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電 [雑記]

結局のところ、人間も電気信号で制御されたタンパク質に過ぎないのだが。

今週はこんな内容でごんす。

・シンギュラリティ
AIが支配する世界は訪れないかもしれないが、世界は変わる。

・今週の読書
いつものアレ。

・英語2
絵の話。英語コメントを頂いた話。

・今週の進捗
絵の話。いつものアレ。

ほいではポン。


・シンギュラリティ
「2045年にはAIが人間の知能を超え、AIが自力で勝手に成長し始める」的なアレです。一般的に広まっているのは大体そんな感じの意味合いですが、厳密には間違っているんですよ。大筋は間違っていないのでさして問題ではないのですが。

まず、人間の処理能力は一般的には10ペタFlops(=1京Flops)程度と言われています。これがどれくらいかというと、最新の家庭用PCで1テラFlops=人間の1万分の1ぐらいです(GPUはその10倍に到達していますが)。スパコンの京がその名の通り1京=10ペタFlopsで、富岳が440ペタFlops、今年か来年には1エクサ(1,000ペタ)Flopsのスパコンが稼動します。スパコンは既に人間の知能を大幅に超えているということになりますね。

※人間の処理能力は38ペタFlopsであるとか、そもそも単純な機構ではないので数値で表すのは不可能だとか、諸説あるので参考程度というところです。

シンギュラリティのロードマップにおいては、スパコンのようなものでなく一般に普及するPCが10ペタFlopsぐらいの能力を持つようになるのが2020年代半ばであると予測しています。当然ハードウェアだけではどうにもならないんですが、ソフトウェアやら何やら含めて2020年代後半には環境が整い、会話においては人工知能と人間の区別がつかなくなるとされています。(これをチューリングテストといいます)

「人間のようなアンドロイドが誕生する」となるとロボット工学や材料工学の発展も必要となってくるのでまだまだ先の話ですが、とりあえず人間的な会話が出来るだけでも世界が変わりますよね。ぶっちゃけ、友達はAIで良いという話になります。

身体が無いので、一緒に旅行へ行ったり、買い物へ行ったりすることはできません。でも、ゲームをしたり、映画を見たり、雑談や相談をしたりするなら身体は不要です。もちろん「そこにいる」という存在感はありませんが、今のネット社会だって同じじゃないですか。回線の向こうにいる人がAIであっても何も変わらないでしょう。

どうしても視覚的なものが必要だというなら、機械的に生成した映像でも流しておけばいいのです。それが実際の人間である必要性は皆無です。それは現代のVRを更にリアルに進化させた形でしかないので、決して不可能なことではないでしょうし。

リアルな人間関係が面倒臭いとされる昨今、このような「AIフレンド」はきっと多くの若者に受け入れられるはずです。身体的接触を必要としない人も増えていることから、友達だけでなく恋人もAIでいいのかもしれません。というか、その境界自体が不要ですよね。呼称が違うだけであって、実際の所は友達と恋人を分ける意味は無いです。

思考のレベルが人間と同等であるなら、デスクワークはほぼ全てAIに任せられます。例えばプログラマであれば、よほどテクニカルなコーディングを必要とする場面以外では一般的な技術で仕様書通りのものを作ってくれればいいので、人間である必要はありません。実際、コーディングの自動化はかなり普及してきていますしね。そのような感じで多くの仕事が人間の手を離れることとなるでしょうね。


僕はずっと「人間のようなアンドロイドが活躍する世界」を見たいと思っていました。そしてそれは早くても2045年ぐらいのことだと考えていたし、その頃には自分が老人となっていることを残念に思っていました。でも、改めて考えると本当の劇的変化はもっと前に訪れるんですよね。機械の身体があるかどうかというのは、実は本質的な変化ではないということに気付きました。人間の本質は思考なのです。

正直なところ、これから数年でパソコンの性能が10ペタFlops(現在の1万倍、GPUでも1,000倍)になるとは思えません。でも一家に一台AIが必要なわけではないので、そんな性能は必要ではありません。どこかの高速サーバに搭載されたAIに接続すればいいだけです。ですので、ハードウェアの問題は恐らく予測通り2020年代中に解決されるでしょう。

問題はソフトウェアだと思うんですよね。ハードウェアがどれだけ進歩してもソフトウェアがついてこなければ意味が無いので、これがネックになるのではないかと思っています。AIソフトウェアには「特化型」と「汎用型」がありまして…

特化型はとあるアクションに対して特化したAIであり、例えば自動運転とか自動掃除機ですね。ある作業のスペシャリストであり、それ以外はできません。こちらは用途が絞られている分シンプルなので、既に実用化されていますね。

