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 [雑記]

大体のことは気合でなんとかなる。つまり気合が無ければどうにもならん。

・今週の読書
いつものアレ。

・原神の旅
ゲームの話。画像多いかも。

・今週の進捗
絵の話。いつもの。

ほいでは手短にドン。

・今週の読書
今週読了した本:
ハイペリオン(下):ダン・シモンズ
ハイペリオンの没落(上):ダン・シモンズ

現在読んでいる本:
ハイペリオンの没落(下):ダン・シモンズ

今後読みたい本:
天使の囀り:貴志祐介
砂の女:安部公房
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
墓地を見おろす家:小池真理子
アンドロイド:エドマンド・クーパー
プラスチックの恋人:山本弘
アイの物語:山本弘
わがセクソイド:眉村卓
ポロック生命体:瀬名秀明
ぴぷる:原田まりる
未来の二つの顔:ジェイムズ・P・ホーガン

ハイペリオンシリーズも終わりに差し掛かっています。無印の「ハイペリオン」はいわゆる「枠物語」というヤツでして、メインストーリーの中に6つの異なるジャンル(いずれも軽くSFベースではある)の話が入っています。ジャンルがバラバラなので全てを楽しむというのは難しいんですが、逆にいずれかは好みに合う可能性が高いという感じですね。

それを包み込んでいるハイペリオン自体の大筋も面白いし、これはこれでなかなか良いなと思ったんですが、続編である「没落」はどうにも。半分は面白いんですよ、無印ハイペリオンの続きなので。しかしもう半分がどうにも面白くなくて、ほぼ読み飛ばしました。半分の続きは気になるので下巻も読みますが、これも半分は読んでいません。

この後は300年後の話である「エンディミオン」に続くんですが、どうやらスターウォーズ系のお話のようなので読書予定から外しました。作品がどうこうという話ではなくて、僕の好みの問題です。戦いの話は面白いと思えないんです。争いが嫌いだとかいうのではなくて、争い自体に興味を持てないんですよね。結果は気になるのですが。

今週から読書量を1冊に減らしました。先日ボソボソ言っていたことなんですが、ゲームの時間を組み込んだので読書時間が1.5時間になったためです。これまで2時間…のつもりで実際には2冊消化のために3時間ぐらい読んでいたので、1.5時間にすると1冊になるんですよね。90分で60ページ=1週間で420ページ=1冊ということです。


以下、画像多いので畳みます。





 

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 [雑記]

こんにちは、西洋かぶれマンです。

・バイオパーク
ぶっちゃけ名前の印象は怖い。

・今週の読書
いつものアレ。

・今週の進捗
絵の話。いつもの。

ほいではずん。

・バイオパーク
長崎バイオパークってあるじゃないですか。とても有名な動物園なんですけど、遥か昔まだそれが動物園であると知らなかった頃の僕は「生物兵器とかを開発している研究所かな?」なんて思っていました。主にバイオハザード(ゲーム)のせいで。馬鹿馬鹿しい話なんですが、子供はそれぐらいの想像力があってもいいと思うんだ。うん。

そんなバイオパークなんですが、Twitterが面白いんですよね。面白いというか、可愛らしい動画が沢山掲載されています。忙しい日々に疲れたら覗いてみては。

最近だとこれとか。途中から衝撃の展開が。


多分なんですが、モルは水気の多い赤い部分があまり好きではないのでは?と思うんですよね。右の方に赤い部分を食べている三毛モルもいますが、きっと少数派なのでしょう。

こんなにも可愛いモルですが、小さそうに見えて実はかなりデカいです。大きい個体だと中型の猫(尻尾含めず)ぐらいあるんですよね。世話も結構大変なので、安易に飼ってはなりませぬ。モルに限らず、どんな動物でもそうなんですけれども。


