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 [雑記]

僕は墓いらない派。葬式もいらん。その金で美味いもの食ってくれ。

・今週の読書
いつものアレ。

・チュロキー探訪2
意外なる事実。

・格差
で、具体的には?

・今週のゲーム
いつもの。

ほいではポポン。


・今週の読書
今週読了した本:
know:野崎まど

現在読んでいる本:
AIと人類は共存できるか?人工知能SFアンソロジー:多数名
AIとSF:野尻抱介など

今後読みたい本:
AIとSF:野尻抱介など
正欲:朝井リョウ
少女禁区:伴名練
皆勤の徒:酉島伝法

「know」を読了しました。SFとしては概ね面白いと言えそうですが、難も多々ありといったところ。文学としての面白みは一切無く、主人公が逐一説明してくれる新設設計なのでラノベ的なエンタメ作品という位置付けですね。「know」というタイトルの通り人間の「知」をテーマとしてはいますが、読者は一切考える必要もなくストーリーだけを楽しめばOK。やや皮肉っぽい言い方で申し訳ないですが。

難点は「あまりにも幼稚な非現実感」ですね。SFなので嘘科学があっても全然OKなんですが、それは「本当にありそうに描く」ということが出来ていてこそなんですよ。

例えば、作中で「40人だかそこらの敵部隊(プロ)が持つマシンガンの弾道を事前に全て計算し切ることで避ける」みたいなシーンが出てくるんですが、それは無理じゃないですか。相手がどこを撃つか知っていても人間の運動能力では複数のマシンガンから放たれた弾を全て避けるのは不可能です。そんな隙間無いので。避けられたとしたら、そんな飽和度の低い射撃しかできない部隊って何なんだよって話になります。

あとはアニメやゲームにありがちなんですが、凄腕だけど性格が破綻しているハッカーが国の秘密警察的な特殊部隊の隊長ポジションに就いているんですよね。いやいや、そんな危険人物に何でもやり放題の権限を与えるとかどんな国だよ。

ちなみにそいつの容姿は「逆立った金髪」「サングラス」「真っ赤なロングコート」であり、完全にトライガンのヴァッシュ・ザ・スタンピードである。レビューやネット検索では誰もツッコミ入れて無かったけど…作者もトライガン好きなんだろうな。

そういったベタベタのエンタメ要素をぶっ込んでいるため、題材は良いのにライトノベルの枠から出られなかったなという印象です。2013年の日本SF大賞の候補に選ばれながらも受賞を逃したのはつまりそういうことかと思います。多分ね。

もちろん作者はラノベのつもりで書いたのかもしれませんし、ラノベよりハードSFの方が格上だというワケでもないのですが、やはり「浅い」と感じてしまうのです。

物語の舞台が京都大学および京都周辺なので、近隣の地理に詳しい場合には「ああ、あの辺りだな」といった楽しみ方ができるかもしれません。その物語の良し悪しとは別に、知っている場所が出てくると何か親しみが湧きますよね。テレビ番組も同じく。

今日からは「AIとSF」ですね。これは複数の著者による短編集となります。タイトルの通り、内容は全てAIを題材としたSFなんでしょうね。文字が小さめの単行本で430ページなのでそこそこボリュームがあります。頑張って読もう。

→タイトル間違っていました。今週は「AIと人類は共存できるか?人工知能SFアンソロジー」です。「AIとSF」は来週読む本でした。


・チュロキー探訪2
今回はセブンですね。

001.jpg

いつも通りライティング無視のクソ撮影なんですが、パッケージはなんとなく見えますでしょうか。色の濃いチュロキーの上に黒字の印刷なので普通に見にくいです。

価格:159円
重量:111.0g(4個の合計値、個別重量は後述)
成分:たんぱく質1.6g、脂質13.1g、糖質11.4g、162Kcal(1個あたり)

入手性:
13時過ぎに行って1個置いてありました。他の商品の売れ具合からすると補充はまだだったと思われるので、そこまで大人気というワケではないのかもしれません。ドーナツ探訪で行ったときにもドーナツは無かったのにコレはありましたしね。

味など:
牛乳仕込みをアピールしていますが、ミルク感は殆どありません。食感はややソフトですがチュロキーとして十分なサクサク感は備えており問題無し。しかしソフトな食感を出すためなのか、中身が詰まっておらずスポンジ状になっており、しかも若干パサパサしているのでイマイチ。甘味は強めですが、お菓子として食べるならこんなもんでしょう。

詳細は後述しますが、1個あたりの重量はおよそ27.5gであり、脂質割合は47.6%と恐ろしく高いです(ファミマは35.1%)。確かに油っぽくはあるんですが、油っこさはそこまでじゃないんですよね。先日食べたセブンのドーナツはこれよりも脂質割合が低いにもかかわらず油っこさMAXで食べられたものじゃなかったんですが。

恐らくその違いは製造元によるものです。食べた瞬間「ん?これヤマザキじゃない?」と思ったんですが、製造元を見たらやはりヤマザキでした。一方、セブンのドーナツはフジパン系列(じゃないところもあるが)が作っているようです。同じセブンPBであり、しかも同系統の商品なのに、ヤマザキ製造とフジパン製造に分かれているんですね。

ドーナツはあの惨状だったのに、チュロキーはそうでもない。ということはヤマザキの油の質や製法はフジパンのソレより上ってことなんですかね。

しかし油まみれであることは事実なので、食後は口中に不快な油感が残りますし、顔や身体は脂が出てきてテカテカです。やはり味がどうであろうと油まみれなのだなと実感。

その他:
元々かなりこんがりしたチュロキーなので迷ったのですが、1個焼いてみました。ファミマと同条件で3分焼きたかったのですが、恐らく焦げるので1分半としています。

002.jpg

下が焼いたものですが、あまり変わらんですね。これぐらいの焼きだと多少サクサクになる程度でそれほど大きな変化は無いようです。しかしこれ以上は焦げるでしょうし、ただでさえパサパサなのに更に水分を抜くのもアレなのでやめた方がいいですね。

上で少し触れた重量ですが、今回買った商品は 28.5g、28.5g、27.5g、26.5g でした。工場製品とはいえ個体差が出るのは当たり前で、恐らく標準重量は27.5gといったところかと。その場合、4個の標準重量は110gということになりますね。

ファミマは82.5gで128円なので1gあたり1.552円、セブンは110gで159円なので1.445円です。重量単価ではセブンの方が7%程度安いため、大体消費税分ぐらい得です。

総評:
4個入りなので一気に食べなくても良いとか、再封用のシールが付いているとか、重量単価が若干安いといった点は高く評価できるんですが、いかんせん成分・味・食感という食品として最上級に重要なものが全てイマイチ。なので僕的には「無し」です。

どちらも同じヤマザキ製だし、どちらもチュロキーなのだから材料が全然違うってことは無いと思うんですが、ここまで違うとは。やはり一番の差は「大1個」なのか「小4個」なのかの違いかなぁ…表面積や揚げ時間が変わってきますからね。

ドーナツの時もそうでしたが、なんでセブンのお菓子は油っこいんだろう…若い子はその方がおいしいと感じるでしょうから、そういう層に向けているんですかね。砂糖、塩、油が入ってりゃとりあえず何でも美味いってのはまぁ分からんでもないです。大人になって色んな食品の味を知ると、そうでもないなって話になってくるんですが。

あまりこういうことを書くと怒られそうですが、ドーナツといいコレといいネット上で高評価されている意味が分かりません。業者なのかな。別に好みを否定したいワケじゃないんですけど、この油を感じられない舌では公平なレビューは書けないでしょう。


以下、不穏な話なので畳みます。







 

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