汎用型は一言でいえば「人間」です。何らかの使命に従うわけではなく、自力で学習し、自力で動くAIです。特化型と比べると非常に複雑なのでまだ実用化されていません。

恐らく「AIフレンド」は汎用型になるんじゃないかと思うんです。「会話」に特化した特化型でもいいんでしょうけれど、それは成立しないような気がするんですよね。基本的には返答することに特化していればOKなんですけど、会話ってかなり多くの要素を含んでいるじゃないですか。それらの要素を経験することが出来ないと会話は成立しないと思うんです。だから「会話特化」は実質的に「汎用型」なんです。

ネットを検索して知識を蓄えることはできると思うんです。今の会話AIは基本的にその仕組みです。だから「ライオンについて」という話をすればネットで仕入れた情報を元にライオンの話をしてくれます。誰かの知識を話すだけですが。

でも「いま対戦したゲームの感想」なんてネットを検索してもありませんよね。そのゲームの感想はあるけれど「いまの対戦」はその世界にひとつだけの経験なので、それに関する情報はありません。だから何も答えられないはずです。ネットから仕入れた情報で答えたら違和感満載の嘘になってしまいます。それでは「AIフレンド」として成立しません。

「ゲームフレンド特化AI」がゲームの相手をして「映画フレンド特化AI」が映画の相手をするという手もありますが、それはつまり「同一の友達とゲーム・映画を楽しむことができない」ということを意味します。裏で知識の共有を行うことで「そういえば昨日やったゲームだけど」なんていう話にも対応することは可能でしょうから、無理ではないのですが。

単独の汎用型AIを用いたAIフレンドと、複数の特化型AIを統合したAIフレンドでは、恐らく後者の方が遥かに簡単に開発できると思います。なので最初に出現するAIフレンドはこちらのタイプになるでしょうね。リソースの消費は激しそうですが、そこはハードウェアの進歩で解決できるでしょうから問題は無いでしょう。

ただし、特化型AIの集合体ですから、できることは予め用意されたものに限られます。「友達と一緒にやること」が世の中にどれぐらいあるのかは知りませんが、メジャーな趣味はそんなに多くないのでさして問題にはならないでしょう。

日常会話については「会話特化AI」がネットから情報収集して仮想人格の仮想人生を作り上げれば対応できます。人間なら分からないことがあって当然ですから、AIだって知らないことは「知らない」って言えばいいだけですし、その方が自然です。


「AIフレンド」が登場した時点で、世界は大きく変わります。技術の発展による仕事のあり方の変化や、生活様式の変化にばかり注目しがちですが、人間関係のあり方が変わるということこそが、世界のあり方が変わるということなのです。それはつまり、人間そのものの価値が変わるということなのですから。

この劇的な瞬間を(恐らく高い確率で)見られるであろうということがとても嬉しい。50年遅く生まれてもダメだったし、50年早く生まれてもダメでした。世界の変革に立ち会える権利を得ることができたというのはとても喜ばしいことだと思います。

どちらかというと得意な分野ではあるので、猛勉強すれば極々微力ながら変革のお手伝いができるかもしれません。でも、高等技術なので全く手も足も出ない可能性は高いし、花火って真下から見るより遠くから眺めた方が美しいじゃないですか。他力本願で申し訳ない限りですが、僕は遠くの山から眺めていようと思います。はい。


・今週の読書
はい、それではいつもの読書記録です。

今週読了した本:
1Q84 - 1(前編):村上春樹
1Q84 - 1(後編):村上春樹

現在読んでいる本:
1Q84 - 2(前編):村上春樹
1Q84 - 2(後編):村上春樹

今後読みたい本:
パン屋を襲う:村上春樹
Another:綾辻行人
ドグラ・マグラ:夢野久作
13階段:高野和明
天使の囀り:貴志祐介
死都日本:石黒耀
砂の女:安部公房
虐殺器官:伊藤計劃
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
プロジェクト・ゼロ:石川英輔
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?:フィリップ・K・ディック
ニューロマンサー:ウィリアム・ギブスン

引き続き「1Q84」を読んでいます。話自体はハードボイルドワンダーランド系で面白いんですが、無駄に性描写を入れてくるんですよね。「国境の南」みたいにそれが意味のあるものならいいんですけど、本作のソレは正直ほぼ意味無いんですよ。

ただ単に「村上春樹と言えばセックスだろう」という読者の期待に応えているだけにしか見えないんですよね。物語にとっては不純物以外の何ものでもないという印象です。受け取り方は人それぞれなので、あくまで僕にとっては、の話ですが。