・今週の読書
今週読了した本:
ヴァーチャル・ガール:エイミー・トムスン
ハイペリオン(上):ダン・シモンズ

現在読んでいる本:
ハイペリオン(下):ダン・シモンズ
ハイペリオンの没落(上):ダン・シモンズ

今後読みたい本:
ハイペリオンの没落(下):ダン・シモンズ
エンディミオン(上下):ダン・シモンズ
エンディミオンの覚醒(上下):ダン・シモンズ
天使の囀り:貴志祐介
砂の女:安部公房
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
墓地を見おろす家:小池真理子
アンドロイド:エドマンド・クーパー
プラスチックの恋人:山本弘
アイの物語:山本弘
わがセクソイド:眉村卓
ポロック生命体:瀬名秀明
ぴぷる:原田まりる
未来の二つの顔:ジェイムズ・P・ホーガン

「ヴァーチャル・ガール」を読了しました。これはアンドロイドの成長物語でして、創造主に仕えることを使命として生まれたアンドロイドが自らの人生を見つける物語となっております。実際にはAIには様々な蓋が設定されると思うのでこのようなことは起きないと思いますが、「もしもそうであったなら」というのがSFの醍醐味でございましょう。

そういった意味で非常にSFらしいSFなのですが、アンドロイドの技術自体にはあまり触れておらず、心情をメインとして描かれております。ここが男性作家のSFとは違う点ではないかと(性差だというと怒られるでしょうが、僕はそう思うのです)。どちらが良いという話ではなく、それぞれの特徴があるのでそれぞれの楽しみ方があるのです。

「ハイペリオン」はなんというか…これはSFじゃないんだよなぁ。スターウォーズってあるじゃないですか、映画の。あれってSFだと思いますか?僕はあれはファンタジーだと思っています。宇宙が舞台なら何でもSFって訳じゃないですし、宇宙船や兵器が登場したところでそれらはただの道具であって話の主軸じゃなければSFではありません。

スターウォーズのメインは明らかに「フォース」という謎の力ですから、宇宙版ハリーポッターみたいなものなんですよ。だからアレはファンタジーなのです。「ハイペリオン」もただ宇宙が舞台というだけであって、話のメインは「シュライク」という怪物です。科学技術は主題ではなくただの舞台装置です。だからこれもファンタジーなのです。

僕が好きなのは科学技術が主題のSF(ハードSFとか言われるもの)であって、SFもどきのファンタジーではないので、ハイペリオンは好みとはズレているんですよね。しかし、ファンタジーとして見るならお話のレベルは高いんじゃないかと思います。

ただ問題もあって、基本的にはファンタジーなのに紀行モノのような描写がかなりの部分を占めているため、それらが好きでないと退屈な文章が延々続くことになります。僕は紀行モノが苦手なので、そういった部分は申し訳ないですが読み飛ばしました。普段は読み飛ばしなんてせずに一言一句全部読んでいるんですが、ハイペリオンはあまりにも長いので上手く読み飛ばして行かないと飽きてしまいます。

サッと目を通して「このブロックは紀行だ」「(話の流れから)恐らく重要ではない」と判断してブロック単位で飛ばすという読み飛ばす技術みたいなものを確立したので、それは収穫だったかも。邪道ですが、全部読むには人生の時間が足りない。申し訳ない。

上の通り話自体は面白いので、シリーズ制覇を目指します。


以下、絵の話なので畳みます。









 

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 [雑記]

おめでとう。

・今年の一枚
今年はこんな一枚を。

エトワール.jpg

一昨年、去年に続いて今年もさらにパワーアップしたデグーLv.3という案もあったんですが、今年はちょっと趣向を変えて描いてみました。いかがでございましょうか。

元ネタはドガの「エトワール(踊りの花形)」です。有名な絵ですね。


西洋絵画美術館より。

フランスのオルセー美術館に掲載されているのはこちら。


オルセー美術館より。(読み込み失敗したらリロードしてください)

