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 [雑記]

今回も死ななかった。

・今週の読書
いつものアレ。

・チュロキー探訪
新章スタート。

・椅子
この程度のことでも僕はいちいち清水の舞台から飛び降りる。

・今週のゲーム
いつもの。

ほいではボキン。


・今週の読書
今週読了した本:
最後にして最初のアイドル:草野原々

現在読んでいる本:
know:野崎まど

今後読みたい本:
AIとSF:野尻抱介など
正欲:朝井リョウ
少女禁区:伴名練
皆勤の徒:酉島伝法

「最後にして最初のアイドル」を読了しました。表題作を含む3編の短編集であり、表題作はデビュー作にして星雲賞(読者投票によるSFの賞)を受賞するという42年ぶりの快挙を成し遂げた作品です。しかしオススメ出来るかというと、ちょっと微妙かも。

内容は「ラノベに本気の嘘科学をぶち込んだハードSF」という良くわからん感じなんですが、この融合が上手いですね。SFってのは本来「絶対実現できない嘘科学をさも現実であるかのように描く空想小説」なんですが、それを見事に成し遂げています。

例えば「宇宙はエーテルで満たされている」という大昔に信じられていた嘘を前提とした世界観であるにも関わらず、現実世界のボイルの法則について詳しく説明することで空想と現実をごちゃまぜにしており、それによってエーテル宇宙という大嘘の説得力まで生み出しているんですよね。これがちゃんと出来ているSFって案外少ないんですよ。

しかも一般人にはよくわからんような専門的な説明を羅列したあとに「…によってエネルギーを吸収すると」と繋げたりしています。いやいや、どうやってエネルギーを吸収したのか論理的に説明してみろよ!って話なんですが、読者は既にその前段の難しい説明で疲弊しておりツッコミを入れる気力を奪われているんですね。都合の悪い部分はこういった小細工で煙に巻くという工夫が素晴らしい。

一見するとズルいんですが、このズルさは作家にとっては上手さです。書きたいことを書き連ねるだけで、読者をコントロールできない作家は所詮二流なのです。

…といった感じで全体的に素晴らしいSFなんですが、問題点があり。なんというか、作家自身が自分のテクニックに溺れているように見えるんですよね。

デビュー作である表題作は文句無しに「型破りではあるが、新時代の『面白いSF』である」と言い切れる出来です。続く作品も中盤までは同様なんですが、中盤から異音を奏で始めます。あれ?なんか暴走してない?と。オタクの宿命なのかもしれませんが、恐らく著者の好きなアニメ…具体的にはまどマギを意識し過ぎなのでは?という感じが。

そして3編目は書き下ろしなんですが、これが全然ダメです。まだ若い作家なので、本来であればデビュー作から順に良くなって行っていないといけないのですが、恐らく最新作であろうこの書き下ろしが一番出来が悪いという。完全に「オタクが自分の好きなモノを好き勝手に詰め込んだだけの駄作」になってしまっています。

分かりますよ、僕もオタクなので。上でも書きましたが、これはオタクの宿命なんです。最初は「皆にも俺のオタク世界を知って貰いたい!」みたいな感じである程度は「伝えること」を意識して制作していたのに、そのうち「俺の世界を理解できない奴は馬鹿だ!」という思想になって行き、独りよがりの駄作製造マシーンと化してしまうのです。

この後は「自分を顧みて無難な一流作家を目指す」もしくは「尖り続けて自分の世界の終着点を目指す」という二つの道があるんですが、この作者はどちらへ進むのだろうか。ぶっちゃけ、無難な作家なんて掃いて捨てるほどいるので、尖り続けた方が人生は楽しいでしょうね。経済的には安定はしないですが当たれば大きいですし。

Amazonの評価を見ると新作ほど評価が低くなっているので、恐らく尖った道を選んだのだろうな…他人の人生なので僕がどうこういう話ではなく、好きな方を選べば良いのですが。ちなみに僕は尖って生きたい派です。その方が気持ち良いので。