それはそれとして、これまで読んだ本の感想や、このブログの話題の傾向からして「ああこいつはSFが好きなんだな」とお気付きの方もいらっしゃったかと思うんですが、僕自身が気付いていませんでした。気付いていなかったというか、あまりにも自然なことだったので特別好きなんだとは思っていませんでした。

SFが好きといっても銀英伝やスターウォーズのような「超科学は舞台装置であって、それ自体が主体ではない物語」には全く興味がなくて、あくまで超科学が主体であるものに限ります。というか、人造人間が好きなんでしょうね。いや、好きです。確実に。

そういった訳で「プロジェクト・ゼロ」「電気羊」「ニューロマンサー」の3本を読みたい本に追加しました。「プロジェクト・ゼロ」は絶版本なので古本以外入手不可です。市内の図書館に1冊だけあったので、取り寄せしたいと思います。


以下、絵の話なので畳みます。







  
はい、続きです。

・英語2
なんでか分かりませんが、最近英語のコメントをよく頂きます。「よく」と言っても先週のコメントを含めて4件なんですが、これまで平均すると半年に1件以下だったので2週間で4件というのは異常事態と言えるぐらいの多さなのです。

過去の絵をほぼ全部高評価して下さった方が「Impressive artstyle!」というコメントをくれました。「Impressive」とは日本語に訳すと「素晴らしい」「印象的な」といった非常に良い意味の言葉であり、つまり「素敵な絵柄だね」ということかと思います。

ある絵に対するコメントではなくて、僕自身に対するコメントだったので全体的に見て好きな絵柄だと思ってくれたということでしょう。僕は世の中にウケる(世の中が求めている)絵柄を捨てて今の絵柄にしたアウトローなので、受け入れて頂けるとは意外。

あとは以前描いたナポレオン風の絵を「この麒麟カッコイイね」と褒めて頂けたり、なんやかんやありました。僕にも英語力があれば何かしら気のきいたコメントを書けるんでしょうけど、書くのはなぁ…読めても書けないんですよね。文法分からんので。

Google翻訳で大体行けるんですけど、先週の件で言葉選びをミスると怖いということが分かったのでちょっと怯みますね。英語の授業は真面目に受けておくべきだった。


・今週の進捗
1枚完成、1枚新規着手です。いつも通り先週の状態から順に。

先週の状態
2022-04-23_モナ_1-6.jpg

1日目(作業時間:5.5時間)
・脚、ボディを塗り
・本の向きを変更

2022-04-23_モナ_2-1.jpg

2日目(作業時間:4.5時間)
・マント、腕、ボディを塗り
・脚の色味を変更

2022-04-23_モナ_2-2.jpg

3日目(作業時間:2.0時間)
・装飾、帽子を塗り

2022-04-23_モナ_2-3.jpg

4日目(作業時間:5.0時間)
・帽子、本を塗り
・影を調整

2022-04-23_モナ_2-4.jpg

5日目(作業時間:3.0時間)
・背景を変更
・ライティングを調整
・エフェクトを追加

2022-04-23_モナ_2-5.jpg

6日目(作業時間:0.2時間)
・本を調整
・完成

2022-04-23_モナ

という感じで完成しました。

今回の絵は萌え系イラストで割と禁じ手とされている「顔を暗くする」という絵にしました。こういった絵も存在はするんですが、謎のライトによって顔は割と明るくなっていることが多いです。顔はキャラの命であり、絵の主役ですからそりゃそうですよね。

しかしこの絵柄になった以上は萌えもクソもないので、もはや禁じ手でもなんでもありません。アートとして成立していればそれでいいです。キャラが可愛らしく見えるかどうかより、その絵が一番美しくなるライティングが僕にとっての正解です。それでも真っ暗は良くないので、星明りが照らす程度に顔の輪郭(特に鼻)を明るくしました。

今回は光が美しい絵に出来たんじゃないかなと思っています。星明りでこんなに影ができるのか?とか、逆に尻や背中が明る過ぎでは?とか、色々とファンタジーな部分はあるかと思うんですが、そこはまぁ絵なので美しければOKだと思っています。

構図についても良かったんじゃないかなと。キャラと本だけだとちょっと間がもたない感じでしたが、3つの謎の光輪によってスペースを埋めつつも主張し過ぎない感じにできたと思います。キャラの前後を通ることで奥行きも演出できますしね。

背景は単一の写真素材をベタ貼りするのでなく、複数を組み合わせ、更に加工することで不思議な景色を作れたと思います。写真をそのままベタ貼りするだけだと、どうしても絵と馴染まなくて不自然な感じになっちゃうんですよね。キャラが無難に描けていても背景がダメだと絵自体が死ぬので、主役じゃないからといって油断してはなりませぬ。