本物を見たことが無いので、どちらがより本物の色合いに近いのかがちょっと分からなかったのですが、なんとなく西洋絵画美術館さんの青暗い感じの方が舞台っぽい感じがするなと思ったので、今回は西洋絵画美術館さんを参考に描きました。

主役の踊り子は結構いい感じに描けたなと思っちょります。背景はムズイの一言。エトワールは版画刷りの上にパステルで彩色した絵らしく、背景の岩部分なんかにパステルらしい塗り跡が見えますよね。その質感再現が厳しい。要検討ですね。

一応、拡大するとキャンバスのザラっと感が出るようには描いてみたので、できれば大きいサイズで見てみて下さい。縮小するとアンチエイリアス(境界を滑らかにする仕組み)が掛かってしまってのボヤっとしてしまうので。


ドガはバレエの絵を沢山描いているんですが、よくよく見ると殆どの絵に男が1人(たまに2人)だけ描かれているんですよ。踊りの指導者だったり、演奏家だったりもするんですが、一番登場回数が多いのがパトロンです。ドガの絵は動きが精細に描かれていて絵画としてハイレベルなのはもちろんなんですが、それだけでなくこういった世相とそれに紐づくストーリーを絵に取り込んでいるのが魅力でしょうね。

ドガの絵は晩年になると精細さを失って行くのですが、それは視力を殆ど失ってしまったためであると言われています。画家にとって視力は命なんですが、それでも絵を描き続けるという情熱。いや、執念や執着だったのかもしれない。結構難しい性格だったらしいので、僕は執念・執着だったんじゃないかと想像します。ベートーヴェンもそうでしたね。

(能力の差は天地であっても)そういったメンタリティは自分にも重なるところがあると思うので、なんだか勝手に親近感を覚えてしまうんだよなぁ。


一年の終わりと、一年の始まりに。
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 [雑記]

日は昇り、日は沈む。

・今週の読書
いつものアレ。

・香辛料
夏は香辛料で乗り切れ。冬も香辛料で乗り切れ。万能だな!

・今週の進捗
絵の話。今週は服着てます。

ほいではポン。

・今週の読書
いつもの読書記録です。

今週読了した本:
愛に時間を(1~2):ロバート・A・ハインライン

現在読んでいる本:
ヴァーチャル・ガール:エイミー・トムスン
ハイペリオン(上):ダン・シモンズ

今後読みたい本:
ハイペリオン(下):ダン・シモンズ
ハイペリオンの没落(上下):ダン・シモンズ
エンディミオン(上下):ダン・シモンズ
エンディミオンの覚醒(上下):ダン・シモンズ
天使の囀り:貴志祐介
砂の女:安部公房
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
墓地を見おろす家:小池真理子
アンドロイド:エドマンド・クーパー
プラスチックの恋人:山本弘
アイの物語:山本弘
わがセクソイド:眉村卓
ポロック生命体:瀬名秀明
ぴぷる:原田まりる
未来の二つの顔:ジェイムズ・P・ホーガン

「今週読了した本」とは言っておりますが、読了しておりません。「愛に時間を」は1巻の300ページでリタイアしました。なんというかですねぇ…内容はあまりSF的ではなく、後期トルストイ作品のような道徳的なものとなっております。それはそれで良いものなんですが、そういった話はSFとの親和性が高くないなと感じました。

そして何と言っても訳ですね。先週も書きましたけれどもGoogle翻訳みたいな訳文なので、どうにも面白みがありません。これも古い本ならではの味なのだと割り切って受け入れようと思ったのですが、無理でした。これを1,000ページ以上読むのは無理です。

今日からは「ヴァーチャル・ガール」を読んでいます。かなり面白いですね、コレ。先々週の「チグリスとユーフラテス」もそうでしたが、こちらも女性のSF作品。偏見とかでなく漠然としたイメージで「SFは男のジャンル」みたいな風に思っていましたが、考えを改めるべきなのかもしれませんね。しかし、男のSFは技術的な部分に無茶苦茶こだわる傾向にあるような気がするので、そういった差はあるのかもしれない。

