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 [雑記]

何にでも始まりがある。

・今週の読書
いつものアレ。

・伝統芸能
こういう柔軟さが必要だよな。

・貧
僕の話。

ほいではボロリ。


・今週の読書
今週読了した本:
獣たちの海:上田早夕里

現在読んでいる本:
グラン・ヴァカンス:飛浩隆

「獣たちの海」を読了しました。これまで読んできたオーシャンクロニクルシリーズの外伝短編集です。本編の肉付けというか、世界観を深める資料的な意味合いもあり。

内容は可もなく不可もなくといったところ。深紅の碑文の主人公であるザフィールの最期が描かれている話は良かったですね。本作のメインである「カレイドスコープ・キッス」はちょっと期待外れ感が。他2編も資料的には良いですが物語的にはちょっと。

「華竜の宮」以降、作風がヒューマン系に寄って行っているので、もう続編は読まなくていいかなといったところ。ヒューマン系も好きなんですけど、このシリーズはSF色強めであって欲しかったなと。この本の発刊が2022年2月、華竜の宮は2010年10月。12年も経っていますから、そりゃ作風も変わるでしょうね。

今日からは「グラン・ヴァカンス」を読んでいます。まだ序盤なんですが、最初の5Pを読んだだけでもう面白い香りが漂ってきます。最近読んだ複数のSF短編集で著者の飛浩隆さんを知ったのですが、どの作品もスゲェ面白いんですよね。もちろん本の好みというのは千差万別なので誰にとっても面白いかというと違うでしょうけど、僕は大好きです。

この作品は廃園の天使というシリーズの第一弾で、第三弾まであるみたいなんですが第三弾がまだ連載中らしいんですよね。そしてネット情報なのでアレなんですが「完結の目処は立っていない」という不穏な情報を目にしたので、そこは心配なんですが…どうじゃろう。世界観を共有しているだけで、ガッツリ繋がってる訳じゃなければ良いのですが。


・伝統芸能
多分まだ紹介したことがなかったと思うんですが、人生のうちの2分を割いて聴く価値のある(というか2分どころじゃない価値のある)演奏です。凄い。マジモンのプロ和楽器奏者による「ムーンライト伝説」です。セーラームーンのOP曲。



素晴らしい伝統芸能ってのは数多あるんですけど、どんなに素晴らしくてもやっぱり文化ってものは人に知られないと廃れて行く一方じゃないですか。だからただ守っていれば良いワケじゃなくて、時には攻めて行かないといけないんですね。

特に若い人に知ってもらうことが大事じゃないですか。人間は絶対に年老いて死ぬので、若い後継者がいないと途絶えてしまいますからね。そして今やネットワークの発達で文化の国境も無くなりつつありますから、別に国内の若者でなくても良いワケです。

だからこそこの選曲は素晴らしいですね。世界的に、そして幅広い年齢層に愛されているセーラームーン。これを聴いて「和楽器いいな」と思う若者や外国の方も多いのでは。

歌舞伎とかもそうですよね、スーパー歌舞伎。あれも演目としてワンピースをやっていて、海外でもシネマとして上映していましたし。こういった「伝統芸能を全世界の若者に届ける」という試みは本当に素晴らしいなと思います。他の業界も見習った方が良い…かどうかは、その業界の特性にもよるでしょうけれども。検討はした方が良いのでは。


以下、大して面白くない話なので畳みます。





 

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