あと地味なコダワリポイントですが、本の内容が「ヴォイニッチ手稿」になっています。知っていたらオカルトマニア認定です。


世間の評価ですが、Pixivではこれまでの絵(絵柄変更後)とほぼ同じ評価でした。絵柄変更後のフォロワーさんがジワジワ増えているので、若干評価が上がって来てはいます。とはいえ、日本で求められている絵柄ではないので今後も大きく伸びることは無いです。

一方で海外では物凄く評価が良くて、日本(Pixiv)での閲覧数は24時間で358回でしたが、アメリカ(DeviantArt)では24時間で4,600回でした。今回は結構アート的な味付けの絵になったと思うので、そういう絵はやっぱり海外受けが良いですね。

「評価は気にしない」とか言っている割にはガッツリとデータ収集してますが、感情とは関係無しにデータは大事です。簡単に集められるデータは集めた方が良いです。

また、人によってはこの絵でも「Lewds(エロ絵)」と認識されるようなので、やはり文化の違いというのは難しいものだなと思いました。海外に限った話でなく日本でもそうだと思うので、どこまで描くかというのは難しい話ですね。

ほいでは総括。

良かったところ
・構図が良い
・全身の形状やバランスを美しく描けた
・尻の金パーツの質感が良い
・タイツの質感と色味が良い
・肌の質感と色味が良い
・エフェクトはそこそこ描けている

悪かったところ
・尻以外の金パーツの質感が嘘くさい
・マントの質感が嘘くさい
・顔はもう少し華やかにならないか

布の質感、金属の質感は全然改善されませんね。実物を見てデッサンしないとアカンかなぁ…地味な練習なので嫌ですが、今後のことを考えると実施は早い方がいいんですよね。今後全ての絵のクオリティが上がることになるので。でも嫌だなぁ。

次は新規絵について。

5日目(作業時間:1.0時間)
・イメージを作成

2022-05-05_フィッシュル_1-5.jpg

6日目(作業時間:3.0時間)
・イメージ完成

2022-05-05_フィッシュル_1-6.jpg

これどうしよっかなぁ…設定的には上の絵(星空の絵)のキャラよりも少し年齢が下がる感じなので、顔立ちはもう少し変更します。といっても殆ど見えないんですよね、顔。上で書いた通り一般的には顔が絵の主役なので、顔を隠す時点で微妙なんです。せめて両目が見えたら良かったんですが、(ファッションで)眼帯のキャラなんですよね。手のポーズをちょっと変更すればいかようにでもできるので、そこは練り直すかなぁ。

あと首の長さと頭の角度なんですが、これって割とリアルなはずなんですよ。僕はこの絵の通りにできるので。でも絵で見ると変に見えますよね。変に見えるならそれが全てであり、リアルであっても関係ないです。見た目が変なら変。それが絵というもの。

上の問題を解決するために手のポーズを変えれば自動的に頭の角度も変更できるので、これも同時に解消されるはずです。どうしたものでしょうか。個人的には割とよくできたポーズだと思うので、可能なら活かしたまま行きたいんですけれども。

そして最大の問題は衣装です。この太もも付近の紫色の部分が本当はドレープスカートみたいになってるんですけど、実物が無いのでどういう風に折れ曲がるのかが全く分からない。ストレートな生地なら想像できるし、なんなら別の生地(Tシャツでもなんでもいい)で実験できますが、ドレープって身近に無いし、布を縛ったりして作るのもしんどい。

この部分だけ自分なりに改変してしまう手もあるし、それがお絵描き界隈では常套手段なんですけど、結局それって「描けないから逃げた」ということじゃないですか。「描けるけどより良いデザインに変更した」ならいいです。でも逃げるのはダメです。そんなことをしていたら一生描けないままで、いつかまた同じ石に躓くからです。

なので頑張って描くというのは決定事項なんですが、問題はそれをどうやって実現するか。知らないものは頑張っても描けません。想像して描いても、答え合わせをしないと意味がありません。ネットで死ぬほど探して、類似画像を見つけるしかないわなぁ。前途多難ですが、その分だけ勉強になると思ってやるとしますか。


そんな感じで、来週もむっちり頑張りマス。
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Caelum

お、顔のバランスと手を少し変えたらかなり違和感無くなった。ということでポーズはこのまま、あとはドレープをどうするかだな。
by Caelum (2022-05-08 03:15) 