「ハイペリオン」は全8冊(シリーズ)という長大な小説なので、これから長い旅になりそうです。図書館予約の都合を考えると読み終える前に下巻以降を予約することになるので、最悪の場合は借りたけど読まないという「愛に時間を」と同じ道を辿ることに…その場合、間に合えばキャンセル、間に合わなければ速やかに返却して何か1冊借りてくるのがいいでしょうね。読まないのに借りるのは迷惑行為なので。

序盤だけチョロっと見てみたところ、訳は問題ありませんでした。内容は分かりませんが、訳が大丈夫ならリタイアということはなかろうと…はてさて。


・香辛料
香辛料といっても色々とありますよね。それぞれ特徴があるのでどれが一番ってワケでなく、適材適所で使えよって話ですが、それでもあえて順位を付けてみたいと思います。

1位:生姜
味:★★★★★
香:★★★★
辛:★★

「香辛料」と言って良いのか分かりませんが、生姜が1位です。いや、こいつ野菜だよな…やや反則のような気がしないでもない。なんと言っても「香」と「辛」こそが香辛料の存在意義であるにも関わらず「味」がある。ずるい。その代わり、辛味は弱い。

東北では煮物や味噌汁に入れたりする…はず。関東はよくわからん(生姜味のおこしは全国にある?)。中部では薬味に使う程度で、殆ど使わない。関西は物凄く生姜を食べる地域(のはず)で、紅生姜の天ぷらや、ひやしあめという生姜ドリンクが存在する。

他の地域は分からないですが、中部地方ではスーパー等で生姜を買おうとしても少量のパックしか売っていないので、主食としてガンガン食べたい場合は通販で4Kgの箱とかを買った方が安上がりかと思います。紅ショウガの天ぷら(紅天)は関西以外の地域で食べようと思うと結構大変なので、通販で買うか自作した方がいいでしょうね。

2位:山椒
味:★★★
香:★★★★★
辛:★★★

ややマイナー香辛料の山椒。ウナギを食べるときぐらいしか出番がありませんが、四川の麻婆豆腐なんかにも入ってますよね。あれは花椒ですが、今回は山椒に含めます。

辛味という観点ではそんなに大したことはないですけれども、こやつは「痺れ」という独特の感覚を味わえるので、そこいらの香辛料とは一線を画しています。上の通りあまり出番はありませんが、その存在感はダントツでしょう。マゾ向け。

3位:わさび
味:★★
香:★★★★
辛:★★★★

「良いわさび」と「悪いわさび」の差が大き過ぎるので、全てのわさびが3位なのかというとそうではなく。他の香辛料も品質によりかなり違ってくるんですが、わさびは品質の影響が特に大きいと思うんですよね。「悪い生姜」はそれでもまぁ生姜ですが、「悪いわさび」はわさびですらない。それぐらい難しい香辛料ですね。

わさびといっても「本わさび」と「西洋わさび」があって、それぞれ全く別物じゃないですか。西洋わさびがダメってわけじゃないですが、和食にはやっぱり本わさびが合うんじゃないでしょうか。(上の「悪いわさび」は西洋わさびのことではない)

4位:胡椒
味:★
香:★★★★
辛:★★★★

日本で発売されている「カレールー」の辛さって胡椒で決まるってご存じでしたでしょうか。色んなスパイスが入っていますけれども、辛さを担当しているのは胡椒なのです。

辛さ以外にもお肉の臭みを抑えるために使われたりしますし、肉だけでなく魚や乳製品ともよく合います。まさに万能香辛料ですね。簡単なテーブル胡椒もお手軽で悪くないですが、一度ミル挽胡椒を味わうともう戻れない。

