないとはいえ、やはり1000枚ぐらいは出したかったんじゃないかと思うんですよね。誰しも売れると見込んで制作しているわけで、そんな結果になるとは予想もしていなかったとは思うんですが(予想していたら企画が通らない)、いくらなんでも目論見を外し過ぎなんじゃないかなぁ…と。

作る人も不幸。視聴者も不幸。でも誰かが幸せになっている。
だから来期もアニメが乱造されるだろう…南無阿弥陀仏。


以下、絵の話なので畳みます。







 

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