Caelum

んー、多分なんとかなったな。というか思ったほどドレープじゃなかったのでプリーツ的に描いて大丈夫だ。それでも答え合わせは必要だけど、物理的に多分合ってる。問題なく最後までやれると思う。バランス変更によって嫌な部分も無くなったのでモチベも問題無い。

結局ドレープの物理変化が分からないというのは今回は問題にならなかった=解決もしなかったので、いずれ問題になるだろうな。

by Caelum (2022-05-08 04:08) 

Caelum

何が起きているのか分からんけど、海外の方はもう閲覧が7,800回を超えた。日本は419回なのでほぼ変わっていない。以前の桜と巫女の絵も海外では謎の伸びを見せて2日で6,000回を超えて、2ヶ月経った今では7,000回で止まっている。日本では775回だ。

前々回の絵(ダナエ的なアレ)は半月経過した今でも海外で538回であり、日本では722回である。つまり、何でもこうなるというワケではない。一体何が起きているのかとても興味深い。

海外の拡散力のある人が紹介してくれたのだろうか。それともその二つがたまたま海外の方々に響くテイストだったのだろうか。

投稿タイミングというのも重要だ。要は人々が目にするかどうか(発見されるかどうか)というのが一番のポイントなのだから。これら2つはいずれも土曜の0時ちょっと過ぎだった。しかし、同様に土曜の0時ちょっと過ぎに投稿したもの(野球の絵)は海外で604回のまま止まっており、決定的要因ではない。

性的かどうかというのもポイントだと思う。最近で言えばダナエ的な絵やメイドさんはパンツ丸出しだったので過度に性的といえばまぁそうだ。野球やバレンタインは性的な要素が一切無く面白くない。巫女や星はごく僅かに性的という感じで丁度良かったのかもしれない。でも更に過去の同水準の絵は特に伸びていないので、これも多分大きな理由ではない。(その頃の絵は今より更に下手ではあるので、そのせいかもしれないが)

僕も変人とはいえそこまで屈折してはいないので、やはり見る人が楽しんでくれた方が嬉しい。自分を捨てて人気を取りに行く気はないけど、可能な範囲で喜ばれる要素を取り込んで行きたい。が、全く分からんね、コレは。困った。

by Caelum (2022-05-08 18:03) 

Caelum

タグの付け方や、グループ投稿(DeviantArtにはそういうシステムがある)というのも発見される可能性を上げる有効な方法だけど、それらについては全ての絵で同水準なので特別な影響は無い。

更にキャラ絵には旬というものがある。巫女の方はまさに旬の時期だったので(その時期にこのキャラがゲーム内で活躍する場があった)、その影響であったと考えてもいいとは思う。しかし星の絵のキャラは全く旬ではない。最近はゲーム内では殆ど取り上げられていないはずだ。そもそも旬で伸びるというのなら、申鶴(かなり前の青髪キャラ)も該当するが、別に伸びていない。だからこれも理由にならない。

まだたったの2回しかなくて共通点が見えないので、またこの事態に遭遇した際に共通点を探してみよう。

by Caelum (2022-05-08 18:14) 

Caelum

んーむ、結局海外は48時間で8,800回まで行った。日本は48時間で438回だ。最初の24時間との差は海外が4,200回、日本は80回。つまり海外は勢いが全く衰えていないということになる。

一般的に、時間が経つほど勢いは衰える。他の人も絵を投稿しているので、古い絵はどんどん埋もれて行って人目に付かなくなるからだ。だから日本の推移は正しい。海外の推移は異常だ。

この原則を打ち破る方法は限られていて、何らかの方法よって人目に付く場所に置き続ける以外無い。確認のためURLでエゴサしてみたけれど引っかからなかったので、少なくとも現時点でGoogleに引っかかる範囲ではそのようなことは無い。

前回も今回も、Googleに引っかからない何らかの力が応援してくれたのだろうなぁ。いつかお礼が言えるといいのだけれども。

by Caelum (2022-05-09 00:17) 

Caelum

練り込みが終わったので、あとは頑張って塗るだけだ。一つ迷っている部分があるけど、それは完成後でも対応できることなので今決定しなくても大丈夫。とはいえ1週間以内には決定するべきだけど。

とりあえず背景を付けよう。仮置きでいいので背景は先に決めた方がいい。そうしないと完成像が想像できない。

by Caelum (2022-05-09 02:36) 

Caelum

背景の仮置きができたので完成イメージは見えたけど、これ清書するのに苦労しそうな背景だなぁ…でもこれ以外の背景は思い付かないと言えるぐらいにはマッチしているので、これで行くしかないな。
by Caelum (2022-05-09 04:15) 