5位:唐辛子
味:★
香:★
辛:★★★★★

まぁ、辛いですよね。でも辛いだけです。「辛さ」というひとつのことを純粋に極めた香辛料と言えましょう。今回は合計点数で順位を付けたので5位ですが、辛さにおいては最強です。最高の香辛料ではないかもしれませんが、最もかっこいい香辛料です。

「暴君ハバネロ」とか「大魔王ジョロキア」なんていうお菓子もありますよね。アレを食べた手で目を擦るとマジで危険なので、箸で食べましょう。

6位:からし
味:★★
香:★★
辛:★★★

出番は多いし、それなりにいい仕事をするんですが…なんというか、ちょっと地味というか。他の香辛料のインパクトの強さと比べるとどうにも。悪くはないんですが。


書いておいてなんですが、スゲェ意味の無い文章だ。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、絵以外の話題で「今週の読書」より下に来るものは大体しょうもない話かセンシティブな話です。今回はしょうもない方。いや、いつも大体しょうもない話ばかり書いていますが。

以下、絵の話なので畳みます。








 

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 [雑記]

夢は作れる。

・ロボット
ワクワクが止まらない。過度な期待は禁物だが。

・今週の読書
いつものアレ。

・今週の進捗
絵の話。ほぼ全裸画像なのでご注意ください。

・僕の「本当」
絵の話。自分を騙すことはできないんだな。

ほいではドボン。


・ロボット
先月の話なんですが、アメリカの有名自動車メーカーであるテスラが「9月30日に人型ロボットのプロトタイプを公開できるかもしれん」と発表しました。

テスラは自動運転技術開発などでAIに関する技術を持っているし、自動車メーカーなので機械工学にも強いです。ですので、両方の技術を必要とするロボット開発という分野においてはいま一番未来に近い企業なんじゃないかなぁと思っています。

テスラのロボットは「オプティマス」という名前で、2021年から開発が始まっています。いや、発表がソコだというだけであって、開発自体はもっと前からやっているのかもしれませんが。そして「2023年には発売するぞ」なんて言っていました。

とはいえ、2023年なんてすぐソコじゃないですか。さすがに実現は無理じゃろう…なんて思っていたんですが、いやはや。もし本当に9月末にプロトタイプを出せるのであれば、2023年中に何らかの形で発売できる可能性もあるんじゃないかと。

で、オプティマスなんですが…こんなヤツです。



身長170㎝、体重60Kg、歩行速度は最大8km/h(人間の徒歩が4km/h)、20㎏程度の物を持てるそうです。精密性は謎ですが、手に12個の動力(関節と表現します)が組み込まれているので結構細かい動きができるでしょうね。体全体の関節は40個です。

人間で言うと、細かい関節を抜きにすれば首上下(2)、両肩(2)、両肘(2)、腰(1)、両股関節(2)、両膝(2)、両足首(2)で13個、片手は親指(2)、他の指3ずつ(12)、手首(1)なので両手で30個、足の指はまぁ要らんでしょう。合計で43個の関節があれば大体の動作は出来そうです。もちろん実際の人体はもっと精密ですが、大まかにはこんなところでしょう。

であれば、オプティマスの関節が40個、人間の大まかなアクションを表現するのに必要な関節が43個。であるなら、オプティマスは最低限の動作はできそうな感じですよね。それらを駆使するAIがどれほど賢いかにもよりますけれども。

ある程度の動きが出来て、20㎏の重量を持てるとなればソフトウェア次第ではかなりの分野に応用できそうです。発売当初はソフトウェアがヘボいので失敗が目立つでしょうけど、実地データを集めることでどんどん改良されて行くので克服可能です。


見た目はいかにも「ロボットだ!」って感じのシンプルなフォルムですね。外装についてはある程度はカスタムできるでしょうから、もっと可愛らしくしたりもできるのかもしれません。布の多い服を着せたりすると動作に支障が出るでしょうが。