今日からは「know」を読んでいます。まだ序盤なのでよくわかりませんが、2週間待った本なので面白いと良いですね。Amazonの評価は4.3とかなり高めです。別にAmazonの評価を絶対視しているワケじゃないので、ただの目安程度ですが。


・チュロキー探訪
ドーナツの次はチュロキー(チュロス)ということで。こんなに揚げ菓子ばかり食べていると僕のお肉がヤベェことになるんですが、いうても週一なんで大丈夫でしょう。多分。

ラインナップは以下の予定です。

・ファミマ:牛乳仕込みのミルクチュロッキー
・セブン:チュロッキー 4個入
・ヤマザキ:牛乳仕込みのミルクチュロッキー
・ヤマザキ:チョコチュロッキー

ファミマのミルクチュロッキーの製造元はヤマザキであり、ヤマザキと全く同じ製品である可能性があります。ヤマザキのチョコチュロッキーは味が違うため比較対象外ですが一応。現状、これが一番美味いと認識しています。しかしメーカーのページに掲載されていないし、無くなったという情報もチラホラ。

ということで実質ファミマとセブンの一騎打ちとなりますね。とりあえず今回はファミマから参りましょう。(ローソンにもあるんですが、近くに無いので…)

では早速ファミマから。

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価格:128円
重量:82.5g
成分:たんぱく質3.2g、脂質29.0g、糖質41.9g、441Kcal

入手性:
12時半に行ったら1個だけ置いてありました。食事時の直後ということでパンコーナーがガラガラだったので売れてしまったのかもしれませんね。ファミマはどこにでもありますし、ドーナツと同様に賞味期限も長いので見かけた際に買っておくと良いかも。

味など:
ミルク感はまずまず感じられるものの、ややぼやけた印象でありインパクトに欠ける。甘味はドーナツと比べるとやや抑えめではあるが十分に甘く、ブラックコーヒーと合います。

食感はサクサクで申し分無し。生地もしっかり詰まっており食べ応えは十分です。この辺りはドーナツとチュロスの製法の違いによるものですね。

ドーナツと比べると油っこさは控えめでさっぱりしています。脂質割合は35.2%であり、ドーナツの36.2%と大差無いのですが、恐らく生地が詰まっていることで内部への油の浸透が少ないせいかと思われます。こういった違いも製法由来ですね。

その他:
焼くことにより食感がザクザクになります。また、表面が若干焦げることにより苦味が生まれるため、生地内部から感じられるミルクのまろやかさが増すという副作用があります。結果的に風味が良くなるためおススメ。体には悪いでしょうが、まさか揚げ菓子を食べようという人間が健康なんて気にしてないよなぁ?ああん!?って感じで無視の方向で。

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上がそのまま、下が焼いたもの。焼いたことで砂糖が析出している。かなり黒く見えますが、それほど焦げているワケじゃありません。写りの問題。

僕は800Wで3分焼いていますが、好みによりもっと短くしても良いと思います。これ以上長いと黒焦げになります。しかしお手持ちのオーブントースターの性能によるので、ベストな時間は各自見つけて頂ければと。短めから試して行きましょう。

総評:
やっぱりこれ、ヤマザキのチュロキーだろ?って感じですね。しかし成分が若干違うので、恐らく何らかの変更は加えられていると思います。来週はヤマザキにしようと思うので、その微妙な違いがどういった差を生むのか比べてみたいと思います。

また、ドーナツ探訪の候補が一つ発掘されたのでソレもやって行きたいと思います。実はヤマザキにもオールドファッションが存在するようで、これもファミマのオールドファッションとほぼ同じだけど微妙に違う製品のようなんですよね。そしてヤマザキの方が美味いという方が結構いらっしゃるので、だとするとランキングが変わることになるんですが…


・椅子
椅子が壊れて死にそうになりました。まずはコレを。

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ちょっと分かり難いんですが、座面と支柱の接続部分が剥がれました。この部分はもちろん金属製で溶接してあるんですが、剥がれた部分を見てみると溶接部が死ぬほど薄い。コレは剥がれるよなぁ…そういうワケでして、こんなあり得ない壊れ方をしました。