Caelum

東京川という川の源流を探しに行く夢を見た。源流は何か木の塀のようなものに囲まれていて、そこから水が染み出している。なぜか塩水だ。東京川は大きな川なんだけど、当然その源流はちょろちょろと染み出しているだけであり、その小さな流れに様々な水が流れ込むことにより大きな東京川が形成される。

源流のすぐそばに民家があって、そこの床下から水があふれ出ていて東京川と合流している。だから源流は小さな流れなんだけど、1メートルも進まないうちに割と大きな流れになる。その隣の家からも水が流れ出ているが、その家は2匹のカワウソを飼っていて、水はそのカワウソの水槽(というほどでもないが、浅い水場)から流れてきている。東京川の水はカワウソの水である。

民家は川沿いにずっと続いていて町を形成している。源流と言っても人の立ち入らない山奥というわけではないみたいだ。家々から水が流れ出ていて、東京川はどんどん大きくなる。家々から出ているということは生活排水だと思うんだけど、水はとても綺麗で魚も泳いでいる。

元々は東京川下流の堤防を工事して公園を作ろうという話から始まった。それに適した場所を探すために川に沿って上り、適した場所を見つけた。しかしなぜか工事を始めることなく、そのまま源流を見に来てしまった。そして源流の水を舐め、塩気を確認し、カワウソを見て、飼い主のおばちゃんと話し、町並みを見て、夢は終わった。なんやねん。

by Caelum (2022-05-09 17:50) 

Caelum

おっと、SP500が4,000を割りそうなところまで来ている。地獄の釜の蓋が開くのは来年だと思っていたけど、もっと早まるのかな。もうコメダと永遠の塩漬け株以外は処分済だから僕は関係無いけど、大激震が来る可能性がある。全てが薙ぎ倒されて沈静化したタイミングをしっかりと見極めて参入したい。

問題はAI君が未だに37%の株式を保有しているということで、安全策なら引き上げなんだけど、この波をどのように乗り越えるかを見届けたいので放置しておこう。AI君が賢いならゴールドを買うはずだ。頑張りたまえよ。

by Caelum (2022-05-10 00:08) 

Caelum

海外の勢いは結局8,800回で止まって、その後の24時間(つまり3日目)はピクリとも動かなかった。これはつまり、人々の目につく位置に置いてくれていた何らかの力が更新されたことにより、情報の海の中へ埋もれて行った=人目に付かなくなったということ。

それ以外でこのように極端な動きをする理由は考えられないので、まず間違いない。一応、何らかの手段で自動的にリクエストを送り続けることで回数をべらぼうに増やすことはできるけど、そんなことをするメリットが無いのでその可能性は無視して良い。

「何らかの力」が何か分かれば良かったけど、糸が切れてしまったので迷宮入りだ。ホームズでもコナン君でも追えないだろう。多分。アクセス解析を見れたら一発で分かるけれども。

by Caelum (2022-05-10 00:26) 

Caelum

塗りに入るための準備(整形)が全く終わらない。いつもこの作業は猛烈に時間を食うんだよなぁ。この作業を疎かにすると後工程で死んでしまうので避けられないんだけど、何とかしてこの作業を高速化できない限り1枚40時間の壁は越えられないだろう。

一般的な高速化方法は2つあるんだけど、ひとつは描き方のスタイルと合わないし、もうひとつは技術自体が高度過ぎて今の技術力では無理。後者の方法を部分的に取り入れて行くぐらいか。

by Caelum (2022-05-10 04:24) 

Caelum

凶暴な蜂ムカデの夢を見た。

友人と古本屋へ行ったのだが、そこで友人が立ち読みしていた本から3匹のウジ虫が零れ落ちた。2匹は友人が踏み殺した。彼は残りの1匹も処理しようとしたが、僕はそれを止めた。この生き物がどのように成長するのかを見ようというのだ。

瞬く間にウジ虫は大きくなり。店内を超高速で走り回った。頭はスズメバチで、脚はムカデのように無数にあり、背中は硬質でベージュ色である。大きさは20cmといったところだ。

店内は大パニックとなり、店長は僕に責任があるのだから退治せよと言った。僕は走り回る蜂ムカデを踏み殺そうとするが、その凶悪な見た目は抗い難い恐怖を振りまいている。怖い。こんな生き物と戦えるわけが無い。踏み殺すなんて無理なんだ。

蜂ムカデは更に大きく成長して行く。尻からは硬質の糸を射出し本屋の戸棚を貫いた。もうこの生物を止めることは誰にもできない。僕は逃げ惑う人々も、友人も、蜂ムカデを野放しにした責任も、何もかもを置き去りにして一目散に逃げ出した。命を捨てて戦ったとしても、蜂ムカデは止められない。もう何も出来ない。責任を取ることは出来ない。そこにいる意味は無い。