頭部前面はセンサーや表示用ディスプレイになっているようなので、さすがに顔を可愛らしくするのは無理かもしれません。センサーを頭の上の飾りに移動させて、ディスプレイを背中に移動したりすれば可愛いマスクを装着することも可能でしょうけど。

これらを克服することにより、夢の「ロボットメイドカフェ」が爆誕するのだ…絶対行くね。日本人はそういうのが好きなので、恐らくソッコーで改造するでしょう。


そもそもの話なんですが「ロボットが人型である必要性は無いでしょ」という主張があります。ごもっともです。二足歩行なんていう不安定なものはデメリットでしかなくて、キャタピラやタイヤ走行の方が遥かに安定しています。段差の乗り越えは二足歩行の方が有利ですが、そんなものはキャタピラに段差乗り越え用の補助足を付けた方がより簡単で、より安定的に実装できます。(実際、そういう装置は既に存在する)

細長い胴体も要らなくて、そんなものはただの円柱でいいです。腕だって3本以上にした方が安定します。強度が保てるなら多関節にするのも良いでしょう。頭部なんてもちろん邪魔なだけです。胴体にセンサーとディスプレイを付ければいいんです。じゃあなんで人型ロボットを作るのか?って話ですよ。どんなメリットがあるのかと。

メリットは2つあって、ひとつは「人間が使えるものを無理なく使えるから」です。人間と同じ形なのだから、同じように使えますよね。ロボットが1本腕だったら両手を使う道具は使えないし、3本腕だったらロボットの使う道具を人間が使えません。

専門作業ロボットなら人間と動作を共有する必要が無いので、最も効率的な形にすれば良いです。工場のロボットなんかはそうですよね。でも、人型ロボットは人間の生活を補助する汎用ロボットとして作られるので、そういうワケには行かないのです。

もうひとつは「何となく好感が持てるから」です。ぶっちゃけ、気分の問題です。でもこれって凄く重要で、生活の中に「当然のもの」として組み込まれるロボットが異様な形をしていたら親しめないじゃないですか。例えば会社の受付ロボットだったら、メカメカしい無機質なロボットよりも人型ロボットの方が「いい感じ」じゃないですか。

もちろん「俺はメカメカしい受付の方がいい!」という人もいるんですけど、何となく人型ロボットの方が親切そうな感じがするってのが人の情だと思うんですよね。実際、JRのバーチャル駅員さんも可愛らしい人型じゃないですか。見た目はどうでも良いというのならば、文字と音声だけで良かったはずですよ。

もっと言えば、食品のパッケージも絵なんて要らないはずですよね。製品名と成分が書いてあればそれでいい。この世にはデザインなんて必要無いということです。しかし、現実はそうではない。見た目の印象というのはとても大事なんです。

そういうわけでして、汎用ロボットは人型であることが望ましいのです。人型というのはバランスの維持が大変難しいのでそれだけ開発のハードルが上がってしまいますが、それでも人型を選ぶだけの価値があったということですね。


正直、人型ロボットが活躍する世界はさすがに見られないかなと思っていました。AIの世界になっても、ロボットの世界はもっと先だろうと。が、用途は限定的であっても見られそうになってきましたね。これまで生きてきて良かったです。


・リス
今週発見した動物動画。

→埋め込みしていましたが、この投稿者が方々で問題になっていたので消しました。なお、埋め込み自体はTwitter社が認めている行為なので何の問題も無いです。

仕込みなのかもしれませんが「ペットボトルには水が入っている」ってことを分かってますよね、このリス。いやー、賢いな。

この動画だと水を全部あげているようなので問題無いんですが、動物に水をあげた後で自分も同じペットボトルに口を付けるとヤベェ病気に感染する可能性があるのでやめましょう。通りがかりの動物に水をあげたら、そのペットボトルは捨てた方がいいです。

