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 [雑記]

知ることが成長なら、忘れることは。

・おいしい
最近食べていないおいしいものの話。

・今週の読書
いつものアレ。

・今週の進捗
絵の話。いつものアレ。

ほいではポン。


・おいしい
この世にはおいしいものが沢山あるんですが、大体の「おいしいと知っているもの」は食べようと思えば食べられるじゃないですか。知っているってことは既に食べたことがあるわけでして、一度食べられたなら二度食べるのもそんなに難しくはないはず。もちろん例外はあるけれども、大体のものはそんなに苦労することなく食べられるでしょう。

そうであるにも関わらず、しばらく食べていないものってのも存在するわけです。好きなんだけど、なぜか食べない。なんでだろうなぁ…僕はそれなりにグルメだと思っています。ただし、特においしいものしか食べないグルメではなく、味の良し悪しはちゃんと分かるけれどもカップ麺でもそれはそれで楽しめる系のグルメです。

「それはグルメではない」と言われるかもしれませんが、僕の中ではグルメとは味を正しくジャッジできる鋭敏な舌を持った人のことなので、そういうことにしておいてください。(カップ麺でも楽しめるといっても、カップ麺に100点を付けるわけではない)

で、上の意味でのグルメではあるんですが、食に対する欲求はそんなに強くないんですよね。富士山の頂上にある至高のおにぎりと、コンビニにある普通のおにぎりだったらコンビニを選びます。移動に30分を要する店の美食おにぎり(値段はコンビニと同じ)と比べてもコンビニです。10分ぐらいだったら美食おにぎりかなぁ…というところ。

そういった感じで欲求が弱いので、おいしいと知っているし、入手もさして難しくはないんだけど食べないということが起きます。怠惰なんでしょうね。最近は通販で何でも買えますから、怠惰であってもこれらを入手することは難しくないんですが、なんでだろう。

ということで、そういう食べ物リストをば。

1.生八つ橋
皮が最高においしいですよね。餡が入っているヤツもいいですけど、あの皮だけが短冊になっているアレが好きです。味も色々ありますが、やはりスタンダードなニッキが好きです。

2.イトメンのチャンポンメン
コレ。マジでうまい。といっても少なくとも15年以上食べていないと思うのでアレなんですが。何とも言えないアッサリとした味付けで、それなのに濃い。麺がフライ麺なので、マルちゃん製麵のようなノンフライ麺と比べると味はちょっと微妙な部分もあるんですが、食感はかなりいいんですよ。太さも絶妙ですし。超オススメ…のはず。

3.カントリーマアムのアールグレイ
これはまぁちょっと反則で「食べていない」というよりは「食べられない」に近いですね。カントリーマアム通からは無茶苦茶人気のある味なんですけど、通常販売されていないんですよ。近年は不二家の目玉商品戦略として抱き合わせ限定パッケージが毎年販売されているようですが、露骨な作戦にハマりに行くのも癪というか何というか。大昔には単品で販売されていたこともあるんですが、なぜこんなことになってしまったのか。

キリがないのでここまで。


・今週の読書
今週読了した本:
アンドロイド:エドマンド・クーパー

現在読んでいる本:
アイの物語:山本弘

今後読みたい本:
天使の囀り:貴志祐介
砂の女:安部公房
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
墓地を見おろす家:小池真理子
プラスチックの恋人:山本弘
わがセクソイド:眉村卓
ぴぷる:原田まりる
未来の二つの顔:ジェイムズ・P・ホーガン

「アンドロイド」を読了しました。想像していた(というか期待していた)内容とはちょっと違いましたが、面白いと思います。序盤からは「主人公とアンドロイドのロマンスかな?」という感じが漂ってくるんですが、結果的には映画「ターミネーター」のような話になりました。ハードボイルド系ですね。結末は衝撃的ですし(現代では同じような展開も多いですが、これは64年前の小説です)、そこまでの展開もしっかりしていて破綻がありません。

ただ、64年前の作品ということでイベントの作りというか、思想的な部分が古いというのは否定できないところでして、現代人の感覚で読むとモヤっとする部分はあります。時代というものが作品に影響を及ぼすのは当たり前のことですから、それが良いとか悪いといった話ではありません。ただ、そういう部分があるよってだけですね。読書力が必要になるというか何というか、古典から現代まで幅広く読み慣れた方向けかなと。

今日からは「アイの物語」を読んでいます。アラビアンナイト形式となっていて、美しいアンドロイドが人間の少年に物語を読み聞かせるという内容です。まだ全7話中の第1話までしか読んでいませんが、今のところはなかなか面白いです。

舞台は人間に代わって機械が支配者となった世界で、人間たちは機械の物資を盗み取ったりして細々と暮らしています。そんな世界で、アンドロイドが少年に「過去に人間が作ったとされる物語」を聞かせます。その目的は果たして…みたいな感じ。

タイトルの「アイの物語」であったり、アンドロイドが人間に興味を持つといったところから、恐らく「愛ってなんだろう?」みたいな話だと思うんですよね。アンドロイドには「プログラミングされた疑似的な感情」しかなくて、本当の感情って無いじゃないですか。幸せとか愛とかっていうのは辞書の内容としてしか知らないんです。だから、それを人間の口から聞きたいということなんじゃないかなと。

そんなの人間にもよく分からんって話なんですが、その「よく分からない感情」ってのがアンドロイドには無いのです。アンドロイドの感情と呼ばれるものは「明確に分かる感情」です。文字で書き表せるのです。プログラムですからね。「分からないを知りたい」と。

多分ですけどね。果たして。


以下、絵の話なので畳みます。








 

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