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 [雑記]

悩みが尽きないから脳なのかもしれない。

・今週の読書
いつものアレ。

・AIの衝撃
詳しくは来週書きます。

・今週の進捗
絵の話。いつもの。

省エネモードで。


・今週の読書
今週読了した本:
ハイペリオンの没落(下):ダン・シモンズ

現在読んでいる本:
ポロック生命体:瀬名秀明

今後読みたい本:
天使の囀り:貴志祐介
砂の女:安部公房
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
墓地を見おろす家:小池真理子
アンドロイド:エドマンド・クーパー
プラスチックの恋人:山本弘
アイの物語:山本弘
わがセクソイド:眉村卓
ぴぷる:原田まりる
未来の二つの顔:ジェイムズ・P・ホーガン

「ハイペリオンの没落」を読了しました。まだ続きはあるのですが、先週の通りこれにて終了とします。「ハイペリオン」は面白かったのに、なぜこうなってしまったのか…ラスボスは主人公(の内のひとり)の謎の力で一撃死しました。なんじゃそりゃ。

ハイペリオンは7人(実質6人)の巡礼者の物語で、無印の上下巻で各々がこの巡礼に至る経緯が語られるんですよ。これにより各キャラクターが十分に深堀りされ、「6人はどういった結末を迎えるのだろう?」という期待感MAXで無印は終わります。

先日の通り各エピソードはジャンルの異なる物語であるため好き嫌いはあると思いますが、いずれもキャラクタ性をしっかりと描いているという点では大変ハイレベルです。このため物語に入り込みやすいんですよ。この点は本当に素晴らしい。

で、没落ですよ。いきなり主人公が変わります。いやいや、ちょっと待てよと。僕が見たいのは6人の巡礼者の物語であって、お前の話じゃないんだ。主人公は巡礼者ゆかりの人物なので無関係ではないのですが、そのキャラ自体には何の厚みも無いので、彼について語られても興味を持てません。そして6人の巡礼者の話は完全におまけと化します。(というとアレですが、新主人公を立たせるための装置でしかないのは確か)

無印の「ああ、続きが気になる!」という一番楽しい&一番苦しい状態で終わるか、没落まで読んで白けるかの二択という恐ろしい物語でした。なんてこったい。

今日からは「ポロック生命体」を読んでいます。いや、まだ読んでませんが。AIがどこまで人間に近付けるのか?あるいは超えられるのか?AIは「芸術」を創造できるのか?みたいな話らしいです。大好物の分野なので超絶楽しみですね。


・AIの衝撃
まずこれをご覧ください。

ツイート内に書かれていますが、なんとAIが描きました。何をもって「上手い」とするかにもよりますが、雰囲気的には僕より圧倒的に上手いし、恐らく大多数の中級未満お絵描きさんより上手いです。想像より早くここまで来てしまったなぁ。

「AIが描いた」とはいっても、実際には人間が作成した既存の作品を分析して加工・組み合わせ・補完といったことをしているに過ぎないので「AIが創造した」と言って良いかは意見が分かれるところでしょうね。僕は「AIが創造した派」です。

人間だって過去の作品を模倣することで上達しているし、インスピレーションの根底には何かの思い出があります。真の無から想像している人間なんて存在しないわけでして、それが創造だというのならばこれも創造でしょう。まぎれもなく。

現状では勉強のベースとなる資産は恐らく歴史的に評価の高い西洋絵画がメインだと思われるのでこんな感じになっていますが、いわゆる萌え系の絵ばかりを食べさせたらAIはそっち方向に進化するのでしょうね。資産量も十分あるでしょうし。

今週はまだ取材不足なのでここまでですが、そのうち実際に試してみて結果をレポートしたいと思います。その際にはAIの未来についても考察したいところ。


以下、絵の話なので畳みます。上のも絵の話ではあるけど。







 


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