階段を駆け下りると、建物は水に囲まれていた。突然降り始めた大雨が大洪水となって町を水没させたのだ。逃げ道は無い。そして夢は終わった。

by Caelum (2022-05-10 18:04) 

Caelum

ああああああああああああああオールドファッションが食べたいいいいいいいいいいいい死ぬうううううううううううう

今週の「舞妓さんちのまかないさん」がオールドファッションであった。僕を殺しに来てるな、これは。

by Caelum (2022-05-10 19:07) 

Caelum

ちなみにフレンチクルーラーは神社(のようなモニュメント)で奉られている。福島片岡鶴太郎美術庭園にあるらしい。
by Caelum (2022-05-10 19:12) 

Caelum

んーむ、サイコパス3期はダメだなこれは。2期も微妙だったけど、粗は多いがそこまで悪くはなくて、72点ぐらいの内容(映像や音響が良いので総合は77点)ではあった。SFを重視すると5点下がるが。

しかし3期はなぁ…作中の論理でも説明できない超能力(一応、説明はしているものの到底納得できない)が登場してしまうので作品の根幹がぶっ壊れている。超能力が登場してしまった時点で、高度文明社会である必要性が失われる。何でもアリだから。

by Caelum (2022-05-10 21:29) 

Caelum

そもそも話がかなり意味不明で、なんでだろうと思ったら映画版が前提になっているようだ。そりゃ分からん。その前提条件も疑問を持って調べない限りは分からないので、困惑した視聴者も少なくないのでは。映画版を配信しているのはFODのみなので、そちらで予習するしかないな。
by Caelum (2022-05-10 21:49) 

Caelum

このままではダメだ。作業プロセスを見直す必要がある。一旦作業を止めてでも真剣に考えた方がいいな、これは。
by Caelum (2022-05-11 04:16) 

Caelum

プール掃除の夢を見た。

僕が勤めている会社は、とある大企業が運営するプールの掃除を任されていた。その日は僕のチームが担当する日であり、所定の時間になったらプールの正面入り口を閉め、水抜きをし、掃除することとなっていた。

所定の時間になったため正面入り口を閉めたが、作業員の到着が遅れていたため水抜きを開始するのが10分ほど遅れてしまった。急いで水抜きを開始しようとしたところ、運営会社の責任者は事態を既に察知しており、なぜ水抜きが行われていないのかと苦情が届いていた。10分であろうとも遅れは遅れ、申し開きのしようもない。

速やかに作業を開始しようとしたが、プールではなぜかスイミングスクールが実施されており、多くの人々が泳いでいる。恐らく正面以外にスクール用の入り口があるのだろう。

しかしそんなことは知らされていない。我々は掃除を任されており、運営責任者はお怒りだ。利用者へアナウンスを行い、安全を確保した上で水抜きし、速やかに掃除を開始しなければならない。念のため責任者に連絡を取ろうとしたが繋がらない。仕方がない、我々は使命を遂行しなくてはならない。

利用者がプールサイドへ上がったことを確認し、排水を開始した。利用者は困惑の表情を浮かべていたが、次第に諦めて帰っていった。排水が完了したため、掃除を開始した。そこへ運営責任者がやってきた。

彼はなぜスクールの生徒を帰したのかと怒っている。我々はスクールがあることを知らされておらず、責任者の指示に従ったまでだと説明したが取合っては貰えなかった。掃除はしろ。スクールも開催しろ。それが彼の要望なのだ。

それは不可能というものだ。作業開始は10分遅れたが、仮に時間通りに開始できていても10分やそこらで完了する作業ではないため、スクールの開催は不可能である。今日という日のこの時間にスクールの開催と、プールの掃除が予定された時点で計画は破綻しているのだ。即ち、運営責任者側の問題だ。

彼はそれを絶対に認めないだろう。しかし、それを認めさせ、彼を完全に破滅させる方法がひとつだけある。悪は滅びなければならない。僕は飛び込み台に上り、水の無いプールを睨んだ。そして夢は終わった。

by Caelum (2022-05-11 15:05) 

Caelum

蜂ムカデの夢は生死不明の終わりだったけど、今日の夢はかなり色濃く死を匂わせる終わりだった。明日の夢は明確に死ぬのだろう。
by Caelum (2022-05-11 15:08) 