そもそも野生動物に何かをあげるというのは一見すると良い事のようで良い事ではないので、それ自体を避けた方が良い…というのが真の正解だとは思うんですけれども、可愛らしいので何かあげたくなるのは分かります。でも彼らのために我慢しないと。

でも可愛いんだよなぁ。ああ、辛い。


・今週の読書
いつもの読書記録です。

今週読了した本:
死都日本:石黒耀
未来のセックス年表:坂爪真吾

現在読んでいる本:
愛に時間を(1~2):ロバート・A・ハインライン

今後読みたい本:
愛に時間を(3):ロバート・A・ハインライン
ヴァーチャル・ガール:エイミー・トムスン
天使の囀り:貴志祐介
砂の女:安部公房
三体:劉慈欣
テスカトリポカ:佐藤究
正欲:朝井リョウ
ハイペリオン:ダン・シモンズ
ハイペリオンの没落:ダン・シモンズ
エンディミオン:ダン・シモンズ
エンディミオンの覚醒:ダン・シモンズ
墓地を見おろす家:小池真理子
アンドロイド:エドマンド・クーパー
プラスチックの恋人:山本弘
アイの物語:山本弘
わがセクソイド:眉村卓
ポロック生命体:瀬名秀明
ぴぷる:原田まりる
未来の二つの顔:ジェイムズ・P・ホーガン

「死都日本」なんですが、これはなんというかなぁ…著者の方が医者なんですよ。だからなのかは分かりませんが、かなり学術的なコダワリを感じる内容になっています。序盤100ページ程はまるで地学のレポートか何かのような文章が続き、その後も説明的な一文が頻繁に入ってくるので小説らしさはあまりありません。

終盤になると日本の政治に関する作者のイデオロギーが炸裂した内容となっており「作者の言いたいことを登場人物に喋らせた」みたいな感じですね。ただ、それらの部分は物語がしっかりと表されているのでちゃんと小説的な内容になっています。

アマゾンレビューなんかを見ると「説明的な部分はとても詳しくて面白いが、政治的な部分は思想が偏り過ぎていてダメ」みたいなレビューが沢山ありましたが、僕は真逆で「説明的な部分はまるで教科書のようでつまらないが、政治的な思想はよく表現されていて面白かった」です。人の感性は十人十色なのでどちらが正しいワケでもありませんが、自分がどちらのタイプなのかを知ったうえで読んだ方がいいでしょう。

「未来のセックス年表」はなんというか、ニュースのまとめ記事みたいな感じですね。なかなか面白い考察・予測もありましたが、大体はそこらで出回っている話ですので、ロボット関連・性関連のニュースをよく見る人なら大体知っている内容です。


今日からは「愛に時間を」を読んでいます。有名なSFなので期待していたんですが、なんというか…元々の文章が悪いのか、訳が悪いのかは分かりませんが、文章がかなりイマイチです。まるで英文をGoogle翻訳したかのような文章というか。

小説って内容はもちろんなんですけど、文章も大事じゃないですか。どんなに内容が面白くても、表現の仕方がイマイチだとつまらなくなってしまいます。この本の内容が良いのかはまだ分かりませんが、文章は確実に良くないので、このまま読み続けるべきかちょっと迷ってしまいます。これまでリタイアしたことはないので、最後まで行きたいところですが…全3冊もあるんだよなぁ。1,177ページなので大体19時間。うーむ。

色々と感想を見てみたところ、やはり「訳が…」という人は結構いるようだけれども、内容はとても面白いとのこと。恐らく訳者の方がどうこうという話ではなくて、40年前の訳だから仕方ない部分はあると思うんですよ。言葉って時代と共に変わるじゃないですか。昔良かった表現が今も良い表現であるとは限らないわけでして。

訳については当時の味なのだと割り切って、最後まで読むこととしましょう。「古い本を読む」というのはそういう部分もあるってことですからね。受け入れていこう。


以下、絵の話なので畳みます。冒頭の通りほぼ全裸です。







 

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