想像してみて下さい。座っていたら突然座面が剥がれて後ろへ投げ出されたんですよ。コレ、床や家具に後頭部を強く打ったら死んでますよ。咄嗟に身体を捻り横方向に倒れ込んだので無事でしたが、反応が遅れたらこのブログは永遠に休止でした。

とりあえず今は簡易丸椅子に座っているんですが、腰がクソ痛い。これなら床に立膝した方がマシです。なので今は立膝をして膝が痛くなったら少し座ってという繰り返しです。


ということで、ゲーミングチェアを買いました。ゲーミングチェアといっても色々あって、安いものなら1万円以下だし、高いものは30万円以上するワケです。もちろん高い方が作りが良い場合が多いんですが、必ずしも高級品が良いということもなく。

例えば僕が買った椅子のレビューを見ると「ギシギシうるさい」「不良品だった」「すぐ壊れる」「1年でシートがへたれる」といった悪い評価がついているので不安になるんですが、実のところ1万円以下の椅子でも10万円以上の椅子でもそういった評価が3~5%あるので、ぶっちゃけどれでも一緒なんじゃねぇかという結論に至ったんですよね。

25万円のハーマンミラーでさえそうなんですよ。さすがに検品がしっかりしているでしょうから「不良品だった」とかいう声は少ないですが、やはりゼロではない。それ以外にもシートがほつれるだとか、腰痛になったとか、何か色々あるワケですよ。

一方、上で酷評を受けたゲーミングチェアでも「1年毎日8時間使っても新品の頃と変わらない座り心地」みたいな個人ブログもあり。他にも2万円の椅子は「所詮安物、以前使っていた5万円のxxはとても良かった」と書いてあり、その製品を見ると他の方が「2万円の方がまだマシ」と書いてあったり。結局、確実な評価なんて存在しないのです。

彼らは別に嘘をついているワケじゃないと思うんです。体重・体の形・座り方の癖など全部人それぞれ違うのだから同じ感想になるはずがなく、工場製でも品質は完全に一様ではないですから。「部品が入っていない」とか「割れていた」はダメだけどな!

椅子やベッドといった長時間体と密着する家具は「難しい」ということなんでしょう。ロマンティックな言い方をすれば「シンデレラシューズ」なんですよ。世界でただひとつの「私にピッタリの椅子」に出会うまで、ガチャを引き続けなければならない。僕は5万円以上もする椅子ガチャを引けるほど金持ちじゃないので、2万円の椅子でいいです。

※アマゾンレビューの個人評価は業者が入っていると思いますし、個人ブログでもサイレント企業案件があったりするので100%信用できるワケじゃないですが、そんなことを言っていたらキリが無いので。信頼度60%ぐらいで考えておくと良いかと。


で、僕が買った椅子はコレ。月曜に届きます。

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https://www.amazon.co.jp/dp/B0BCF6G5J3/

本当はスカイブルーが良かったんですが、ファブリック製(布)なのでコーヒーとかをこぼしたら一発でアウトです。椅子は洗濯できませんからね。毎日そのシミを見る度に嫌な気分になると思うので、汚れても目立たないブラック(画像左端)にしました。

価格はクーポンを利用して約21,000円。ゲーミングチェアとしてはかなり安いんですが、一台目としてはまぁこんなもんでしょう。レビューでは特に「ギシギシ音がする」という悪評が目立つのですが、これは恐らく組み立て方の問題です。

一般的にゲーミングチェアは組み立て式なので(工場組み立てだと搬送がえらいことになる)、どのブランドであろうと多かれ少なかれギシギシするようです。しかしこれは物理的に当たり前で、金属同士の接合部に力が掛かるので鳴るに決まっています。

これは解決法があって、接点にシリコンスプレーを吹けば大体直るんですよね。なので大して問題視していません。物理的に問題のある構造だったらどうしようも無いですが。

とりあえず丸椅子よりは良いはずなので、月曜日が楽しみですね。どっちみち買おうと思っていましたし、時期的に自分への誕生日プレゼントだと考えても良いし、このタイミングで椅子がぶっ壊れたのは都合が良かったかもしれません。死にかけたけどな!


以下、ゲームの話なので畳みます。短いけど。








 

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