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 [雑記]

蚊も寝ろ。寝て下さい。お願いします。

・今週の読書
いつものアレ。

・例のパン
果たして。

・AIの正しい使い方
他力本願記事。

ほいではプーン。


・今週の読書
今週読了した本(リタイア):
皆勤の徒:酉島伝法

現在読んでいる本:
止まりだしたら走らない:品田遊

今後読みたい本:
正欲:朝井リョウ
少女禁区:伴名練

「皆勤の徒」をリタイアしました。全4章のうち2章までは読んだのですが、これはちょっと無理ですね。「現代SFの到達点」とか「世界水準の傑作」とかいう売り文句でしたが、それはどうかなぁ…と。いやまぁ、この手の文句は定番ですが。

この作品の特徴は、難しい漢字を使った造語が沢山登場するのでとにかく読みにくいということです。この造語には意味があって、例えば「球体」は「球體」と書かれています。それはなぜかというと、その球体を構成しているのは異形の生物の肉体であるので「異形の生物の肉体で構成された球体」などという説明的な文章を使わず、肉体を意味する「體」を用いて「球體」とすることで一言で表現できるということですね。

このように意味のある難しさについては、創意工夫を凝らした素晴らしいギミックだと思うんですよ。問題は、そういった表現があまりにも乱発されていてクドいということと、特に必要の無い部分もわざわざ難しい漢字を使っているということです。

これにより、文章全体が画数の多い漢字で埋め尽くされています。これも無意味というワケではなくて、そうすることで骨ばったグロテスクな雰囲気を作り出しているので必要ではあるんですよ。ただねぇ…ちょっとやり過ぎなんじゃないかなぁと。「骨格」を「骨骼」と書いたり、「細螺(しただみ)」や「土師部(はにしべ)」という特にそうである必然性もない言葉を人名にしてみたりなど。

別のものに例えるなら、フェンディのドレスやスーツで全身「F」のロゴで埋め尽くされているヤツあるじゃないですか。もしくは、全身ドクロのシルバーアクセサリでジャラジャラしている人。ああいったものがカッコイイと思えるならいいんでしょうけど、僕はそうは思わないんですよね。シンプルなデザインの方が好きなので。

小学校の頃、同級生にやたらと画数の多い漢字(薔薇とか髑髏みたいなヤツ)を書きたがる子がいたので、彼ならきっとこの本も楽しく読めるのだろうな。

とはいえですよ。それを受け入れて「この雰囲気が好きだ!」と思えたとしましょう。だとしても内容がそこまで面白くないんですよね。つまらないということはないんですけど、2章までの内容や解説を読む限りでは平凡なスペースファンタジーです。「現代SFの到達点」とか「世界水準の傑作」は言い過ぎ。

今日からは「止まりだしたら走らない」ですね。先日の「AIとSF」に収録されていた同著者の短編が無茶苦茶面白かったので、期待大でございます。


・例のパン
いとこに近いとされる例のパンを買ってきました。

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492Kcal、実はドーナツより低い。

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トーストも。

あー、これはなんというか、あまり良くないマーガリンですね。風味がかなり弱くて、ショートニングに近いです。よく言えば余計な味がしないんですが、ぶっちゃけただの固形油以上の何かをあまり感じない。マズくはないですが、美味さもありません。砂糖は可もなく不可もなく普通の砂糖で、量は程良い感じですね。

一方で厚切りのパン自体はなかなか美味しくて、この厚みがマーガリンの油っぽさを上手く和らげている感じがします。もしもパンが薄かったらクドかったかもしれない。トーストするとマーガリンとも調和して、なかなか良い感じになります。

総合的には10点満点中5点、トーストすれば6~6.5点といったところでした。記載しませんでしたが成分的にもボチボチではあるので、手早く安価に食事を済ませたいというニーズには合うかもしれない。これとプロテインでPFCバランスはかなり整います。ビタミンやミネラル?サプリ飲んでください。やっぱサプリが万能なんだよな。

上の通りこのパンは厚いですが、いとこは薄いのでクドさだけが残るのかもしれませんなぁ…いとこも分厚い生地や、しっかりとしたプレーンビスケットの土台があればいい感じに薄まるのかな?いとこが更に薄まって、はとこ…どうでしょう。


以下、AIの話なので畳みます。







 

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