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 [雑記]

なんでもそうだが、最初に思い付いた人は相当の変人。

・今週の読書
いつものアレ。

・最近のコーヒー
適正価格は無い。

ほいではドドンがドン。


・今週の読書
今週読了した本:
殺し合う家族:新堂冬樹

現在読んでいる本:
グロテスク:桐野夏生

「殺し合う家族」を読了しました。先週も書きましたが、コレは実話ベースなんですよね。なので感想を言って良いものか難しいところではあるんですが、あくまでこれを小説として読んだうえでの感想を書きたいと思いマス。実際の事件は無関係として。

この小説はマインドコントロールを利用した監禁、そして凄惨な虐待が描かれており、ごく一般的な感性を持った方は胸糞悪くなる内容であろうと思われます。恐らく、まったく楽しめないどころか気分が悪くなってしまうでしょうから、オススメできません。が、僕は人間性の欠如したクソ人間なのでとても楽しめてしまいました。

部外者視点で見ると「いやいや、なんでそんな命令に従うんだよ。ちょっと考えたら分かるやろ?」とか「いつででも逃げられたじゃん」といった場面が多々あるんですけど、当事者からすると恐らく無理なんですよね。この小説はその辺りが結構丁寧に描かれているので、どうやって思考能力を奪って行ったかという過程がとても分かりやすいです。

これまでにも何度も書いていますが、結局のところ人間という生き物は自分が一番大事だし、暴力は最強の力なんですよ。そういった「事実」が強烈に描かれた良作でした。

で。上で「事件とは無関係」と書いたのにアレなんですが、事実も知っておいた方が良いじゃないですか。事件についてはWikipediaに詳しく書かれています。正常な人間ならばかなり気分が悪くなるであろう内容なので、閲覧注意です。

Wikipedia:北九州監禁殺人事件

小説はあくまでエンタメ作品であり、フィクションなので違う部分が多々あるみたいなんですが、流れ自体は概ね同じのように見えますね。小説ではないノンフィクションの記録も何冊が出ているので、事実を知りたい場合はそちらの方が良いかも。

しかしなんというか、小説と概ね同じ内容の事件が実際に起きたというのが衝撃的ですよね。もちろん順序は逆なんですけど、なんというかほぼそのままで小説になるということは「フィクションでしか許されないことが実際に起きた」ってことですから。

「ロリマンガを読む奴は犯罪予備軍」というのであれば、この小説を楽しめる人も確実に犯罪予備軍でしょうね。実際、主人公と僕は結構近い種類の人間だなと思うところがあり、僕も「やってしまう側の人間」だったら似たようなことをやってるでしょう。それどころか、もうちょい上手くやっていると思います。やらない側の人間なのでやらないんですけど。

今日からは「グロテスク」を読んでいます。とある女性の自分語りというマーガレット・アトウッド的なアレなんですが、これはどうかなぁ…上下巻の長編(全850P)で、現在は上巻の65Pまで読みました。正直、寝落ちするレベルで面白くないです。

まだ1割も行っていないのでアレなんですが、下巻を予約するかちょっと迷うんですよね。明日中には予約しないと間に合わないので、明日で判断しますかな。


・最近のコーヒー
今回買ったコーヒー豆の内容と、コーヒー豆の価格ってどうなっとんや?という話を書こうかなと。まずは今回買ったコーヒー豆の内容から行きましょうか。

・ホンジュラス
・グァテマラ
・ペルー
・コロンビア
・ブラジル
・タンザニア(キリマンジャロ)

という6種類の詰め合わせですね。各200gの計1,200gで4,000円。100gあたり333円ということで価格帯としては中の下~下の上の中間ぐらいになります。

じゃあ微妙なのかというとそうでもなくて、紹介ページによると「世界規格Qグレードコーヒー」と書いてあるんですね。Qグレードってなんぞや?って話なんですが、アメリカスペシャリティコーヒー協会が認定した職人が80点以上を付けた豆のことです。

日本人は品質にうるさいので、Qグレードがどうとか言わなくてもそれなりの品質の豆を使っているとは思うんですが、言わなければ低品質でも逃げられるじゃないですか。一方で、Qグレードです!って言ってしまうと低品質だった場合に看板に傷が付くので逃げられなくなります。なので、Qグレードですと言っている豆の方が安心感はありますね。

実際どうかは知りませんが、検品はロット単位でやっていると見たことがあります。コーヒーの1ロットって10トン以上ありますし、その中には複数の農園の豆が入っていますから、部分検品しても「たまたまアタリを引いた」可能性はあります。9割がクズ豆、1割が良質豆で、その良質部分を検品すれば通ってしまうんじゃないか、と。

しかしそれをやった場合、どう考えても9割を引いた人から文句が出るじゃないですか。すると良質豆もまとめて低評価されるため、結局のところ損するんですよね。なので、同一のロットは恐らく同程度の品質で構成されるのでしょう。嘘つきは結局損するんです。


で。まずはグァテマラから開けてみました。一番好きなモノは一番新鮮なうちに飲みたいですからね。超高品質豆かというとそこまでじゃない感じがするんですが、十分な品質の豆だと思います。この価格なら間違いなくお得と言えるレベル。

ということで豆の価格なんですが。例えば今回の豆は100gあたり333円なんですが、単品で買うと200gで1,209円(100gあたり604円)、500gで2,451円(同490円)、2,000gで8,629円(同431円)、15,000gで51,516円(同343円)となるんですよね。

かなり前の記事で100gあたりいくらぐらいの豆…みたいなことを書きましたが、上の通りまとめ買いするとめちゃくちゃ安くなるんですよね。あの記事は100g~200g程度の少量買いした際の価格に基づいているので、同じ基準で判断できません。じゃあ一体どの金額で判断してるの?って話になるんですが、これは恐らく「200gの価格」で良いと思います。

前回買った豆は3種類入っていたんですが、その内訳が200gで909円の豆、200gで839円の豆、400gで999円の豆だったんですよ。100gあたりにすると454円、419円、250円ですね。このうち、とてつもなくマズかったのが250円の豆であり、コレは200gでの販売が無かったのですが200gなら恐らく400円程度でしょう。つまり100gで200円の豆です。他の豆はちゃんと美味しかったです。

もちろん価格が高ければ美味しいワケじゃないですが、美味しい豆はしっかりとした管理体制に基づいて作られ、焙煎時にもハンドピッキングしているのでコストがかかるんですよね。なので美味しい豆はそれなりに高くなることが多いのです。

※前回豆を買ったのは他の店であり、今回の店ではありません。

ということで、やはり200g価格で判断して良さそうです。そう考えた場合、今回の豆は600円クラス=中の中~上ぐらいの豆であると思います。このクラスだと結構美味しい喫茶店並なので、普段インスタントや缶を飲んでいる人なら感動するレベル。

ということで今回の店は良質の豆をかなり安く買えることが分かったので、今後はこの店で買おうと思います。いやまぁ、グァテマラしか飲んでいないので他はどうか知りませんけれども、ちゃんとしている感じがしたので。高級豆が欲しいんじゃ!という方以外はココでええんじゃないかなぁと思いますね。(ブルーマウンテンNo.1は扱っている)

加藤珈琲
https://www.katocoffee.net/

なんか名古屋の会社みたいですね。久屋大通か、近いな。


そんな感じで、全然関係無いですがラスボス倒してきマス。
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