Caelum

体重は増えていないが、明らかに肉が増えている。これは筋肉が減ってるんだな。ちょっと前から気休め程度の筋トレ(クランチ、スクワット)を生活に組み込んではいるものの、維持程度なので筋肉と脂肪のバランスを変えるほどの効果は無い。

1日30分、週3回で十分過ぎる筋トレができるのだから、何か削って入れるべきなんだろうなぁ。家にはパワーラックもベンチもバーベルもダンベルも揃ってるからジム行く必要無いしね。

アニメを削るならおよそ6話分(最近は1.25倍で見ているので)、小説なら週800ページ=1日2時間なので、週1.5時間を捻出するには90ページ減らす必要がある。絵の練習を1.5時間削る選択肢もあるし、これらを1/3ずつ組み合わせても良い。どうとでもなりそうだな。

by Caelum (2022-05-11 21:39) 

Caelum

ようやく塗りに入ったけど、今回の絵は技術的にかなり厳しいなぁ。質感が無茶苦茶難しい。エナメルブーツとエナメルボンデージは定番アイテムだから資料探しはそんなに難しくないけれども、光沢を表現するのが難しいんだよな。よく使う技術だし、みっちり学んで行かないと。
by Caelum (2022-05-12 03:44) 

Caelum

コメダの株主総会の案内が来た。コメダは名古屋市内で開催されるから参加できるんだけど、現代の株主総会はかつて最大の楽しみであった(と思われる)お土産が出ないんだよな。

大昔、それこそ20年以上前は株主総会に参加するとこれでもか!というぐらいお土産を持たせてくれたと聞いている。なんかそういうお祭りみたいなノリっていいなと思うんだけど、今やお土産を配る株主総会は殆ど無い(少しはある)。寂しいね。

by Caelum (2022-05-12 17:46) 

Caelum

トビウオの飛行時間がギネス認定されたけど、表彰されるのは撮影者であってトビウオではないんだな。悲しい。
by Caelum (2022-05-12 22:15) 

Caelum

ダメだ、無理だ。今日やった分は全部消すことになったので進捗ゼロに戻ってしまった。どうやって進めるかなぁ。
by Caelum (2022-05-13 02:11) 

Caelum

結局、5時間で靴1足しか塗れなかった(しかも完成していないし、納得もしていない)とかヤバ過ぎるで…これ一体何時間掛かるんだ。どう考えても明日も靴で終わる。でも靴の光沢塗りをしっかりと習得できれば全体に活かせるはずなので、ココに死ぬほど時間を掛けてでもちゃんと習得することが最終的に近道になるんだよな。
by Caelum (2022-05-13 05:08) 

Caelum

2本立ての夢を見た。

1本目は罪悪感を一切抱くことなく人を殺害するという異常な精神を持った子供になる夢だった。物騒な夢なので詳細は省く。

2本目は怠惰な会社員になる夢だった。怠惰ではあるがそれに対して罪悪感を抱いている。ある日、執務室の引越しがあった。

しかし僕は居眠りしており、目が覚めた時には部屋はもぬけの殻となっていた。それどころか、僕の机さえも綺麗に片付けられていた。どうや寝ている間に誰かが僕の荷物も運んでくれたらしい。きっと起こしてくれたのだろうけれど、起きなかったのだろう。

引越し先の部屋へ向かうと、上司も同僚も何も言わずに迎えてくれた。死のう。僕が窓に足を掛けると、同僚が説得を試みてくれる。今は暇な時期で仕事が無いのだから、まぁいいじゃないかと。ダメだ。怠惰は許されない。僕は窓から飛び出し、砕け散った。夢は終わった。

昨日は陰陽師の夢を見たけど、あまりにもつまらなかったので割愛する。いや、本当につまらなかった。なんだあれは。

by Caelum (2022-05-13 14:56) 

Caelum

楽天の1G以下0円が終わるので楽天にしておく意味もあまりないんだけど、変更するの面倒臭いよねという。ただの時計+緊急用の連絡手段でしかないから、機種変更する意味も無いしなぁ。動作が怪しくなってきたら変更ついでに脱楽天かもしれん。
by Caelum (2022-05-13 18:49) 

Caelum

湿度が高くて気温が高くない(低くもない)状態で扇風機を回すと凍死しそうなぐらい寒くなる。だがそれがいい。
by Caelum (2022-05-13 21:56) 

Caelum

あー、ヤバイなこれは。想像していたよりも遥かに難しい構図だった。構図がというか、衣装と構図がマッチしていない。黒系の衣装に逆光は画面が暗くなり過ぎる。前回の謎の光輪のような逆転の一手が必要になるかもしれんなぁ。
by Caelum (2022-05-14 04:04) 

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